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4月3日 お休みの日(雪国植物園) ・ 4月10日 おぶせ温泉(山梨桜めぐり)
4月18日 糸桜里の湯ばんげ(会津五桜) ・ 4月24日 湯田中駅前温泉「楓の湯」(素桜神代桜リベンジ)
4月25日 お休みの日(中条チューリップフェスティバル) 、 4月29日 桜めぐりは続く

4月3日(土)  お休みの日(雪国植物園) 
この週末は何かと忙しかった。毎年おなじみのドブ掃除もあった。ただ、土曜日もお休みだったので、ギフチョウでも探そうかと少し自動車を走らせることができた。もっとも何のあてもなただフラフラしているだけでは小さな蝶はみつけられない。
そこで以前みかけたことのある場所に行ってみたのだが、まだ雪も残っている状態でギフチョウのギの字もなかった。
ところで、ギフチョウは幼虫の時にカンアオイという植物の葉を食べ、蝶になるとカタクリなどの蜜を吸う。そのどちらも揃っている場所に行けば出会える確率は高い。そんな場所はどこかにないものかしらん。
そういうことを考えつつ、日ごろ滝をめぐっている時にみかける草花の名前がわかればいいな、と長岡市にある雪国植物園に行ってみることにした。
長岡市でも少し標高の高い所ではまだ雪が残っているのだが、雪国植物園にはたくさんの山野草が咲いていた。
植物園といえば、きっちり整備されている花壇にネームプレートをつけた植物が整然と並んでいる姿を連想するのだが、この雪国植物園は山をそのまま公園にしたような場所である。もっともそこにある植物は丁寧に世話をされていて、遊歩道からみやすい場所に植えられたりしているのだが、ほぼ自然のままの状態で見ることができるようになっている。よって、あ、きれいな花と思ってもネームプレートがないものだから、花の名前はすぐにはわからない。
出入り口に今咲いている花が写真入りで紹介されている程度である。
ただし、そこここに案内人がいて(頼めば同行してくれるらしい)尋ねれば教えてくれると思う。
4月とはいえまだまだ寒く、雨まじりのこの日でもけっこう大勢の人が山の遊歩道を散策していた。
一番目についたのはショウジョウバカマだったが、これは滝めぐりの時に本当の野生状態をよく目にするので写真には撮影していない。しかし、花は難しいです。風でブレるし、白い花はとんでディテールがわからなくなるし。へたくそでスミマセン。実物はもっと綺麗ですので、山野草に興味のある方はぜひ行ってみてください。
    
  
カンアオイの花とカタクリの花。これがセットになっていれば、ギフチョウの存在も期待できるのだが。

    
  
たぶんどちらも雪割草。色々な種類が可憐な花を咲かせていた。

    
  
水芭蕉とザゼンソウ。どちらも葉っぱは何かの野菜のようである。

    
  
ニリンソウとイカリソウ。正式名称はもっと長かったみたいだけど。

  
これは福寿草。

『雪国植物園』 長岡市宮本町3丁目 0258−46−0030 入園大人300円  
http://www.niks.or.jp/syokubut/
国道8号線を長岡市街から柏崎方面に向かって進む。関越自動車道をくぐり、次の宮本ICで降りて西山町方面に進む。このあたりで道の脇に小さな『雪国植物園』の看板が出始める。県道48号を西山町に向かって進み、北陸自動車道をくぐると、集落に入る。ここで看板の通りに集落内の道を進む。集落に入ってからは少し細い道を行くことになるので、案内看板を見落とさないようにしよう。駐車場は広い。園内は山なのでそれなりの足回りは必要である。


  4月10日(土) おぶせ温泉  桜の名木めぐり
今年も桜の季節がやって来た。一昨年は滝桜、昨年は薄墨桜、となれば、日本の長寿桜の筆頭である山高神代桜を見に行かないわけにはいかない。ちょうど土日の連休に桜の満開の時が重なった。しかも晴天。
有名な桜だけに混雑が予想された。そこで午前中に着けるように朝6時過ぎに出発した。順調に高速道路を進み、10時には山梨県武川村に到着。道は渋滞していなかったが、駐車場はすでにほぼ満車で一番遠い場所しか空いていなかった。もっとも、一番遠い場所は400円。ここからもう少し近い場所で500円になる。100円得したと思えば5分も違わない場所なので納得できる。
山高神代桜は実相寺というお寺の中にある。実は私はこの樹齢2000年とも言われるおばあちゃん桜はお寺の境内にポツンとあるとばかり思っていた。ところがお寺全体が花の寺のようになっていて、実に華やかだった。スイセンや色々な種類の桜が鮮やかに咲き誇っている。その一角におばあちゃんは着飾って座っていらっしゃった。
例えば滝桜のような豪華さはない。例えば薄墨桜のような幽玄さもない。だが、なんというか、太い幹のふしぶしになにかしら凄みのようなものがあった。あちこちに樹医による措置が施されていて、まるでサイボーグのように見えなくもないのだが、それでも上に向かって枝を伸ばして、しかも満開に花を咲かせている。
木を守るために被せられた屋根がまたお茶目に見える。還暦のおばあちゃんに被せてあげる赤い帽子のようである。

  
  
樹齢2000年と伝えられている山高神代桜。今年もきっちり咲いてます。
    
  
太くふしくれだった幹。しかし黒々として綺麗だった。右はおばあちゃんの帽子。保護のための屋根である。
    
  
実相寺は桜とスイセンの寺である。神代桜のほかにもたくさんの桜が咲いていた。青空に飛行機雲もくっきり。
この日の目的は神代桜のほかに武川村にある日本百名滝のひとつ北精進ケ滝を見るというものもあったので、長居はできない。近くにあるという桜並木などはパスして北精進ケ滝に向かった。(レポートはただ今製作中。)
滝を見終えて、お弁当を食べて、まだ1時過ぎ。空はいっそう青く、お花見日和は続いている。となると、向かう場所はひとつである。武川村から近い場所に、これまた有名な一本桜『王仁塚の桜』があるのだ。
背景に八ヶ岳を借りたこの桜の写真はあちこちで目にすることができる。
またしてもびっくりなのだが、私はこの桜は小高い丘にポツンとあるのだとばかり思っていた。しかし、なんと畑のど真ん中にあった。しかも、鉄塔の隣に立っている。こ、これはイメージとかなりギャップがあるぞ。でも、大勢のカメラマンがカメラを構えていた。そのそばに行くとちゃんとよく見る構図の桜が撮れた(笑)それはそうと、その位置とは逆の方向から見るとなんと富士山とのツーショットもできる。が、電線が必ず入る。よくもまあこんな場所に高圧電線を通したもんである。もっとも、この桜がこんなに有名になるとは鉄塔を建てた時にはわからなかっただろうけど。

  
  
八ヶ岳を背にした王仁塚の桜。
    
  
裏からの姿。右下に富士山があるのわかりますか?幹の周りには紫の花。
    
  
幻滅しないように。左は上の大きな写真を撮った位置から引いた図。右は山側の道から見下ろして。畑と鉄塔と同居してます。
このままどこか近くの温泉にでも入って大人しく帰ろうかと思っていたが、実は行きがけに見た長野市の桜が見事に咲いていた。となると、神代桜続きで長野市にある素桜神社の神代桜も見ごろなんじゃないか、という思いが浮かんでしまった。あいかわらず空は青い。行かずばなるまい。
韮崎インターから乗ってもいいのだが、国道20号線と高速道路はこのあたりでは微妙に離れているのだ。少し北上して、道の駅白州でおいしい水でも調達しよう、ということになった。
武川村でおそらく神代桜のためだと思われる渋滞が少しあったがあとは順調に白州に到着。しかし、水は汲み口に長い行列ができていて、諦めざるを得なかった。仕方がない、高速道路に向かおう。
しかし、御覧なさい。最寄の小淵沢インターのそばに日本百名水の印が。
『大滝神社湧水』である。ここで水を手に入れよう。
やや戻る形になるが、自動車をその方向に進めると、おやまあ『神田の糸桜』の看板が。これは神様が行けとおっしゃっているのだ。どんな桜か全く知らないが、とりあえずそっちにも行ってみることにした。
まず『大滝神社湧水』へ。あの白州の水の行列を考えると、嘘だろう、と思うくらいシーンとしていた。私たちは鳥居のある場所から入ったので正式な駐車場ではないのだが、まず自動車が1台も止まっていなかった。鳥居をくぐって中央本線をくぐって、神社に着いてもシーンとしていた。わずかに家族連れ一組と男性が1人いたくらいである。
何箇所も行ったわけではないが、日本百名水でこんなに人がいないのは初めてである。どういうわけかニジマスの釣堀があったが閉まっていた。きれいなニジマスがきれいな水の中たくさん泳いでいた。
湧水は神社の裏の山の下からどんどんと出ていた。とにかく出て来る量がすごい。ドバドバとなんにもない穴から出て来る。その湧き口からちょくせつ水を汲むようになっている。このやりかただとポリタンクに入れるのはなかなか大変である。手をひたしてみると冷たくて暖かすぎる春の日には実に気持ちよかった。飲んでみるとまったく癖のない無味の水。とりあえずペットボトルにつめこんだ。

