12月4日 花みずき温泉「喜芳」 ・ 12月12日 お休みの日
12月19日 親孝行の日 ・ 12月26日 お休みの日
12月31日 温泉納めの日

12月4日(土)  花みずき温泉 喜芳
10月末に予定していた新潟の温泉仲間のオフが地震のために延期になって1ヶ月。たまたま県央周辺で集まるのに便のいい場所三島町に新しい温泉施設ができた。地元のnobiさんやきん太さんの声かけで土曜の夕食をそこで食べる温泉オフ開催となった。
土曜日は天気予報に反してうす曇りのお天気。オフの時間まで県北の滝に行き、湧水などを汲んでつぶした。
湧水は、「吉祥清水」
新潟県でも最北に位置する山北町にある。大毎地区にあるというのは冊子で知っていたが、いざ大毎地区に入ると道がいりくんでいてさっぱり分からない。そこで道行くおばあちゃんに尋ねたら、新潟県のなまりというよりは完全に山形県のなまりでもう少し先に行くとあると教えてくれた。そうか、もうちょっとで山形という位置だものなぁ。
  
  
大毎地区の簡易水道はすべて吉祥岳の湧水だそうだが、この吉祥清水のとなりにも簡易水道施設のようなものがあった。また、各家々の前にも蛇口から水が止めることなく流れ出ていて、水が豊かな地区なのだとわかった。
口に含むとまったくひっかかりのない素直な水だった。
交通:国道7号を山形方面に進み、葡萄スキー場を通り過ぎ、大毎トンネルをぬけるとすぐに右側に「吉祥と清水の里大毎」と書かれた看板がある。その隣の道へと右折して入る。すぐにY字になっているが、ここは坂を下りるように左側に行く。そのまま進み、道の大きいほうを選んで行くと川を渡る。さらに進むともう一度同じ川を渡る。渡ったらほぼすぐに左がわに写真のような水汲み場がある。
喜芳データ   三島郡三島町大字上岩井   0258−42−4126  10時〜22時
料金 大人 1000円(タオル、バスタオル、館内着付)(館内着ナシは950円) 6時以降は館内着ナシで750円。 他に8時以降入浴料、生ジョッキ(中)、おつまみ付で1000円というセットもあり。
泉質 単純温泉 (ややうす茶色のさらりとしたお湯。無味)
風呂の種類 大浴槽、気泡風呂、露天風呂、檜風呂、変わり風呂(温泉ではない)サウナ、水風呂
備品 ボディシャンプー、シャンプー、リンス、ドライヤー、洗顔フォーム、化粧水、乳液、、シャワーキャップ、ゴムひも、ひげそり、男性化粧品、ブラシ。
洗い場 カランは15つ。
脱衣室 小さいコインロッカー大のロッカーが250ほどある。上下4段になっているので、混雑した時にはかなり脱衣がしづらいと思われる。
ロッカーの上に脱衣籠がいくつか用意されていた。
また奥に畳敷きのスペースがあり、脱衣するお年寄りが重宝していた。
パウダールーム 脱衣室とは離れた場所に鏡付き洗面台10。ドライヤーも10。かなりゆとりある数である。5つが陶器の巨大などんぶりみたいな洗面台で(すいません、表現力不足で)水道のコックがひねりにくい場所になってしまっているのが惜しい。雰囲気はとてもよい。ドライヤー、化粧品等もそれぞれにきちんとあるので、遠慮することなく使える。
んがお印象 温泉オフでお誘いいただけなければ、たぶんオープンしたのも知らなかっただろう「喜芳」。オープンしたてだから、きっと混雑しているだろうなぁと覚悟して行った。
しかし、実際にはまったく混雑していなかった。土曜日の夕方だったというのに、である。もしかして宣伝不足?それとも、近隣の温泉施設に比べてややお高めの料金設定のため?
私が入ったときには女性がわは、5人くらいしか利用していなかった。がらがら状態である。
お風呂の雰囲気は実にいい。
内風呂は思ったより狭いが、露天は広々している。2階にあるので、昼間であれば展望はいいのではないだろうか。ちなみに見える景色は田んぼだと思うけど。男性のほうは目隠しがなく眺望がいいらしいが、女性のほうは木の塀のような目隠しがあった。
露天で、屋根のある部分に檜の風呂があり、ここだけがかけ流しの温泉が使われている。あとは加水ナシの加温循環であると浴槽ごとにきっちりと表示してあった。
露天にはもう一つ変わり風呂というのがあって、一人か二人くらいしか入れない陶器のお風呂に何かしらの入浴剤を入れるものらしいが、私たちが行った日は炭風呂で、ネットに炭が入ったものが浮いていた。ここのお湯は市水と書いてあって、入るとツンと塩素系のニオイがした。炭が入っていてもである。なんだか温泉との比較対照のためのお風呂のような気がした。
できれば打たせ湯があってほしかったが、温泉オフのみなさんとの会話で打たせ湯は県の指導で停止している施設が多いとの情報があった。どういう理由かは分からないが、そういうことで打たせ湯がないのかもしれない。好きなのになぁ、打たせ湯。
とにかく新しい施設は気持ちがいい。
それにすいていたのも気分がいい。
料金的にはちょっと高い気もするが、タオルもついていて、化粧品もついていてこの値段なら相応ではないかと思う。お湯もなかなかあったまっていいお湯だったし。
このままガラすきが続いて閉鎖するなんてことがありませんように。
ついでながら、『喜芳』という店名の前に「旬食・ゆ処・宿」とついているのだが、食事のメニューが少なすぎた。もっと選ぶ楽しみがあってもいいと思うのだが。
さらについでながら、3時間6000円なりの露天風呂つき個室というのに、みんな興味津々であった。
蛇足になってしまいそうだが、この施設には外に足湯があり、私たちが行った時にも足湯に入ろうとしていたご夫婦などもいたのだが、肝心のお湯がぬるかった。どうも施設のほうでも足湯の存在を忘れていて、温度のケアを怠っているらしい。惜しい限りである。
 これが忘れられた足湯です(笑)
リンク 旬食・ゆ処・宿 『喜芳』
交通 実は夜になってから行ったので、さっぱり道がわからなかった(こらこら)三島町役場のほぼ裏である。


