![]() 羽衣の滝 敷島の滝からの帰りにもう一度 滝見台に上って撮影したもの。 この時間になってようやく 滝に光が当たった。 8/16だと、午前9時頃である。 右側からも滝が流れ込んでいるが、 写真ではよくわからない。 ![]() ちなみに、これが7:40頃の 光の回り方。 ![]() 上の部分のアップ。 どうしても右側の滝が うまく写せない。 ![]() 絹のような流れ。 本当になめらかでした。 ![]() 敷島の滝 大迫力の北海道のナイアガラ。 滝だけでは大きさは分からないだろうが、 かなり大きい。 ![]() で、ちょうどすれ違った旅人をタバコ役に 大きさ比較写真。 って、小さすぎて分からない。 赤い丸の中が旅人。 |
2003/8/16 羽衣の滝(270メートル) 北海道東川町 この北海道の滝めぐりで何が楽しみかって、落差270メートル、日本で第2位の落差を誇る羽衣の滝を見ることが一番の楽しみだった。(ちなみに第一位は、富山県の称名滝である) 念願かなって、すぐ近くの天人峡温泉の宿が格安で予約でき、朝早くから滝を見に行くことが出来た。 前日に行った層雲峡の銀河・流星の滝があまりにも見事な観光滝だったので、こちらの滝はどうだろう、と少々心配だったが、温泉街(といってもホテルが4つほどあるだけ)からの遊歩道は整備されているが舗装などされていずに、自然の景観を壊していない。沢沿いの道なのでほとんどなだらかで、浴衣に下駄履きで散歩気分で来ることも可能だ。 私たちはさらに上流の敷島の滝まで行くつもりだったので、装備はかっちり決めて行った。 15分ほど歩くと、トイレのある広場に出る。ここから右に進めばやや遠くから滝を眺めることができる橋の上に出る。ここからだと滝の高さや山との関係がよくわかるが、滝つぼは見えない。 ![]() トイレの脇から階段を登ると滝見台に行くことができる。階段は少々キツイが、汗をかくほどではない。 滝見台からは滝つぼがよく見渡せて、羽衣のような滝の流れの模様もよく分かる。 岩盤がみがきみまれていて、とてもなめらかになっている。そこを水が流れるので、絹のように見えるのだろう。これほどの落差がありながら、豪快というよりは優美な滝である。 ひととおり撮影を終えて、私たちはさらに先に進んだ。 下の滝見橋を渡って進むと敷島の滝があるのだ。 この滝は北海道のナイアガラと呼ばれているらしい。羽衣の滝からさらに30分くらいというから、けっこう甘くみていた。なんといっても羽衣の滝までが楽チンな道のりだったのだ。 ところが、プチアドベンチャーでした。 まず、吊り橋出現。これは頑丈な吊り橋なので、さほど怖くはない。それからぬかるんだ道。数日前に台風が通り過ぎた北海道、道がグチョグチョだった。それから河原に出て、ゴロゴロの岩の道なき道を進み、急に登って下って、敷島の滝に到着した。 ![]() ![]() ![]() 忠別川にはたくさんの小滝が流れ込んでいた。 ![]() 落差20メートル。だが、落差よりも幅が広い。ナイアガラっていうのは言いすぎのきらいがあるが、それでも迫力満点である。 それに滝つぼ近くまで降りていくことができる。豪快に忠別川の全てが落ちる滝から飛沫がざばざば飛んで来る。気持ちがいい。これがあるから滝めぐりはやめられない。 北海道の駆け足滝めぐりの締めくくりにふさわしい、いい思い出の滝になった。 ![]() ![]() ところで、朝早くに通った時には羽衣の滝にはまだ朝日が当たっていなかった。 帰りに見てみたら上手い具合に滝のほとんどに日光がさしている。もう一度階段を登って滝見台に行ったのは言うまでもない。午前中のほうが日光があたるとは思うがあまりに朝早いのも日陰になるので、ベストな時間に訪れるのは難しいかもしれない。 その後宿にもどり、とても親切だった宿の人に挨拶をして、帰り道にある『森の神様』という樹齢900年の桂の木にも挨拶して、千歳空港への道についた。(美瑛、中富良野にも寄り道したけど) この日の宿の情報、『森の神様』についてなどはこちらへどうぞ。 |
交通 実は、夜暗くなってから、カーナビの案内だけを頼りに行ったので、どこをどう行ったのかさっぱりわからない。 道央自動車道旭川鷹栖ICを降りて、市内をぐるーっと回って国道237号に出たらしい。それから、北美瑛まで行き、道道213号を利用して、その突端の天人峡に至ったらしい。 だが、あとで地図を見ると旭川市街から道道212を利用すればまっすぐだったんじゃないか、と、不思議になっている。どうしてカーナビはわざわざ北美瑛までつれて行ったのだ。そのほうが早かったのか。謎である。 羽衣の滝は天人峡温泉からゆっくり歩いて30分弱。天人峡温泉の駐車場はトンネルを出るとすぐの場所にある。 敷島の滝は羽衣の滝からさらにガンガン歩いて30分強。足回りはきちんとしたほうがいいだろう。 |
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