5月4日 かみおか温泉『嶽の湯』 ・ 5月5日 温海温泉共同浴場『里の湯』
5月26日 くびき野温泉『門前の湯』
 5月4日(祝)  かみおか温泉  『嶽の湯』 
今年のGWは最初からとりたてて計画をしていなかった。もともと行くつもりだった友人との旅行が中止になったり、直前に母と姉との旅行が入ったりで、資金も気力もなんとなく無くなっていたのである。が、さすがにそんなに長い間ぼーっとしていられる我々ではないので、1泊くらいでどこかに出かけよう、ということになった。では、どこに?
実は、4月の半ばに行った母と姉との旅行で角館の桜がまだ蕾が膨らんでさえいない状態でとてもくやしい思いをした。調べてみたら、まだ5月に入っても終盤ではあるが見られる状態らしいということがわかった。ならば方向は角館ということにして、秋田山形方面をドライブしようではないか。
さすがに角館あたりの宿はとれなかったが、一個手前の大曲で安宿が予約できた。
そんなこんなで5月4日、北に向かって自動車を走らせたのである。
4日は主に鳥海山の山形がわの滝をまわり、国道13号まで出て北上。湯沢、横手を通って宿のある大曲に向かった。
途中に名水百選の六郷湧水群があるので、ちょっと寄り道。
六郷湧水群
まったく知識がなかったので、とりあえず名水市場「湧太郎」という施設に自動車をとめて、そこにあった地図で確認。徒歩で歩ける範囲を見てまわった。
今はちょうど渇水期だとかで、2つほど湧き水が涸れていたが、夏にかけて湧いて来るという。
 @  A
@はハタチや清水。酒屋さんの敷地内にあるのだが、涸れていた。Aは久米清水。こちらも涸れていて、ものすごく不安になる。
久米清水から少し歩くと民家の庭みたいな場所にB御台所清水がある。
 B
これはかなり大きな清水で、まるで池のようになっている。ここを起点に水が我々が来たのとは反対側、つまり我々の進行方向に向かって流れているようだった。
 C
つづいてCキャペコ清水。なんだキャペコって、いったい何、キャペコって、と地元の人が涼んでいる近くでキャペコキャペコと連呼していたのだが、あとでパンフレットで調べてみたらなんと地元の方言で男の子のお○○○○。わはははは〜い。
このキャペコ清水のそばには観光情報センターがあり、清水の地図が入手できた。
 D E
さらにすぐ近くの諏訪神社にはD諏訪清水がある。これはそのままEに流れている池のような清水で、Eには一心清水という看板があった。とはいえ、パンフレットによると、諏訪清水と近くの御伊勢堂川の形を合わせると「一心」という形に似ているのでそう呼ばれることもあると書かれていたので、DとEは同一の諏訪清水とも言える。
そこから遊歩道沿いにそぞろ歩くとすぐにF藤清水に着く。ここは大きな池で、流れで言うと一番下流になる。そうか、上流がわは涸れていたということは、まだ地下の水のレベルがそこまで到達していないということか。毎年、雪解けの水が集まると水位が上がるということなのだろう。渇水期のおかげで面白い発見をしてしまった。
  F
ただ、ここの湧水群は、今まで見た生活用水に利用されている湧水群(富山「生地の湧き水」福井「御清水」)のように綺麗に区画されて利用しやすいようにはなっていずに、どこも池状態だった。湧き出し口も特定できず、ペットボトルを池に突っ込んでまで水を汲もうという感じの場所でもなかった。飲用にするにはちょっと汲みづらく、さりとて生活に密着して利用されているようでもなく、最も自然な形で町なかにある湧水群、という感じがした。ただどこの湧水も足場になる場所はしっかり作られていたので、野菜を洗ったりするのには利用されているのだと思う。
観光情報センターがすでに閉館していたので、どうやらそこで売っているらしい「仁手古サイダー」を買えなかった。きっと「湧太郎」で売っているものと思っていたが、そこもたどりついたら閉館していた。公共の施設は閉館が早すぎる。6時を回ったばかりだというのに。
ちょっと気落ちしてそこにある湧き水Gを見ただけで自動車に乗り込み、本日のお風呂に向かうことに。
と、途中で造り酒屋があり、そこの入り口にも湧き水H。湧水群のマップには湧水とされていなかったが、春霞という酒蔵の仕込み水らしい。
 G  H
そこから国道に復帰すべくナビに従って進むと、おっ「ニテコ清水」の文字が。少し通り過ぎたがバックして駐車。入ってみると、ニテコ湧水庵というお食事処とお庭、さらには仁手古サイダーの製造元があって、湧き水を中心にしたレトロな空間になっていた。そこで仁手古サイダーとアップルサイダーが売っていたので、早速購入。ほかで見かけたのはペットボトルだったけど、ここでは瓶に入っているものにストローをおまけしてくれた。昔懐かしいあっさり風味のサイダーでした。
   