  
  
鳥居のそばにちゃんと日本の名水百選とかかれていた。
    
  
山の下からどんどん水が湧き出ている。それをどばどばと落としている。右は竹ではなく丸太の樋である。
本来であればここの境内を借りてコーヒーでも入れようということになるのだが、そろそろ日が傾いてきている。これからまだ長野に行くつもりのわたしたちは少し急いでいた。神社の案内を見て『神田の糸桜』に行く。
糸桜の近くまで行くと駐車場があった。何台かの自動車が止まっていたが、さすがに超有名どころではないので無料の駐車場である。
しかし、近くは車両通行止めにしてあった。5分ほど歩いて桜のそばに行く。
糸桜というだけあって、エドヒガンの枝垂れ桜である。遠くに富士山があって、なかなかいい絵になりそうな桜である。
が、惜しいことにまだ2分咲きくらいだった。これ、満開で時間帯がよければ、富士山を背景にいい写真が撮れるんだろうなぁ。田んぼのどまんなかの1本桜である。ついでに言えば時間を読めば中央線に電車が通る瞬間があるので鉄道好きにもたまらない場所かもしれない。

    
  
右下に富士山があるんだけど。まだ二分咲き。ライトアップもあるらしい。
    
  
真ん中下に富士山があるんだけど。満開ならさぞ見事だろう。
さて、我々にはまだ先の行程がある。
小淵沢ICから中央自動車道に飛び乗り、一路長野へ。
ここで一つ問題がある。私たちは最初から長野に行く予定は全くなかった。ので、長野の地図は持っていない。唯一関東全域の地図に長野が載っているくらいである。その大まかな地図におおまかに『素桜神社の神代桜』の場所があるだけである。
まあ、有名だから長野市に入ったら案内くらいあるだろう、と思っていた。
無かった。
見事に無かった。
仕方がない、大まかな地図で目指そう。だいたい善光寺の裏くらいである。この地図で行くと道がうねっているから山のほうだろう。
まず、長野市のど真ん中を通るのは渋滞しているので避けたい。そこで北長野駅に向かったが、どこでどう間違ったのか三才駅あたりまで出てしまった。詳しい地図がないので、いったいどこにいるのかさえわからない。かなり時間をロスしてようやっと善光寺の裏山に。目指すのは大峰山である。おおまかな地図ではそのあたりに桜のマークがあるのだ。
しかし、この時点ですでに山に太陽は沈みかけていた。
山の神温泉の桜にぼんぼりが灯って、なかなか綺麗だったが、私たちが目指しているのはこの桜ではない。大峰山に向かうと七曲という屋根付きのとんでもなく曲がりくねった道に入ってしまった。どひゃー、どんどん山奥になる。こんな場所にあるのか、神代桜。
峠に出たところで近くの観光地図があった。自動車を降りて見てみると、あーーーー、あったよ、神代桜。間違った方向にだけは行っていなかったようである。少し走ると小さな案内看板も出てきた。その看板通りに行くとどんどんと道は細くなり、どんどんとさびれた方向に行く。それから山の中の集落に入り、いきなりここにあると矢印が上を向いていた。
自動車を降りるとコンクリートで固められた高台に神社があって、夕闇に黒々と大きな木が立っていた。
あった。神代桜。
でも、なんていうこと、全く咲いていなかった。そりゃそうだ。これだけ標高があがればいくら長野市で咲いていても、蕾が固くても仕方ないだろう。
西の方向にわずかに夕焼けが残っている。咲いていたら綺麗な瞬間だったろうなぁ。
最後の最後で桜のタイミングの難しさを思い知った。

    
  
