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 北精進ケ滝(のはずだった)
2002.GW滝巡り その1





石空川上流の滝
これが北精進ケ滝だったらなぁ。
でも、あまり人に見られることのない
滝です。
小さく写ってますが、
けっこう大きな滝でした。




写真1
手前にダンナがいるので、
岩の大きさがわかります。
ガードレールもあります。



写真2
わかりづらいですが、
ガードレールと石組みの立派な道路に
ぶなの若木が生えています。


写真3
正面が八ヶ岳。
で、下の白い曲がった線が
川です。たぶん石空川。
幻の橋より撮影。


写真4
土砂崩れ。わかりづらいですね。
滝のすぐ横で岩盤が崩れています。
2002/5/3 北精進ケ滝(のはずだったのに 山梨県武川村
じつは北精進ケ滝には行けていないので、ここに詳しいレポートをするのもなんなのだが、ちょっとない体験をしたのでレポートしたい。
まず、北精進ケ滝に行こう、と思ったのがお弁当を食べる場所がない、というヘンな理由だったのがマズかった。この日は、観光地の山梨県甲府市、昇仙峡にある仙娥滝に逝くだけの予定だった。GWのこと、かなり道路も混雑していると踏んでゆったりめのプランにしたのだ。しかし、あまりにもゆったりすぎた。お昼前には山梨に着いてしまって、まさか昇仙峡でお弁当食べるのもなぁ、と困ってしまった。そこでマップルを開いて北精進ケ滝に行ってみようか、ということになったのだ。
滝関係の本を一冊も持って行かなかったのも敗因である。マップルの10万分の1の地図だけを頼りに北精進ケ滝をめざす。
国道20号線から滝に行くには2通りの道が記されている。
ひとつは上円井の交差点から小武川沿いに行く道。ひとつは牧原の交差点から黒沢川沿いに行く道。当たりは後者。我々は前者を選んでしまった。
小武川はそのまま上流に行くと青木鉱泉や南精進ケ滝などがある美しい川である。しかも、キャンパーに人気の川らしく、川沿いの道は細い砂利道にもかかわらず、次から次と4WDの自動車が駆け抜けて行く。曲がりくねった道のあちこちに『命落とすなスピード落とせ』といった感じの看板があったが、まさかこんな道で暴走するのか、と思っていたら、後ろから土煙をもうもうとあげて軽の4駆2台が疾走して行った。ちょうど地図を確認するために脇に寄っていたが、ちょっと恐かった。
河原は真っ白な瓦礫のような石がゴロゴロしている不思議な世界である。この山は墓石のような白い石でできているらしい。
地図が指し示すように青木鉱泉のほうには行かずに途中で御座石鉱泉のほうに向かう。御座石鉱泉には広い駐車場があり、100名山の鳳凰山へここからも登山することができるらしい。幸い河原に降りる道があったので、そこで河原に降りてお弁当を広げる。
登山者のためのトイレもあったので利用して、ここからは自動車侵入禁止の看板があったので、歩くか?と思っていたところその道から自動車がおりてきた。運転手のおじさんにどこまで行けるかと聞いたところ「滝まで行けるよ」との答え。らっきー。さっそく自動車に乗って、看板を通り越して滝に向かう。
しばらく舗装された道路を走る。川沿いの道よりずっと広くて快適である。が、道路脇に4台ほど自動車の止まっている地点に来た。そこからは未舗装の道。よく見ると、林道終点。そして、道の先のほうに北精進ケ滝と矢印がある。歩いてみることにする。
しばらく歩くと側道があったのでそちらに行くと行き止まり。仕方なく戻り、看板かなにかないかと探すがない。林道は未舗装だが、自動車が走れそうなので自動車まで戻って行ける所まで行ってみることにする。
とんでもない道だった。崩れかかった道である。とにかく行ってしまったらターンもできないので進む。と、あった、看板が。なんと、進むと吊り橋と駐車場、戻ると北精進ケ滝とある。な、なんだとー。側道は1つしかなかったぞー。
そこでターンができたので、また危険な道を自動車で戻る。さきほどから自動車が4台ほど止まっている林道の終点まで行ってみて、よーく調べると、なんとそこから上に登る道があるではないか。しかも、昔自動車が通れたらしいが、今は使用されていないような道である。入り口が少し崩れていて解らなかったのだ。
喜んで進む。
自動車が通れたくらいなので、とてもなだらかな道だ。全然困難な道程ではない。どうしてこの道が使われなくなったのかしらん、と思っていたら、目の前にその理由がデンと現れた。(写真1)
巨大な岩。こんなんが落ちて来られたら、ちっょとイヤである。それにしてもきっちりと石組みしたりガードレールを整備したりしている道なのに、こんな岩くらいで打ち捨ててしまうのだろうか。
もう道のまんなかの樹木がこんなに大きくなっているのだから、5年以上は使われていないはずである。(写真2)
しばらく進むと、理由がさらにはっきりしてくる。とにかくあちこちに土砂崩れがあるのだ。土砂というよりは瓦礫が道をふさいでいる。大きなビルを爆発させたらこんな瓦礫になるんじゃないか、という感じの角張った石がゴロゴロと山から落ちている。今は山は静かで瓦礫を登ってさらに進むことができるが、もしここで一たび地震でもあれば、私たちはその瓦礫の下敷きになること間違いなしである。
が、このむこうに滝かあると信じているので、どんどん進んでしまう。
いくつか瓦礫の山を越えると、信じられないものを目にした。
立派なアーチ橋である。はるか下方には白い石の清流が流れている。が、もちろん使うものもいない橋。じつに惜しいことに橋を写真に撮っていない。なんてマヌケだろう。この打ち捨てられた橋は、とにかく不気味だ。建設するにはかなりの費用と労力が必要だっただろう美しいアーチ橋。地蔵橋、とある。昭和40数年の建設。いったい何年前から誰も使わなくなったのだろう。
ダンナは渡って大丈夫かと心配だったというが、私は無頓着に渡ってしまった。なにせその先に北精進ケ滝があると信じているのだ。みんなこの橋を通って滝に行っていると信じているので恐いものはない。
が、その先は行けなかった。瓦礫の山があり、また乗り越えて行くつもりだったが、とても不安定だったのだ。さすがに私もここにきて間違いだったかと観念した。
戻って、橋の上流にあった滝を撮影。滝から見える八ヶ岳も撮影(写真3)。それだけやってどうして橋を撮影しないかなぁ、こいつは。
滝は、半分土砂崩れになっていて、あと数年したら形も変っているだろうと思われる(写真4)。沢は緑に吸い込まれて行って、先の方で白い大きな流れになっている。
かなり脱力した。これは、間違いなく北精進ケ滝の上流なんだなー、とわかるが、どうしようもない。もどって、さらにチャレンジするつもりにもならない。
あとは、ゆっくり気をつけて来た道をもどるだけだった。


2004年4月10日にリベンジ成功いたしました。
この橋は北精進ケ滝とは谷が違う沢にかかっている橋だと判明しました。
リペンジのレポートはここへ
交通
北精進ケ滝は、国道20号線牧原交差点から案内板にしたがって進めば吊り橋の近くの駐車場に着くらしい。まちがっても御座石鉱泉がわから行こうなんて思わないように。
林道終点の地点から入れる廃道も危険なので行かないように。我々はあくまで勘違いしていたので進んでしまったが、好きこのんで行く道ではない。瓦礫も運がよかったから崩れなかったが、崩れてもなんら不思議ではない。幻の橋を見つけようなんて思わないように。
リンク
武川村

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