   
さて、寄り道というにはかなりのんびり湧水群で時間をつぶし、温泉に着いたのは、午後7時頃。
本日のお風呂はかみおか温泉「嶽の湯」である。なんでここにしたかと言えば、安い料金でお風呂の種類が多そうで綺麗みたいだったから(笑)
晩御飯もここでいただいて、のんびりと入浴した。
 『嶽の湯』データ   秋田県大仙市神宮寺字下河原前開86-1  0187−87−1700  9時〜21時
料金 2時間まで大人 300円  (一日だと400円) 休憩料(大広間使用料)2時間まで100円。一日300円。
泉質 ナトリウム・塩化物泉。(やや濁った黄土色。苦しょっぱい)
風呂の種類 内風呂、ぬる湯(ラジウム鉱石入り)、寝湯、サウナ、水風呂、露天風呂
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー。(タオル、ブラシは持参)
洗い場 洗い場が湯船から完全に仕切られた場所にある。カランは13ほど。シャワーの出が悪くて×。桶を置く部分に低いが隣との仕切りがあって、泡などが隣まで流れない工夫がされているのは○。
脱衣室 木の棚にかごが50ほど。貴重品は100円が戻らない貴重品用ロッカーが脱衣室の入り口にある。100円が惜しい場合はあらかじめ1つのロッカーにまとめるなりしたほうがよい。
パウダールーム 脱衣室と一緒だが邪魔にならない場所に鏡が3つと洗面台が3つ。ドライヤーが2つ。
んがお印象 この料金でこの施設とするとかなりお得な温泉施設だと思う。我々は休憩室を使わないので300円でオッケー。この値段でしっかりシャンプーもボディーソープもついている。
ついでに小さいながらゲームコーナーだのマッサージコーナーだの、レストランだのがあって、ものすごくこじんまりとまとまったヘルスセンターみたいだ。
お湯もやや濁ったお湯でなめてみると苦しょっぱい。よく温まる。露天の入り口には、露天風呂は掛け流しですので清潔ですという貼り紙があった。実際入ってみると、本当にお湯が溢れていて、なんとそのまま庭に流れて行ってしまっている。庭、大丈夫なのかこの塩分の強いお湯が流れ込んで。
ただ惜しいかな、シャワーの出がとても悪かった。私だけ出の悪いシャワーを引いてしまったのかしらん、と思ってまわりを見たらみんな弱々しく出ていた。カランも渾身の力を入れて押さないとお湯が出てこなかったし。
洗い場が湯船のある場所とは完全に仕切られた場所にまとめられているのは珍しいのだが、もうちょっと水の出をよくしてください。
リンク 嶽の湯
交通 六郷湧水群
最寄ICは、秋田自動車道大曲IC。分かりやすいのは、国道105号で大曲市街まで行き、そこから国道13号で横手方面に向かえばよい。パンフレットによると20分ほどで到着するらしい。
ただ、駐車スペースが限られている。自動車で行く場合には、名水市場「湧太郎」に駐車して御台所清水や藤清水を徒歩で見学。「ニテコ名水庵」に駐車してニテコ清水ほかを徒歩で見学というのがよいだろう。
上の写真の湧水のほかにもたくさんあるので、湧水めぐりをするのも楽しいと思う。(六郷観光情報
嶽の湯
最寄ICは、秋田自動車道大曲IC。大曲から国道13号で秋田方面に進んで行くとイヤでも大きな看板が目につくのでそこで案内通りに進むとよい。大曲市街からは15分ほどである。