道より高い位置に神社と桜はある。右は画像処理してなんとか見れるようにした幹。樹齢1200年以上。
  
  
夕焼けが綺麗でしたとさ。
でも、こんなにとんでもない場所にあるのか、『素桜神社の神代桜』。もう、たぶん二度と来ないでしょう(笑)(すいません、二週間後にまた行きました)
長野に来てしまったので、温泉は長野市にしよう。ついては持っていた温泉の本で探したおぶせ温泉にしよう。しかし我々は長野の地図を持っていない。おかげでここでも迷ったいきさつは、下の温泉の印象欄でご覧になってください。
教訓、もし行くつもりがなくても、途中に通過する県の地図も必ず持って行こう。どう予定が変更になるかなんて分からないのだから。
交通
山高神代桜
   最寄ICは、中央自動車道須玉IC。ICを降りて国道141号を長野方面に向かって進む。高速道路をくぐってすぐに県道611号の曲がり角があるので、そこを左折。道なりに進むと国道20号に出る。この交差点をまっすぐに進んでも桜のある実相寺に行くが、駐車場の道案内は左折せよとある。ここは案内どおりに左折。しばらく走ると案内看板に「神代桜」と出ているのでそこを右折する。あとはまっすぐに進むと駐車場まで行く。駐車代金は遠くて400円。近いと500円。
王仁塚の桜
   最寄ICは、中央自動車道韮崎IC。我々はこのICを利用していないので、案内どおりに国道20号まで出て欲しい。県道27号を利用すると七里岩トンネルを抜けて国道20号線に出られるようである。国道20号を左折して韮崎市役所方面に向かう。市役所の手前で武田橋へと右折。武田橋を渡って武田八幡神社に向かう。八幡神社のすぐ手前の信号で右折してしばらく進むと山側の畑の中に1本桜が見える。これが王仁塚の桜である。桜の時期は5,6台とめられる駐車場も臨時にできるが大多数が裏手の道に路上駐車している。
大滝神社湧水
   最寄ICは、中央自動車道小淵沢IC。道案内が全くないので注意が必要である。小淵沢ICを降りて、国道20号方面に進む。国道に出る手前に松木坂という交差点があるので、ここは左折。下り坂道の途中で左折するとすぐに登りになるという道である。左折すると県道17号になる。しばらく道なりに進むと県道608号と別れるY字に出るので、ここは608号、左側の道へ進む。しばらく進むと前方に線路が見える。この線路を越える手前に鳥居が見えるがこれが『大滝神社』である。この鳥居の近くにも1台ほどの駐車スペースがあるが県道608号をそのまま進んで線路を越えると左側にきちんとした駐車スペースもある。我々は鳥居のそばに自動車をとめ、徒歩で中央線をくぐり、神社に向かった。5分もかからない。鳥居から神社までの道の脇に水路があり、湧水がそのまま流れている。釣堀から逃げ出したらしいニジマスが泳いでいたりするのが楽しい。
神田の糸桜
   「かんだ」ではなく、「しんでん」と読む。
これは、大滝神社からさらに先に進むとすぐに左に曲がると糸桜であるという看板があるので、その通りに進む。細い集落の中の道なので注意が必要である。数箇所曲がる場所があるがそのたびに小さな看板が道案内してくれる。10台ほどとめられる無料の駐車場がある。桜は駐車場から5分ほど。
素桜神社の神代桜
   思いのほか険しい山の中にあるので注意すべきである。道も曲がりくねって細い。ときおりすれ違い困難な場所もある。
最も分かりやすいのは長野市から国道406号を鬼無里村方面に進み、茂管の集落て県道76号に右折して入る。ここから先は山道になるので注意する。まがりくねった山道をかなり進む。バス停でいうと、板額という場所で右折。さらに急な山道に入る。この右折する場所に小さな神代桜の看板があるので見落とさない。桜という集落の農協まで出てしまったら行きすぎである。あとは道なりにひたすら山を登る。小さな看板が出ているので見落とさないように注意する。駐車場はないので、路上駐車になる。道も狭いので、さっさと見学しないといけないだろう。
リンク
 おぶせ温泉『穴観音の湯』 データ 長野県上高井郡小布施町雁田観音下1194  026−247−2525  10時〜22時(10〜3月は21時)
料金 大人500円 3歳〜小学生250円  朝風呂(4〜9月6時から9時、10〜3月6時半から9時)大人300円子供200円
泉質 アルカリ性硫酸塩・塩化物泉 (透明でさらりとしたお湯。硫黄臭、塩味)
風呂の種類 内風呂、サウナ、露天風呂、寝湯
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランは中央に5角形の島が2つありそこの周りに5つ、カランのみ。こちらのカランは温泉のお湯のみが出る。壁際にシャワーつきのカランが4つ。比較的こちらのお湯は硫黄臭がしない。水も出る。が、3人のスペースにむりやり4つシャワーをつけた感じで狭いことこの上ない。
脱衣室 無料の鍵つきのロッカーが36。木枠にカゴの棚が17。鍵なしで扉のあるロッカーが10。
ベンチなどもあり、比較的広い。
パウダールーム 脱衣室と一緒で鏡と洗面台が2つずつ。ドライヤーも2つ。
んがお印象 まず、長野の地図を持たずにただ温泉の本だけを頼りに探すことになってしまって、少々心配だった。国道403号の有名な観光地である北斎館のあるあたりはよく行ったことがある。とりあえずそこに行けば何か看板が出ていやしないか。それだけが頼りだったが出ていなかった。あとの情報は小布施駅からタクシー5分、ということだけである。仕方がないので小布施駅まで行って、市内の地図をみつけだし、そこに書いてあったおぶせ温泉の文字を頼りに走った。
走ったらすぐにわかった。高台にデーンとホテルか旅館かといった様相の建物が2軒並んでいる。これがおぶせ温泉である。手前に建っているのが『あけびの湯』。隣で奥に位置しているのが『穴観音の湯』である。どっちに入ってもお湯や料金には変わりはないようであるが、わたしたちの持っている温泉の本には今年7月まで有効な割引がついていて、それが利用できるのが『穴観音の湯』のほうだった。なにせ、本来500円必要なところ、200円も割り引かれて、一人300円になる。これを利用しない手はない。
駐車場に自動車を止めて、専用のエレベーターで高台に建っている施設に行く。
遠目に見ると旅館か何かに見えたが、いざ入ってみると、銭湯だった(笑)いや、ホントーに銭湯。ちゃんとチケットを買う自動販売機もあったが、おばちゃんが番台に座っていて、本を見せると「はいはい、ちょっと安くなるんだよね」か何か言って、割引の内容を読んで割り引いてくれた。あとでレジのお金が合わないとかいうことは無いのか心配になるくらいアバウトな対応だった。
お風呂の脱衣室も向こうが男風呂とよーくわかる天井までない薄い壁で仕切られているだけである。
で、お湯が出るカランだけの洗い場。しかも出て来るのは温泉そのもの。水のカランが無いということはかなりちょうどいい湯温の温泉だという証でもある。
お湯もすぐにあったまって、温泉らしい硫黄臭もなかなかいい。
しかも、夜に行ったので、高台にあるお風呂からは小布施の夜景がよく見えた。
露天風呂は内風呂から一階分階段で降りた場所にある。少し熱めで、「熱い蒸気が出るので注意してください」と書かれたボイラーが唸っていた。なるほど、加熱しているのか。
広い露天風呂の一部が浅くなっていて、枕になる丸木があった。うつぶせに寝てみたら、ものすごく気持ちよかった。
とにかく地元のおばあちゃんたちが「こんばんわ」「今日は遅いねぇ」などと会話している普通の銭湯である。回数券で少し安くなるらしい。このお湯なら毎日通ってもいいなぁ、などと私も思った。
今まで小布施には何回も行っているがこんなに立派な日帰り温泉施設が2つも並んでいるとは知らなかった。もう少し北斎館あたりにでっかい看板を出してPRしてもいいんじゃないかとさえ思った。
リンク おぶせ温泉
交通 小布施の町はなかな込み入っているので、説明が少々難しい。まず小布施駅から出発することにする。『北斎館』への案内はそこらじゅうにあるので、それに従って進むと国道403号に出る。403号を須坂方面へと右折する。道の両側に『日本のあかり博物館』とか栗菓子店、お土産屋などを見ながら進み、「上町」という交差点に出たら左折する。目標は『現代中国美術館』である。その手前に『おぶせ温泉』があるのだ。ちなみに左折して入った道は「楓通り」という名前がついている。『東町』『雁田』という交差点を過ぎてややすると大きな『あけびの湯』と『穴観音の湯』の看板が見える。その看板どおりに左折したらすぐに駐車場である。駐車して、エレベーターに乗って施設に入ろう。


  4月18日(日) 糸桜里(しおり)の湯ばんげ  会津五桜と、新潟の桜めぐり
前々から会津五桜には興味があった。会津といえば新潟のお隣である。我が家からも高速道路を利用すれば2時間で行けてしまう。ならば、会津五桜、機会があれば見てみたいものである。と、いうことでインターネットで開花状況を調べてみた。とあるサイトで石部桜が満開から葉桜の状態であれば他の桜のうち3本は充分に見ることができるくらいに咲いているだろうという予想をしていた。そこで石部桜の開花状況を会津若松市のホームページで調べたところ、なんと16日の段階で満開。ここ数日は暖かい日が続いているので、日曜日には散り始めの頃ではないか。とすると、会津五桜を見るのにこれほど適した日はないではないか。
そう思ってしまうと、もう行かないわけにはいかなくなってしまった。
しかし、この週は土曜日まで仕事。ダンナにいたっては出張から帰ったばかり。二人とも体調は悪い。これはもう、お金より楽を取ろう。いつもであれば会津くらいは下道を走っていくのだが、今回は高速道路を利用した。
  まずは、日本名水百選の湧水へ
朝7時に家を出て、我々が最初に行ったのは桜ではない。『磐梯西山麓湧水群』である。ここは日本名水百選に選ばれている湧水だ。実は1月に来てみて、積雪のため近寄れなかった場所でもある。
1月に雪で断念した場所からかなり遠くまで自動車で入り、そこから15分ほど登って湧水の場所に来た。巨大な岩の下から水がどんどんと出ている。最初岩が沢の上にあるのだろうと思ったら、本当に岩の下から水が湧いていた。とにかく徒歩で山登りしなくてはならないので、だれもいない。もしかして雪が溶けてからは数えるほどしか人は来ていないんじゃないだろうかと思えるくらいさみしい場所である。
湧水群というからにはたくさんの場所からわいているんだろうと思ってあたりをあるいてみたら、そこいらじゅうから水が出ていた。ところが我々がイメージするふつふつと湧く水ではなくて、地面から染み出ている水で、中には地面に突っ込んであるパイプから出ていたりする場所もあった。ようするに、この山全体がたっぷりの水を含んでいるのだろう。
飲んでみた水の味は後味が甘くて、まったく挑んでこないやさしい水だった。
  
