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北精進ケ滝
ついにリベンジ編
 





北精進ケ滝
奥にかすんで見えるのが北精進ケ滝である。
地図には精進ケ滝として載っている
場合もあるが、
ここでは小武川支流にかかる
南精進ケ滝との対比で北精進ケ滝と言う。




最大限アップにした北精進ケ滝。
両側にまだ氷の白い塊がついている。
落差121メートル。
遠望でも迫力だ。




こちらは精進ケ滝林道の途中の
滝が見えるポイントから見たもの。
やや上からの撮影になるので、
滝の上流の沢が少し見える。





滝見スペースから見た
九段の滝。
落差18メートルとあるが、
見た感じだともっと長く見える。




下が一の滝(魚止めの滝)。
上が二の滝(初見の滝)。
真ん中に橋がかかっている。




近寄るとけっこう高い二の滝。
日光が当たって虹が見えていた。




二の滝の滝つぼ。
とにかく水は透き通っていて、
とても綺麗だった。




三の滝(見返りの滝)。
小ぶりだが、きゅっと水が集まって
勢いがいい。

2004/4/10 北精進ケ滝     山梨県武川村  (落差121メートル)
2002年5月、とんでもない間違いをおかし、とんでもない道に迷い込んで名も無い滝を見て帰り、2002年8月、林道が閉鎖しているにも関わらず行っていまって無駄足を踏み、この北精進ケ滝は我が家にとっては長野県の米子大瀑布と並んで行けそうで行けない鬼門の滝になっていた。
が、今回はなんとかその姿を拝むことができた。
北精進ケ滝のある武川村には樹齢2000年とも言われる桜の古木、山高神代桜がある。この満開の時期にあわせて滝を見ることができないか。去年は満開の時期にはまだ林道が閉鎖されていた。泣く泣く諦めて、今年に賭けた。
今年は雪解けが早かったのか、林道の整備が進んだのか、きっちりと通ることができた。
満開の山高神代桜を見終わったあと、自動車を精進ケ滝林道に進める。(神代桜のレポートはここへ
しかし、イヤな予感はあった。
神代桜への道案内の下には必ず「精進ケ滝」という文字がある。桜の近くで配っている武川村のパンフレットにも美しい滝の写真が載っている。
これは、桜ついでに興味のない人までもが滝に向かうのではないか?
どうも当たったようである。
キャンプに向く季節でもないのに、狭い林道に自動車が進んで行く。
おいおい、つばの広い帽子を優雅に被った軽自動車のおばちゃんまでが行く。
すれ違う自動車も多い。
林道というからにはあまり道幅は広くない。しかも雪が溶けて間もないためかあちこちに土砂崩れのあとや落石などもある。
慣れない人が近寄っては迷惑になる道だというのに、どうも慣れない人ばかりが向かっているようである。
私たちはお昼前に滝に向かう遊歩道の出発地点である吊り橋のたもとの駐車場に到着した。その段階で15,6台はとまれそうな駐車場がいっぱいになっていた。
観光名所でもない滝にはあるまじき自動車の量である。しかも、どんどんと自動車は到着して、奥の回転スペースらしい場所にまで駐車しはじめた。
が、吊り橋の近くにある案内を読んで躊躇する人が多い。滝まで40分かかる。そりゃあまあ、すぐに滝を見られると思った人には躊躇する数字だろう。
我々はトレッキングシューズに履き替えて出発した。
  
出発点の吊り橋。かなり立派なものだ。
どういうわけか犬づれの2組と同時の出発になってしまった。散歩コースと言えるほど楽な遊歩道ではないはずなんだが。
左手に石空川の渓流を見ながら歩いて行くと10分ほどで滝が現れる。左奥にも滝があるのだが、その滝の説明は全くなかった。右側の滝が一の滝(魚止めの滝)である。すぐ上流に二の滝(初見の滝)もみえている。一の滝と二の滝の間に橋がかかっていて、それを渡ると二の滝の脇を登る梯子と言ってもよい階段が見える。
犬づれはここまでしかこれないだろう。まちがっても犬はこの階段は登れまい。
いや、待て、人間も登るのが大変である。なんだか歩幅が妙な感じなのだ。危うく落ちそうになりながら登ると、あとはそれほど大変でもない道だった。途中階段や吊り橋などがあり、昔は渡渉させられただろう場所も濡れずに楽々進むことができる。