 5月5日(祝)  温海温泉共同浴場  『里の湯』 
大曲の安宿に宿泊して、よく朝、午前6時半には出発していた。
というのも、想定ではまだ角館は大混雑している時期で、人の出が始まる前に到着しなくては渋滞にハマってしまうだろうと予想していたのである。
しかし、実は4日から5日にかけての夜は、大曲周辺はものすごい雷雨だった。
強まったり弱まったりしていたが、長時間続いた雷雨。こりゃあ、もしかしたら桜は散り果ててしまっているかもしれない。
雨はまだ降り続いているし。渋滞どころか桜の陰もないんじゃないか、と心配しながら角館に向かったのである。
さすがに7時前では全く渋滞していずに、しかし駐車場がよくわからずにウロウロしてどういうワケか入り込めないはずの桧木内川の支流の玉川の堤の桜並木の下を延々と走ってしまったりして到着は7時半ちょっと前になった。大曲から角館は、そんなに時間はかかりません。せいぜい30分程度ですぅ。

  @  A
角館武家屋敷のしだれ桜
  多くを語るまい・・・。ま、5月に入って5日ともなればしだれ桜は遅いのはよくわかっていた。こちらのほうは葉桜くらいしか期待はしていなかったのである。まだチラホラピンクの花があったことのほうが奇跡かも。
それにしても早朝であれば武家屋敷の通りも自動車通行可能で500円の駐車料金を払わなくても路駐して写真くらい簡単に撮れる状況だった。ただし、この日はすでに桜が終わってしまったうえに雨だったから、と言えるので、もし観光で桜のシーズンに行くつもりなら、きっちり駐車場に駐車しましょうね。
  @は咲いていれば両側から枝垂れ桜の花が覆いかぶさる表町下丁。Aは伝承館の中の紅枝垂。まだ咲いていてくれた。

  B  C

  D
桧木内川堤の桜並木
   実は私的にはこちらのほうを期待していた。前日にみたHPの情報ではまだ満開状態だったのである。ところが5/4が気温が高く、しかも夜に雷雨。そうなっては桜もひとたまりもない。ほとんどが散ってしまっていた。おまけに散策している最中に雨脚が強くなり、桜の木の下で雨宿りするハメに。ああ、角館の印象がどんどん悪くなる。
  Bは桧木内川と桜並木。Cは並木の下を埋め尽くす花びらの絨毯。Dは枝にはりつく花びら。角館は桜の皮で作る樺細工で有名だ。
雨で寒くなった上に、標高の高い場所の滝を見に行ってしまい、まだ積雪1メートル以上の冬に逆戻り。さらには天気予報ではなんにも言っていなかったのに、ものすごい濃霧に襲われて視界5メートルのなかノロノロとドライブして、日光も遮られ寒い一日になってしまった。
秋田から山形に出たあたりでなんとなく霧も晴れて(あの日の秋田は呪われていたに違いない)今日がGWの一日なのだと実感できる気温になった。
しかしもう気力も根性もなくなってしまったので帰宅することにする。
帰宅途中に新潟県境に温海温泉があり、そこの共同浴場のうちの一つに入って帰ろう、ということになった。
 『里の湯』データ   山形県鶴岡市あつみ温泉  0187−87−1700  14時〜22時
料金 外来者は200円。脱衣室にある料金箱に入れるシステム。
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物、硫酸塩温泉。(無色透明無臭)
風呂の種類 内風呂のみ。掛け流し。
備品 共同浴場なので備品はまったくありません。
洗い場 水が出る蛇口が4つあるのみ。上がり湯用の温泉が出ている小さなお湯をためる場所もあるが熱い。湯船から直接汲んで体にかけるか、熱いお湯を水でうすめて使う。
脱衣室 貴重品入れなどない。木製の棚があるだけである。
パウダールーム そんなもん一切無い。かろうじて小さな鏡があるだけ。とりあえずトイレだけは脱衣室に入る前にある。
んがお印象 以前、温海温泉の共同浴場の一つ「正面湯」に入ったことがある。
この時はかなり混雑している時に入ったがとりあえずシャワーもあったはずだし、どうしたらいいんだ、と迷うこともなかった。
が、今回はシャワーどころかお湯の出るカランもない。ただ水が出る蛇口だけである。こりゃあ、以前新潟の関川の共同浴場で似たような体験をしたことがある。あっちは水さえも出なかった。
しかし、今回は湯船に人が4人。桶をつっこむスペースが無い。これは困った。
幸い上がり湯用なのか小さなお湯を溜める場所があって、そこには熱い源泉がこんこんと出ていた。そのお湯を桶にとって水でうめて体を流し、湯船にスペースがあくのを待って体を洗い、洗髪もしてしまった。
湯の花がぐるぐるお湯の中で舞っている源泉を水でうすめたお湯なのだが、ほかにお湯がないのでたとえナトリウム・カルシウム-塩化物、硫酸塩温泉だといっても、それで洗髪もしてしまう。
今回は時間が少し早かったので家族連れもいずに、先に入っていた4人も私が体を洗っている最中に出てしまったので、湯船に浸かる頃には貸切になった。
が、そこでまた困った。
お湯と水の出ている蛇口があきっぱなし。
貼り紙には午後9時半以降に入った人はお湯を出したらちゃんと止めてくれ、と書かれてあるのだが、まったく人がいなくなった場合でもこの蛇口は閉めてしまったほうが親切なんだろうか。
そんなことを悩んでいたら、幸いにも次の人が入って来てくれた。だから出しっぱなしで出てきた。
温海温泉にはもう一つ下の湯という共同浴場がある。新潟から近い場所でもあるので、ぜひ下の湯も制覇したいものである。