龍ケ沢湧水という名称もある。

  
岩の下からどんどんと湧き出ていた。
  石部桜は観光地
次に向かったのは会津若松市内にある石部桜である。これが五桜の筆頭の桜だ。
実は我々は桜しか調べなくて、その場所に何があるかちっとも知らなかった。ちょっと地図を広くみればすぐにわかりそうな場所なのだが。なんと、石部桜のごくごく近くが飯盛山だった。そう、あの白虎隊が自決した場所である。一大観光地なのだ。
実際、我々は10時少し前に石部桜に到着はしていたが、近くの臨時駐車場はすでに満車。バスまでいる。係りの人に少し先に市営の駐車場があると教えられて行ったら、飯盛山の駐車場だった。桜のもとまで歩いて15分ほどで行ける。
石部桜はそんな観光地を一歩入った畑の真ん中にある。次から次へと観光客が行くので見落とすわけもない。
まさに満開。8本の木が並んで一つのこんもりとした桜になっている。まわりは畑が休耕田で、観光客に入られてしまうのをあきらめている様子だった。
会津若松観光を一切考えていない我々は飯盛山には目もくれず、すぐに次の伊佐須美神社に向かった。ちょうど会津若松市内は会津若松城の桜祭りで混雑が始まろうとしていた。ちなみに会津若松城は桜の名所百選に選ばれているが、そちらにも目もくれない。
  
田んぼのど真ん中にあり、あたりでは農作業をしていた。

  
樹齢600年。高さ11メートル。合計8本の幹がある。

  
まさに満開。つぼみもなく、散ってもいない。

  
左の桜は石部桜。赤い矢印のピンク色の所が飯盛山。ホント、近いです。

  印象悪いぞ、伊佐須美神社
若干の渋滞から抜け出して、会津高田町に入り、目的の伊佐須美神社に到着した。こちらも駐車場にはたくさんの自動車や観光バスが駐車している。この伊佐須美神社には五桜の薄墨桜ともう一つ神代桜という古木があるはずである。
意気揚々と鳥居をくぐり、あたりを見回すが、桜の木はない。正面にお賽銭を入れる箱と閉ざされた門があるくらいである。え、門?観光客たちもウロウロしている。その門の隙間から境内を覗いて見ると、ありましたよ『薄墨桜』。貼り紙によると何やら神事があってその準備のために門が閉ざされているらしい。このいいお天気の日曜日、桜めあての人が殆どだというのに、とんでもない話である。会津五桜はあちこちで紹介されているので、「薄墨桜」を遠方から見に来た人だっているだろうし。現に観光ツアーのガイドが慌てて本社に「見れない」と電話していた。
狭い隙間から覗いたところでは『薄墨桜』はまだまだ蕾の状態のようだった。
まあ、神社のご神木らしいので神社の神事ではどうしようもないのかもしれないが、それにしたって一方的に門を閉ざしてしまうのはどうかと思う。そんなことするくらいなら、会津五桜を返上すべきだ。
しかも、我々は神代桜も見つけられなかった。伊佐須美神社の近くにあるとしか場所がわからなかったのだ。行けばきっと案内があると思っていたのだが、無かった。『薄墨桜』ですっかり気分を悪くしているので、聞いてみるつもりにもなれなかった。
幸い伊佐須美神社からすぐの宮川の堤防に千本桜という名所がある。百本も桜の木はないとは思うが、磐梯山を借景に美しい桜並木を見ることができる。ここで早いお弁当タイムにして、なんとか気分を盛り返した。
  
カメラさえつっこめない隙間から撮影。真ん中の枯れ木みたいなのが薄墨桜。

  
宮川の千本桜。千本は無いが川べりずーっと桜並木。遠くの山は磐梯山。

  ぜんぜん蕾の虎の尾桜
続いて向かうのは、同じ会津高田町にある法用寺にある『虎の尾桜』である。一番近いだろう道を選択したところ、ものすごく細い道だった。古い住宅街の軒と軒の間をなんとか走って行く感じである。あやうく見落としそうになったが、路上駐車が多い場所を発見。そこが法用寺だった。細い上に路上駐車が横行しているので、道はさらに通りづらくなっている。寺の入り口近くに5台ほどとめられるスペースがあるので、そこまで行って駐車したが、常に5台ほど自動車が駐車を待っている状態だった。
法用寺はかなりの古刹のようで、趣のある本殿が我々を迎えてくれる。その前に虎の尾桜はあるのだが、なんと、咲いていなかった。おいおい、石部桜が満開なら、こちらの桜も六部咲きくらいと予想されていたはずじゃなかったのか。今まさに咲こうとしている蕾はたくさんついているのだが、咲いていない。虎の尾のように連なって咲くらしいのだが。
しかし、法用寺は三重塔などがあり、他の桜は満開で、なかなか落ち着いたいい場所だった。
ちなみに、山門の前にお土産スペースがあり地元の和菓子屋さんともう一つ名物「きんつば」と書いてある大判焼き屋が出店していた。おばあちゃんの焼いている「きんつば」にはものすごく惹かれたが、お弁当を食べたばかりで満腹だった。諦めたが、美味しそうだったなぁ。
さらに我々は細い道を進み、五桜ではないが、会津の桜の古木「千歳桜」に自動車を進める。
  
みんなつぼみ。あと二、三日で開きそうなのだが。

  
けっこう濃いピンクのつぼみだった。

  
立派な三重塔も桜でお化粧。

  見事に満開、千歳桜
法用寺から千歳桜までの道はまたしても極狭の道。しかも、トラクターか耕運機くらいしか走らないだろう、という道になってしまう。そんな田んぼのど真ん中に「千歳桜」はある。
おお、こちらは満開である。種類の違いなのか、日当たりの違いなのか、そんなに離れていないのにこれほど咲き具合が違うものだろうか。
だが、問題がかなりあった。
会津でも有名で地図にも載っている桜なだけ、見物客も多いのだ。このすれ違い困難な農耕車優先の道に不慣れな地元の人ではない自動車が殺到している。もちろん駐車場なんかないから路上駐車なのだが、その駐車する路肩もない道なのである。自動車が押し合いへし合いしている。カメラを構えている人の前に駐車しようとして怒られている人もいた。しかし、この狭い場所でカメラが優先か駐車が優先かなんて無いだろう。
一番頭に来たのが道路の真ん中に駐車している老人。その方向には自動車は進まないと思ったらしい。道だろう、道。現に我々はそちらに進みたいのだ。クラクションを鳴らして運転手を見つけ出し、とにかく追い立てた。
千歳桜そのものは素晴らしい。もしかしたら、五桜筆頭の石部桜より綺麗かもしれない。遠くの山並みが背景になって、とてもいい感じだ。できうれば、この桜の木がある新鶴村には臨時駐車場を確保して欲しいものである。桜の見ごろはほんの1〜2週間なのだから、なんとかならないものか。より多くの人に素晴らしい桜を気持ちよく見て欲しいではないか。渋滞すればそれだけ地元の農耕にも影響があるはずなのだから、対処はすべきだと思う。
  
樹齢700年の古木。幹まわりは10.5メートル。がっしりとした幹だった。

  
きりたんぽみたいに枝にみっしりくっついて咲いているのが面白い。

  
飯豊の山々が遠くに見える。

  ちょっと小ぶりな杉の糸桜
さらに我々は五桜の最後である杉の糸桜に向かった。これもまた田んぼの真ん中の細い道をずんずんと走って行く。が、どこでどう間違えたのか、1本離れた道に出てしまって、会津坂下駅のまん前に出てしまった。しかし、駅前なので糸桜への道案内がしっかり出ていた。
が、どうもヘンだ。地図に載っている糸桜とは別の方向に案内されている。ものすごく遠回りさせられている。
あとで分かったのだが、一番近い道はこれまた極細の道で大きな道ばかりを利用すると遠回りさせられる結果になるらしい。また、会津坂下には春日八郎記記念公園というのがあって、そちらにも誘導したい意図があったのかもしれない。
杉の糸桜のある杉薬王寺は小高い場所にあって、山門から少し階段を登った所に本堂がある。その手前に杉の糸桜があるのだが、小さい。何代目かわからないとまで看板に書いてあったりする。一応子孫ではあるらしい。樹齢は200年。すぐ隣に若い糸桜もあり後継なのかもしれない。咲いてはいるのだが、葉っぱのほうが目立った。後継の桜のほうがピンクで糸桜のほうは白っぽい。
入り口に春日八郎グッズがお土産として売っていたくらいしか印象がないのがもったいない。
これにて会津の桜めぐりは終了。少し離れた場所にある温泉に入り、新潟に戻ることにした。
  