  
梯子と言ってもいい階段。左側に私の足。ほぼ垂直です。右側の白い部分は二の滝。

  
三の滝のそばの橋。滝のほぼ上を渡る。

  
この橋は斜めに階段状に登りながら渡るのだ。

  
帰り道も撮影。妙に気に入った橋です(笑)
こちらは蝶を見つけては歩みを止めて撮影していたので、何組かの人に追い越された。越冬種の蝶が何種類か飛んでいた。
ゆっくり進んで40分で北精進ケ滝の下流にかかる九段の滝が見えてきた。ちょうど日光が当たってキラキラと輝いている。綺麗だ。
ほどなく滝見スペースに到着。たくさん人がいるかと思いきや、1組の夫婦らしい人がいるだけで、彼らはすぐに戻って行った。私たちが滝を見ているともう一組夫婦がやってきて息をついていた。
九段の滝はキラキラと光っているが、問題の北精進ケ滝はそのはるかに向こうにかすんで見える。思ったよりもずっと遠い位置にある。
ぽかぽかと暖かい日だったが、北精進ケ滝は両側にまだ氷の塊をたずさえていた。
九段の滝の上流にもうもうと水煙があがっているのが見えたが、あれは北精進ケ滝のものなのだろうか。落差121メートルの迫力である。
近づいて見てみたい気もしたが、滝見スペースよりはるかに遠くである。しかも立ち入り禁止とでかでかと書いてある。一般人たる我々はここで我慢しておこう。
しばらく滝見スペースで滝を堪能してから、その場をあとにした。
帰路、すれ違う人たちから滝は近いかとか、滝はすごいかとか聞かれた。
正直に滝は凄いが遠い。道はちょっと大変な所もあると答えた。
桜の観光客が間違って来てしまったとしても、春の渓流を楽しみながら百選の滝の素晴らしさを味わってくれるのならそれはそれでいいかな、とも思った。
駐車場に戻って、お弁当を食べて、まだまだ日が高いので、我々は次なる桜を求めて韮崎市に向かったのであった。
ところで、林道の途中に遠望で北精進ケ滝を見ることができる場所がある。
そこから2002年の5月に間違って行ってしまったうち捨てられた橋と滝の位置関係が見てとれた。
あの橋を渡ってもかなり歩かなければ滝には到着しない。つまり、滝の上流の橋に来てしまったと思い込んでいたが、別の沢にかかる橋だったようだ。しかも、もしちゃんと道がついていたとしても、北精進ケ滝の落ち口あたりに到着してしまうのではないか。返す返すもとんでもない道に行ってしまったもんである。遭難しないでよかった。(とんでもない道のレポートはここへ
  
黄色い矢印の下に幻の橋が見える。わ、分かりづらい。

  
橋が黄色、滝が赤い矢印の下である。どう見ても谷ひとつ違う。よくも間違えたもんである。
交通
  中央自動車道須玉ICを降りて、国道141号線を長野方面に向かってやや走る。高速道路の高架をくぐってすぐに左折すると県道611号と表示があるので611号に入る。道なりに国道20号に出る。ここが牧原という交差点だ。ここを直進しても滝へ行く道はあるが、分かりやすいのは国道20号線を韮崎市方面にやや進み、右側に「神代桜」「精進ケ滝」という案内板が出ている所に入るルートだろう。この道なら迷わずにまっすぐに精進ケ滝林道に入ることができる。
あとは林道なので間違うことはないだろう。大きな吊り橋のそばに駐車スペースがある。
トイレかと思われる建物はトイレではないので、林道に入る前にすませておいたほうが無難。

リンク  武川村


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