リンク 温海温泉
交通 角館武家屋敷しだれ桜、桧木内川堤桜並木
最寄ICは秋田自動車道大曲IC。国道105号に出て30分かからない。ただし、桜の季節はものすごい大渋滞という情報がある。しかも、角館市街はさまざまな臨時の交通規制が敷かれていて、カーナビでは対処できなくなる。
道路に出された案内に従って、臨時の駐車場に入れよう。(500円)
あつみ温泉共同浴場「里の湯」
最寄ICは・・・無い。強いて言えば、山形自動車道鶴岡ICか、日本海東北自動車道中条ICである。東京から行く場合は中条ICがいいだろう。中条ICから国道7号線に出てひたすら山形方面に向かって走る。県境の鼠ケ崎、道の駅あつみを越えると右側にあつみ豚だのコケシだののモニュメントがあり、右折すると温海温泉であると案内があるのでそれに従う。
しばらく山沿いの道を走ると温海温泉である。
里の湯は大きな旅館の「たちばなや」などが近い湯の里橋で温海川を渡り、そのまままっすぐ進んで道が細くなっても進んで行くと左手に駐車スペースがあり(寿海荘のものかも)その駐車スペースの一部みたいな感じでこじんまりとある。さっと入浴するだけならその駐車スペースにとめてもかまわないと思う。
ちなみに温海温泉には共同浴場のそばには駐車スペースがまったくなく、この里の湯だけが自動車で行きやすい共同浴場だ。


 5月26日(土)  くびき野温泉  公衆浴場『門前の湯』 
中国から大量の黄砂が降った日である。
よく晴れたのだが、山だの滝だのに出かけられない事情が生じ(腰痛ですぅ)せいぜいできるのは、温泉と湧き水くらいになってしまった。
そんなこんなで、腰が痛くても簡単に汲める湧き水、と思って栃尾の刈谷田川ダムにある水を汲もうと出かけてみたら、なんと大腸菌が検出されたので止められてしまっていた。おいおい。こんな川の上流付近の湧き水から大腸菌って、どういうこと?
仕方がないので他の湧き水を探すことにした。
栃尾には杜々の森の水という日本の名水百選の水がある。だが、この水を汲むには駐車場から何分か歩かなくてはならない。ちょっと腰には負担だ。ほかにどこか無いだろうか。
探してみたところ、近々行くつもりだった上越の温泉のそばに駐車場から近そうの湧き水を発見した。ならば、本日の温泉は上越に決定。

御前清水
とても綺麗に整備された水汲み場だった。
飲んでみたら、やわらかい口当たりのいい水で、オススメの湧き水である。
春日山城址のすぐそばなので、上杉謙信にゆかりでもあるのかもしれない。
  手前の碑には、「謙信公出陣 御前清水」とある。