何代目か分からないというから、樹齢もわからない。高さは6メートル。かなり低い。一部しか咲いていなかった。すぐ裏にお墓がある。

  
やや白っぽい枝垂桜だ。枝が風に揺れる姿がなかなかいい。

  
上から見た山門の様子。ソメイヨシノと思われる桜が満開。

  野中桜はホントに大柄
とはいえ、まだまだ日は高い。お風呂を出たのが1時半なのである。これではちょっともったいない。
以前から満開の時に見てみたいと思っていた上川村の野中桜が満開であるというのを下調べ済みである。これも見てしまえ。と、いうよりむしろこの日曜日は野中桜を見るための日曜日だったはずなのだ。それがつい足を延ばして会津まで行ってしまった。
野中桜は国道49号から少し入った上川村にある。こちらも狭い集落の中に入って行く。前に来たときにはすでにほとんど散っていて自動車はとまっていなかったのだが、今回は10台ほどが狭い道に路上駐車していた。ここも国の天然記念物のめずらしい桜なのだから、なんとか駐車スペースを作って、一方通行にすればみんな気持ちよく桜が見れるのに。すぐ近くに公民館のようなところがあって、桜からも近いのに裏手にあるためにそこから桜に行けるかどうかわからないのだ。だから、みんな桜のすぐそばに路上駐車してしまう。もったいない。
野中桜はまさに満開。大きな花弁が豪快に咲いていた。あまりに豪快で花そのものの数は多くないらしい。こんもりと咲くソメイヨシノとは咲き方が違うような気がした。
満足したので帰路につく。
  
満開です。大柄な花のため、こんもりとはしていない。

  
いや、本当に大きな花だ。作り物のようにさえ見える。

  またしても出遅れた小山田彼岸桜
が、その帰路の途中にこちらも国の天然記念物である小山田の彼岸桜樹林がある。
まだ日は高い。
朝汲んだ百選の名水もある。
小山田に行ってコーヒーを飲もう。
思いつきは当たらないものである。昨年来たときにはすでに散っていた小山田のヒガンザクラ。今年は散りきってこそいなかったが、やはり遅かったようである。ひいひい言いながらきつい坂を上って、桜の回廊に出て花が無いのを知った時には力が抜けた。
途中の東屋でコーヒーを沸かし、終わりかかった桜を見ながら一服する。
せっかく温泉に入ったのに、汗になってしまった。
暑かった一日も夕暮れ時になり、少し涼しくなってきた。さて、帰って風呂でも沸かすか。なかなかハードで楽しい桜めぐりの一日だった。
  
これが今回のベストショット。

  
反対の山はこんな感じでした。逆光のため飛んでます。

  
ヤマザクラは上のほうで咲いて、下から見ると葉っぱばかりらしい。

  
桜の回廊、古木の並木はすっかり散っていた。
  
交通
磐梯西山麓湧水群
  最寄ICは磐越自動車道磐梯河東IC。ICを降りて県道49号を桧原湖方面に向けて左折する。おおるり公園などを通り過ぎ、つきあたったら左に。左側に平行している川を渡る橋があり、そこに小さいが案内板がある。橋を渡って、恵日寺の方向へ行く。いちいち案内が出ているが、どれも小さいので見落とさないように。恵日寺の美術館らしき建物の角を右にまがり、つきあたったら左、すぐにまた右と案内のとおりに進む。道はどんどん狭く、しまいに未舗装になるので注意が必要である。最後にはここから先は自動車が通れなくなる旨の看板が出てくる。そのそばに2台ほどとめられるスペースがあるのでそこに駐車しよう。まだわだちは続いているが、正真正銘自動車は入らないほうがいい道になり、予告もなくいきなり山の遊歩道になるので、看板に従ったほうが身のためである。駐車した場所から700メートル先と書いてあるが、歩いていると700メートル以上歩いたんじゃないかというくらい遠い道のりである。駐車スペースから先はひとつも案内板がない。ひたすら遊歩道を歩くと突き当たりに上記の写真の湧水があり、説明看板もある。もしこの道を20リットルポリタンクに水を満たして持ち帰る人がいたとしたら、かなりのツワモノである。
石部桜
  
飯盛山をめざせばよい。会津若松ICから行く場合は、国道121号線から国道49号線へ。国道49号線は左折。猪苗代方面に向かう。国道118号では曲がらずに、県道64号で左折する。道の表示では、県道名ではなくて、『千石通り』という名称で出ているので注意が必要である。そこで左折するとイヤでも飯盛山の案内が目に入る。千石通りから大塚山古墳の角を左折。道なりに右にカーブして進むと、右側に石部桜の臨時駐車場がある。目印は左側の大きな住宅展示場である。もしかしたら、普通の自動車であればここに駐車してもとがめられないんじゃなかろうか。桜は住宅街の向こう側なので道からは見えづらい。我々は午前10時前に到着したが、すでに臨時駐車場が満車だった。
ここを通り過ぎると5分もしないで飯盛山のまん前に出る。左側が飯盛山、その前の道へ右折すると綺麗な公衆トイレと観光案内があり、その裏のじゃり敷きのスペースが市営駐車場で無料である。観光案内で地図も入手できる。ここに自動車をとめると、石部桜までは徒歩で15分ほどである。
伊佐須美神社(薄墨桜、神代桜)
  
石部桜からここへ向かうには、千石通り(県道64号)をひたすら芦ノ牧温泉方面に進む。運動公園で道は直角に右に曲がる。そのまま直進。国道118号を横切り、さらに直進。ここから県道128号に名前が変わる。あとはとにかく直進。やがて宮川が出てきて橋を渡ることになる。この橋を渡った直後を左折する土手に駐車場がある。薄墨桜は神社の中にある。運が悪いと門が閉ざされていて見ることができない。神代桜は神社のそばにあるはずなのだが、所在がわからなかった。
法用寺(虎の尾桜)

   伊佐須美神社から法用寺に向かうには県道53号を利用するのが一番近いが道は細い。
まず国道401号線に出て、県道53号へと左折する。やや走って、右折すると県道365号であるという表示がある(と、思う。ここでは迷った記憶がないので、分かりやすいはずだ)ので、右折。少し走るとちょっと待てと思うくらい道は細くなる。両側から家や塀が迫ってすれ違いが困難なくらいである。赤沢小学校の前を通り過ぎ、まだそんな道を延々と走る。角に雑貨屋がある場所を左折。ここはよく分からないので注意が必要だ。花の時期には必ず自動車がウロウロしているので分かると思う。左折するとすぐに法用寺である。駐車スペースは5台分ほどあるので、極力路上駐車は避けよう。

千歳桜
  法用寺から千歳桜に向かうには、県道365号をさっきと同様細い道に苦労しながら先に進む。途中で直進するとどうみても農道という道になってしまうので、そこは舗装道路に沿って右折。さらに道なりに左折。そのまま直進してしばらく走ると田んぼの真ん中に見事なピンクの木が見える。それが千歳桜である。ごくごく小さな案内板の場所で左折して桜のもとに行けるが、ここは駐車スペースが無い。おまけに回転スペースもない。その場で回転しなくても道は県道につながっているので、邪魔にならない場所に駐車して、できるだけさっさと鑑賞しよう。
杉薬王寺(杉の糸桜)
  
この桜へ行くには我々は迷ってしまったので、正確な道案内ができない。実は例の極細の県道365号沿いに桜はあるのだ。千歳桜から県道365号に戻り、先に進む。道は山を登り新鶴温泉の立派な建物の前に出る。山を降りたら、どうも左に曲がるらしい。我々は右に曲がってしまった。左に曲がるとすぐに右折。それが県道365号であると地図上ではなっている。磐越自動車道の下をくぐり、春日八郎記念公園の前を通り、突き当たる感じで右カーブするその突き当たりが杉薬王寺の入り口で入り口に7,8台ほど自動車をとめるスペースがある。
ちなみに最寄駅の会津坂下駅から道案内とおりに進むと、すぐそばの桜に行くのにとんでもない遠回りを強いられる。もし電車で行くような人があれば、駅員か交番で徒歩で杉の糸桜を見に行くにはどう行けばいいか訪ねるといいだろう。
野中桜
  
最寄ICは、磐越自動車道津川ICである。国道49号に出たら福島方面に向けて右折。やや走り、天満という信号で右折。しばらく走って、集落に出たら、天然記念物極楽寺の野中桜という看板が出ているので、注意する。看板より先の場所で左折。ここから先はすれちがいが困難な集落内の道になるので、注意しよう。もし運転に自信が無い場合は途中にブランコと滑り台のある集会場らしき場所に自動車をとめて、建物の裏に行ける道を探そう。建物の裏が極楽寺である。駐車スペースらしい場所はそこしかない。寺の前まで行くと路上駐車になる。この寺の前の道がまた極細なので、とにかく注意が必要である。
小山田彼岸桜
  
最寄ICは、磐越自動車道安田ICである。国道49号に出たら、福島方面に向けて右折。馬下(まおろし)橋を渡るために信号を左に曲がる。川は右がわにあるが、ここは左に曲がってぐるりと国道の上を通って橋に出るのだ。橋を渡ってすぐに右折すると咲花温泉であるが、ここは直進。坂を下りる途中くらいに馬下駅に向かう踏み切りがあり、その踏切を渡るために左折。踏切をわたったら集落内を通る細い道を直進していく。かなり細さに耐えながら進む。と、左側に変電所のような電力関係の施設があり、それを通り越したあたりに左折すると彼岸桜樹林であると案内が出ている。この案内は地味で目立たないので、変電所を越したらとにかく注意していよう。左折すると林道のような細い道を進む。やや進むと昔は民宿だったらしい建物があり、それを通り越すと彼岸桜樹林のための駐車場がある。かなり広い駐車場なので、駐車には困らない。
ちなみに、彼岸桜の回廊に行くまでにはとんでもない山道を登ることになるので、それなりの足回りを用意したほうがよい。
リンク
 糸桜里(しおり)の湯ばんげ データ 福島県河沼郡会津坂下町大字見明字堤帰2115  0242-83-1151  9時〜21時
料金 (町外者の料金です)大人700円 小学生400円  午後5時〜大人500円 小学生250円
泉質 弱アルカリ性純泉 (やや緑がかったさらりとしたお湯。無臭)
風呂の種類 内風呂、寝湯、ハーブ湯、ジェットバス、かぶり湯、打たせ湯、サウナ、水風呂、露天風呂、
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランの数を数え忘れました〜。10ケほどあったと思います。シャワーもカランも押すと出るタイプ。ただし、水温の適温のしるしが全てずれていて、水の位置でないとちょうどいいお湯にならない。あら、水じゃないの、と適温の場所にずらしてシャワーを出すと熱湯が出てしまうので注意が必要。季節の問題かもしれないが。
脱衣室 無料の鍵つきのロッカーが32。このロッカーは縦長でヘンな形をしている。長い洋服でもかけやすい。100円を使用して使う小さなロッカーが60。こちらは100円が戻ってくるタイプかどうかは未確認。その他、脱衣かごがたくさんあるがそれを入れる木枠はない。
パウダールーム 脱衣室と一緒で鏡と洗面台が4つずつ。ドライヤーも4つ。ただし一つ故障中。脱衣室と一緒だが、脱衣の邪魔にはならない場所である。ちゃんとスツールもあるのだが、それに座ると鏡の位置が高すぎて自分が映らない。立って髪を整えなくてはならない。
んがお印象 とにかく明るい施設である。会津坂下町温泉保養施設ということで、公共の日帰り温泉にありがちな簡素なイメージを持っていたのだが、どこかの健康センターくらいのロビーがあったりする。
脱衣室も広く、脱衣室の一角にマッサージルームがある。(パンフレットには和室休憩場所とあったが、マッサージルームになっていた)浴室に入ると、これがまた全面ガラス張りの壁で、ぱあーっと明るい感じがする。洗い場も綺麗だ。
温泉施設なのにどういうわけか設置されているハーブ湯はカモミールなどを入れたお湯とかで、透明でにおいもしなかった。しかし、人気があって常に人が入っていた。
温泉自体は少し遠い所から運んでいるお湯を循環させているらしいが、湯口から出ているお湯は運んで来たものをそのまま流していると懇切丁寧に露天風呂の湯口の所に書いてあった。どうも湯口のお湯がぬるいという苦情があったらしい。運んでいるからどうしてもぬるくなるという理由が説明してあった。湯口のお湯は新鮮な温泉をそのまま流しているので季節によってはぬるくなる。湯船のお湯は循環加熱している、というわけだ。
お湯はやや緑ががかったお湯だったが、浴室の塩素臭が強くてニオイがまったくわからなかった。温まるいいお湯ではあった。
また、浴室内にはアカスリのコーナーまであった。
700円でかなり充実した健康センターなみの設備である。会津坂下町民なら大人500円で入れるのは羨ましい。でも、せめてブラシがおいてあればなぁ。
リンク 糸桜里の湯ばんげ
交通 糸桜がわから行ったので、やや分かりづらい道をたどってしまった。説明もやや分かりづらいかもしれない。
磐越自動車道会津坂下ICを降りて、国道49号線を会津若松方面に進む。七折トンネルを過ぎて少し進み、塔寺の駅のあたりで県道43号にY字で入る交差点がある。この県道43号は家並みを隔ててしばらく国道49号と平行して走る。ようするに同じ方向を向いて会津若松に向かって進む形になる。くれぐれも反対側に行って山都町のほうへ行かないように。県道43号をしばらく走ると左側に立木観音という案内があり、古い神社ふうの萱葺きの屋根が見える。この角を左に曲がる。細くてくねった道だが、ずんずん進む。とにかく進む。少し行きすぎかもというくらい進むと大きな看板が左に見える。スキー場と一緒なので、最初にピンクの建物が見えるが、糸桜里の湯ばんげはその奥の建物である。


  4月24日(土) 湯田中駅前温泉『楓の湯』  素桜神代桜リベンジ
この日はずっと大荒れの天気だということになっていた。
朝起きてみると、たしかに雲は多いが青空も見えている。大荒れというほどではないではないか。
予報によると土曜日の夜から日曜日にかけてさらにひどい天候になるらしいので、どこかに行くなら今日しかない。
だが、この日は実にダラダラ起きていた。じゃあどこに行こうかという話になったのは9時すぎ。修理に出していたダンナの自動車を取りに行って戻って来たのはすでに10時。
じゃあ、県内の桜でも見ようかと思って、中郷村の松ケ峯の桜をチェックしたが、ソメイヨシノなのでもう散っているはずである。さぁ、どうしよう。どうせそっちに行くのであれば、長野まで足を延ばして、先々週に見ることができなかった素桜神社の桜が見れると思っていたのに。
いいかげん考えるのがイヤになって、最終的な目的を素桜神社の神代桜に決めてしまった。暴挙といえば暴挙である。
ダラダラと出発。高速道路の最寄ICについて、ギョッとした。なんと、『中郷〜信濃町チェーン規制』の文字が。チ、チェーン規制〜?嘘か冗談か?
ダンナの自動車はついこないだまで冬タイヤだった。が、修理のついでに夏タイヤに交換したばかりなのだ。行っても通れないのなら仕方ない。さて、どうしよう。ま、行ってみてダメだったら下道という手もあるし。相変わらず無謀である。
結局高速道路に乗ってしまった。途中米山のサービスエリアで道路情報を確認。機械操作の一度目にはまだチェーン規制が出ていたが、もう一度操作した時にはチェーン規制はただの速度規制に変更されていた。よし、行ける。
それにしても、4月も末に近くなって、チェーン規制とは笑わせる。よくもそんな規制を出したなJH。などと笑いながら走っていた私たち。
途中で松ケ峯に一応寄ってみて、すっかり葉桜なのを確認してから高速に戻り、県境に至ってから笑った自分を反省した。
真っ白なのだ。しかも、何ですか、これは。除雪したらしい跡が道路の脇に固められている雪でわかる。除雪するほど降ったってか〜?
県境ではヤマザクラが満開だったのだが、その周りにも雪が積もっている。とんでもない風景を見せてもらった。いや、あとでその風景を実感することになるのだが、この場では他人ごとだった。(自分ごとにになるのは、温泉あとの滝での話。滝のエピソードはここへ
道路はすでに乾いていて、快適なドライブである。
前回さんざん迷ったので、今回は素桜神社へは迷わずに到着。時間的なロスは全くない。
空は真っ青。素桜神社に着くまでの桜はほとんど散っていて心配だったが、少し遅いもののまだ咲いている状態だった。
明るい空のもとで見る素桜の神代桜は巨大でものすごい。
立っている場所が高くて狭いので、桜の下に行くとまるで空いっぱいに桜の枝が広がっているように見える。
風が強い日だったのだが、桜が風をきってゴウゴウとうなっていた。見上げて、ただ、すごいすごいと連発するばかりだった。
  