  観音様が立っていて、水の出る場所は龍の頭。比較的汲みやすい。
 『門前の湯』データ   上越市下門前162  025−531−2615  10時〜12時半
料金 大人390円、小学生140円、幼児70円。温泉+サウナは大人のみで570円。
泉質 ナトリウム塩化物泉。(薄いやや緑がかった褐色のお湯。しょっぱい。)
風呂の種類 内風呂(一部水深1メートルの深い部分あり)、釜風呂。別料金のサウナ。
備品 固形石鹸、ドライヤー(シャンプー、リンス、タオル、ブラシは持参)(ただし、サウナも利用する場合は、シャンプー、リンス、タオルはついている)
洗い場 カランの数は15。ただし、うち4つはシャワーが固定式。お湯のカランと水のカランが分かれている方式で、シャワーの温度は変えられない。銭湯に慣れていないとシャワーの開栓方法にちょっと戸惑う。
脱衣室 ざっと見、ロッカーは100円リターン式の四角いものが120以上。好きな場所を使う。ただし、サウナ利用者は、番号の決まった鍵をあらかじめ渡されるので、その番号のものを使う。
パウダールーム 脱衣室と同じ場所だが、邪魔にならない場所に一面の鏡。洗面台2つ。ドライヤー4つ。ドライヤーは強力。
んがお印象 前もって調べていて、ここは銭湯と思ったほうがよい、と分かっていた。天然温泉で390円とは安いので、その点は全く気にならない。ちゃんとシャンプーとリンスを持って出かける。
最初は用意されていなかったそうだが、今は固形石鹸があるので、体を洗うには困らない。その石鹸も、どうも海草入り石鹸らしく、妙なつぶつぶ入りだ。安い温泉でよく見るレモン石鹸でない分だけかなりマシである。
今年の1月に新しくできた建物というだけあって、とても綺麗で、新築のニオイがまだしていた。
お湯も、内湯はやや透明感のある緑がかった褐色のお湯。露天は濁った黄土色っぽいお湯だ。湯口からのお湯をなめてみたら、かなりしょっぱい。
露天のお湯はかけ流しだそうだが、底から熱いお湯が吹き出ている部分があったので、加熱はしているのだろう。
この露天のお風呂が「高橋食品から寄贈された釜」という大釜だったのだが、何に利用されていた釜なのか書いておいて欲しかったなぁ。大人3人が入ればいっぱいくらいの大きさで、露天風呂、と言い張るにはちょっと小さすぎるな、とも思った。赤の他人だとしたら3人入るのはちょっと遠慮したい大きさである。
内湯は、広いお風呂で一部分が水深1メートルと深くなっている。ただ、この深さは立ち湯にしては浅いし、座るには深いし、ものすごく中途半端な意味不明の深さだった。せめて気泡でも出ていれば話はわかるんだけど。
だか、390円、ということを考えると、ただお湯に浸かるだけでもオトクだと思う。綺麗だし。
サウナのほうは利用しなかったが、こちらを利用すると、シャンプー等のついた洗い場が別にあるらしい。
そうそう、下駄箱も100円リターン式で、そこに靴を預けて券売機でチケットを購入するのだが、このチケットの種類がやたら多くてボタンだらけで、先に来ていたお年より3人組みがどうしていいのかとまどっていた。私もどこを押していいのやら、さっぱりわからなかった。いっそカウンターで買えるふうにしたほうが親切じゃなかろうか。
また、1度脱衣室を出たら再入浴はできないシステムである。
脱衣室にしかコーヒー牛乳がなくて、戻ろうかと思ったが、そう書いてあったので面倒くさくなってやめてしまった。
リンク
交通 「門前の湯」 我々は国道8号線から行った。柏崎方面から国道8号線で上越市に向かう。すると、上越ICに行ける国道18号線との交差点に出るが、そこは通り過ぎ、次の交差点「下門前」で左折する。
裏道のような細い道を少し走ると左側に門前の湯がある。ただし、裏がわなので、看板が分かりづらい。左側にまずやや狭い第2駐車場があるので、そこを通り越してすぐの建物前の駐車場に行けばよい。
御前清水  国道8号線を柏崎方面から上越に向かって走り、関川大橋、信越本線の陸橋を通り越して県道63号へと右折する。この右折する交差点に「春日山城址」と案内があるのでここは間違わないと思う。次に「春日山城址」と案内が出て来る交差点では右折しないで、まっすぐ進み、右側に「吉運堂」のある交差点で右折。(ここにも案内はある)しばらく進むと左側に春日山城址の大手門駐車場(とはいえ、未舗装の土地だ)があり、その角にある。右手に春日山旅館が見えてしまったら行きすぎ。


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