明るい時の神代桜。枝か四方に張り出して、威風堂々である。

  
真っ青な空でした。

  
前は夕焼け。今日は花ごし。二週間前の写真はこちら。

  
さすが神代の桜。幹にスミレを宿してました。
さんざん写真を撮影して、次はどこへ行こうということになった。地図で桜マークがついているのを事前にチェックしていたのだが、湯田中温泉の近くにある宇木という地区にエドヒガンしだれ桜があるらしい。エドヒガンなら少し花の時期は遅いかもしれない。と、いうことでそちらに向かった。
着いてみると花はすっかり終わって蘂桜になっていた。
  
枝垂れてないじゃないの。地区のお花見桜のようでした。

  
とにかく気持ちのいいお天気だった。
地図にはしだれと書いてあったが、実際の花は枝垂れてはいなかった。説明版にも枝垂れの文字はないので、どうも地図の間違いらしい。エドヒガンの枝垂れは好きなんだがなぁ。
だが、ここに来るまでの道(県道434号)は果樹園の真ん中を通り、高台なので下の町並みなども見え、実に気持ちのいい道だった。
あとは、せっかく湯田中温泉の近くまで来たのだ、湯田中温泉に足湯があるかどうか、チェックしてみよう。
気持ちのいい道をUターンして、私たちは湯田中温泉に向かった。
交通
素桜神社の神代桜
   思いのほか険しい山の中にあるので注意すべきである。道も曲がりくねって細い。ときおりすれ違い困難な場所もある。
最も分かりやすいのは長野市から国道406号を鬼無里村方面に進み、茂管の集落て県道76号に右折して入る。(「おもしろや」という店の前の道である。)ここから先は山道になるので注意する。まがりくねった山道をかなり進む。バス停でいうと、板額という場所で右折。さらに急な山道に入る。この右折する場所に小さな神代桜の看板があるので見落とさない。桜という集落の農協まで出てしまったら行きすぎである。あとは道なりにひたすら山を登る。小さな看板が出ているので見落とさないように注意する。駐車場はないので、路上駐車になる。道も狭いので、さっさと見学しないといけないだろう。
リンク  
 湯田中駅前温泉『楓の湯』 データ 長野県下高井郡山ノ内町湯田中温泉  0269−33−2133  10時〜21時
料金 大人300円 小学生150円  
泉質 アルカリ性硫酸塩・塩化物泉 (ほんのわずかに白濁した、さらりとしたお湯。無味無臭。)
風呂の種類 内風呂、露天風呂、打たせ湯
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランは5つ。シャワーもカランも押すと出る一定量タイプ。立って使うシャワーが一つ。
脱衣室 100円を使用する小さいロッカーが18。中くらいのロッカーが8。どちらも100円はあとから返って来る。木枠にカゴのみの棚が30ほど。
パウダールーム 脱衣室と一緒で一面の鏡に洗面台が3つ。ドライヤーは2つ。
んがお印象 駅前というか、駅の裏にある。
最初ここは全くのノーチェックで、ただ足湯があるんじゃないかというヤマ勘だけで来た。この先にある渋温泉には足湯があったし、ならば有名どころの湯田中温泉に足湯が無いわけないじゃないか。
ビンゴだった。ところが、足湯のみならず、すぐそばにちゃんと入れる日帰り温泉まであった。
実はこの後にも予定があったので、新潟の温泉にでも入ろうと思っていたのだが、値段が安い。ここで入らなくては損をする。
と思って入ってしまった。
    
  
足湯。温泉に宿泊するひとも入っていました。右の写真の奥の建物は旧駅舎。
温泉街の駅裏にある施設ということで、私たちの行った3時過ぎはとても空いていた。たいていが温泉街の八湯めぐり(1000円)を利用して温泉めぐりをしているのかもしれない。
男女別々のお風呂らしく、私の入った女湯は石風呂、ダンナの入った男湯は檜風呂だった。
お湯は癖のないお湯だが、ぼーっと入浴しているとすぐにあたたまった。
この日は少し寒いくらいの気温だったが、内湯がちょっと熱め、露天がややぬるめで、長湯するには露天がちょうどよかった。
タバコを吸うスペースがどこにもなく、玄関を出て外というのがダンナにはちょっと不満らしかった。
リンク 山之内町観光連盟
交通 長野電鉄湯田中駅の裏にある。我々はどこをどう走ったのか、何回も電鉄の線路を渡り、直接駅裏に出てしまった。宇木方面から行ったので、県道342号を利用したのだ。
分かりやすいのは、国道292号の佐野角間ICで降りて、星川橋を渡りすぐを左折。次の駅入り口という信号を右折。あとは道なりに進んで線路を渡れば駅裏に出る。
駐車場は旧駅舎の手前と温泉施設の奥に合計20台ほど駐車できるものがある。


4月25日(日)  お休みの日 中条チューリップフェスティバル
長野に桜を見に行った翌日。
この日も天気が悪いという予報だったのに、いいお天気になってしまった。
このまま家で腐っていてももったいないというので、ちょうど開催されていた中条のチューリップフェスティバルに行ってきた。
チューリップについては予想していたくらいの広さだったが、それ以上の広さに菜の花が植えられていて、圧巻。ニオイも圧巻。なんか、決して花の甘いニオイではなく、いいニオイとはいえませんでした。
チューリップは色彩の絨毯だった。
その場で10本ほど花だけ切り取って束にして100円で売っていた。けっこう売れていた。単一の品種のみの束だったので、あれもこれも欲しくなると何百円も必要になってしまうだろうけど。
花をそのまま掘り起こして球根を持って行くというコーナーもあり、500円くらいで受け付けていたが、何本かは忘れてしまった。
さすがによい天気の日曜日とあって、駐車場は満車。そこに至るまでの道も渋滞。出口と入り口が一緒のため、出る車と入る車で交互に規制していたためになお渋滞がひどくなっていた。この会場は今年からだというので、来年は駐車場について一考願いたいものだ。
    
花の絨毯、菜の花一色の風景。

    キャラクターも花の中。

リンク:中条町
交通:日本海自動車道中条ICを降りた道を右折。そのまま直進すれば会場に出る。5月3日まで。


  4月29日(木)   みどりの日 桜の名木めぐりは続く
今年最後の桜めぐり。4月に入ったので桜はもう散っているのじゃないかと思っていたが、いやいや、まだ福島の奥会津はソメイヨシノが満開の状態だった。
今回の目指す名木は「うえんでの桜」。
福島県伊南村の高台にある1本桜である。
伊南村は尾瀬の入り口桧枝岐村から少しだけ会津若松寄りと言うと位置がわかりやすいと思う。それにしても、遠かった。
新潟からだと柳津市を通って行くのが一番距離的には近い。そこで国道49号線から国道252号線に入り、柳津市を通過。途中道の駅の粟ソフトというやつにひっかかって休憩。さらに県道32号に入り、昭和村に。そこから国道401号で伊南村に向かった。
  
粟ソフト、250円。味は普通のソフトだが、上に粟のつぶつぶがトッピング。開運粟ソフトだそうだ。
この国道401号が半端じゃなく細くてうねった道だった。冬季通行止めのマークがついているのが嘘ではないとはっきり分かる自動車1台分しかない幅の峠。ようやく集落に着いたと思ったら、峠より道が細くなる始末である。

にもかかわらず、その集落のあたりで湧水にひっかかり、水を採取。
  
源兵衛清水。昔、源兵衛という人が婆を捨て、その時の涙が清水になったとの言い伝えがある。こんこんと湧いていた。

  
国道沿いの斜面は雪と桜と新緑が同居していた。

にもかかわらず、その峠あたりで滝にひっかかって撮影。
  
「藤八の滝」。とうぱちの滝と読む。このあたりを開墾した人の名前らしい。

  
川全体が幅広になって落ちていて、なかなかの迫力である。

  
滝の下流はきれいなナメになっていた。
南郷村を通り過ぎ、伊南村に入ったのは、出発から4時間の11時過ぎだった。
さて、伊南村に入って「うえんでの桜」のある小塩地区に来たが、桜のある場所がわからない。3日前のHPの情報では7分咲きだというのだから、今頃は満開のはずなのだ。高台にあるということだから、遠めでも分かると思っていたけれど。
仕方ないので、道端にいたおばあちゃんに尋ねた。すると、申し訳なさそうな表情をする。
「桜はすぐそこだけど、この間の雪で終わってしまったの」
という意味のことを方言で答えてくれた。
なんですとぉ〜。その雪というのは、我々が土曜日に妙高で降られてしまった、あの雪なのか?
おばあちゃんは、村の立派な桜の満開を見て欲しかったけど、散ってしまって申し訳ないといった表情だ。おばあちゃんのせいじゃないです。雪のせいです。
とにかく、教えられたとおりに行くと、すぐに桜はわかった。
ああ、すっかり葉っぱになってしまっている。雪、恐るべし。
しかし、「うえんでの桜」の特徴である、ねじれて苔むした幹が堂々と立っている姿は花がなくても素晴らしいとわかった。
もちろん、満開は見てみたい。しかし、花が咲いていなくてもこれほど存在感のある桜の木も他にはないだろう。
数人のカメラマンが田んぼや畑から桜を狙っていたり、地元の親子が犬の散歩に来ていたり。山奥の古いお寺にある古木は、堂々としてなおかつのどかだった。
  
「うえんでの桜」 上ノ台の桜をそう読むらしい。

  
赤い葉っぱが「うえんでの桜」お堂の屋根や遠くの山の雪がアクセント。

  
かなりの巨木である。枝葉広く張り出していた。

  
わずかに残っていた花。おおぶりの花弁の花である。

小塩地区に入る場所にある公衆トイレの前の広場でお弁当を食べ、そこからは会津若松を目指す。
「うえんでの桜」が散ってしまっていて、やや消化不良ではある。つまらなくもある。そんな気持ちで国道を走っていたら、おや?なんだかすごい桜があるぞ。しかも、すごい楼閣もあるぞ。つい自動車を止めて写真を撮影してしまった。田島町の国道289号線沿いにある南泉寺である。みごとな枝垂れ桜が萱葺きの楼閣の向こうで風に揺られていた。しばらく観賞。大満足だ。

  
1794年に建てられたという南泉寺の鐘楼門と平七桜。なぜ平七桜という名なのかは不明。

  
萱葺きの鐘楼門はとても古くて趣がある。

  
楼門から平七桜を振り返る。

  
となりにこれまた立派な五葉松があり、桜のピンクを映えさせていた。

途中で芦ノ牧温泉で休憩。週末からは長旅に出るのでここでは温泉には入らずに足湯だけで名湯を味わう。なんか、熱めでピリピリするお湯だった。前もって芦ノ牧温泉のHPで調べた足湯は「金精神社の足湯」と「出会いの湯の滝」だったのだ。どちらも無料とうたわれていた。が、足湯として入れるのは「金精神社の足湯」のほうだけで湯の滝のほうはどう見てもただの道端の湯の流れ。ここに足をつける人はいないだろう、例え無料でも。しかし、足湯を探してウロウロしている最中にあまり風情はないがもう一つ無料の足湯を発見した。
そんなに長い時間入っていなかったのに、足はポカポカ、元気も回復である。

 
   
  
金精神社の足湯は子宝の湯だそうだ。丸太の椅子は2人がぎりぎり座れる程度。
  湯口から出ているお湯はかなり熱く、足をつける場所はくるぶしくらいの深さしかない。
  そこのお湯も思ったより熱かった。


  
芦ノ牧温泉のHPにあった出会いの湯滝。滝って言えば、滝かしらん。

  
ただのコンクリートのプールのような「あしすぱ湯乃華園」の足湯。ここも熱め。椅子はパイプ椅子が5つくらいあった。

会津若松市から猪苗代町へ回り、先々週見残した会津五桜の一つ「大鹿桜」を探した。
少し迷って行き着いた「大鹿桜」は、な、なんと、まだ咲いていなかった。こちらは八重桜とのことなので、開花は遅いらしいのだが、例年より1週間早い今年はもう咲いているだろうと思っていたのに。こんなことなら、先々週つぼみだった「虎の尾桜」のほうにしておけばよかった。

  
「大鹿桜」。二本あった。日陰になって分かりづらいけど。

  
散っているのかと思ったらつぼみだった。あとわずかで咲きそうである。

それにしても、「うえんでの桜」は雪のために散ってしまったあと、「大鹿桜」はまだまだつぼみ。
桜の開花にうまく出会うのがこれほど難しいとは。
勤め人で週末にしか出歩けない身としては、何年も通っていいタイミングを得るしかないようである。
交通
源兵衛清水  福島県昭和村の矢ノ原湿原の入り口にある。この奥には代官清水というのもあるらしい。昭和村にはたくさん清水があると地図があった。
藤八の滝(とうぱちの滝) 昭和村の国道401号沿いにある。新鳥居峠よりも昭和村がわである。駒止湿原に至る道の入り口のそばで、道沿いに看板があるので分かりやすいと思う。
うえんで(上ノ台)の桜  福島県伊南村小塩地区にある。国道401号で伊南村に入り、村役場のある道から伊南川を渡る。渡ってすぐを左折。少し走ると「志んや酒店」という看板が出ている小さな店が左側にある。その店の前の道に入ると突き当たりが桜のあるお寺である。店の前の道の角には写真のような杭があるので、目印になる。
  
南泉寺  福島県田島町の国道289号線沿いにある。田島町の中心から駒止トンネルに向けて進んだ場合は右側、少し入った所に見える。
芦ノ牧温泉  会津若松市から国道118号線を芦ノ牧温泉方面に向かって走る。国道から右に入るが、ほとんど国道沿いで大きな温泉地なのですぐに分かる。「出会いの湯滝」は温泉に入ってすぐの公衆トイレの隣、「金精神社」はその道をやや進み、左に郵便局があったらその角を左折して直進、突き当たり。「あしすぱ湯乃華苑」は入って来た道の突き当たりである。
大鹿桜  桜自体は磐崎神社という神社にあるのだが、目指すのは「土津神社」がわかりやすい。「土津神社」は、猪苗代スキー場を目指すとすぐにわかる。磐越自動車道磐梯河東ICから県道7号に出て、猪苗代町方面に進む。しばらく進んで、県道324号で左折。突き当たりに大きな鳥居が見える。それが「土津神社」である。鳥居の前の道を右折。道なりに左にカーブするカーブの途中あたりに「磐崎神社」へ向かう道がある。しかし、砂利道のうえ、自動車1台が通るのがやっとの道なので、できれば自動車は「土津神社」の駐車場にとめたほうがいいだろう。土津神社から徒歩でも10分かからないで行ける。
リンク

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