12月12日(日)  お休みの日
今日は一日しかないお休みだったので、近場の温泉にでも行くつもりだった。
実際「いい湯らてぃ」に行くつもりで用意していたのだが、途中で気がかわって家に戻ってしまった。
理由は色々あるのだが、まず滝を見て少し泥がついてしまったこと。あと、滝を二本見てしまったので、早く家に帰ってページを作りたかったこと。で、年末だし、物入りだし・・・(笑)
滝は「いい湯らてぃ」の前を通る場所にあるので、寄ってもよかったかな〜というカンジなんですがね。
で、帰り道、五十嵐川沿いを通って自宅に向かうのだが、五十嵐川沿いは7月の大水害の傷跡がまだあちこちに残っていた。下流の三条市あたりだと、もうほとんど見た目では分からないくらいなのだが、上流では川自体が様相が変わっている。
ただ、ほっとしたのは、毎年白鳥が来るあたりはまったく変化がなく、今年もしっかり白鳥が来ていたこと。
近所の人たちがエサを与えているのだろう。有名な瓢湖なんかより、ずっと近くに白鳥がいて、しっかり投げたエサを食べてくれる。下田の冬のいい風景だ。
「いい湯らてぃ」に行く途中、川のごく近くを国道が走るあたりなので、白鳥の姿は見落とさないと思う。「いい湯らてぃ」に行く機会があれば、ぜひ気にして見てほしい。
    ほら、こんな近くに白鳥が。

    いきなり喧嘩はじめたりして。


12月19日(日)  親孝行の日
と、いうことで、東京のダンナの実家に土日を利用して行ってきた。本当に顔を見るだけの訪問なので、どこが親孝行だろうか、とも思うのだが。今回も武蔵村山の「かたくりの湯」でのんびりしてきた。前回は和風の浴室だったが、今回は洋風の浴室。あれ、前と違うなぁと思ったら入れ替えがあるらしい。(前回のレポートはここへ
冬至が近いということで、変わり湯はゆず。ころころと丸まんまのゆずが20個ほど浮いていて、あらいい風情、と思ったのだが、入ってみて風情もへったくれもないと思った。ゆずがつぶされて中身が出て、ぶよぶよ浮いているわ、種はつぶつぶと沈んでいるわ。
よい香りを出すために中身を出したものを袋に入れてお湯に浮かべてあるのだが。きっと実をそのまま浮かべればいかにも柚子湯に見えるという演出のつもりだったのだろう。でも、実が浮かんでいれば手にとって、ついついいじっている間に潰れてしまったり、子供なんかはきっと故意にむいてしまったりするものだ。
柚子の種だの中身だのがあちこちに沈んでいるお湯はあんまり綺麗な印象はなかったです。
さて、そんな簡単な親孝行のあと、群馬に寄って新潟まで帰った。滝を一つみて、その近くにある名水百選の湧水を汲んで帰ることにした。
箱島湧水
行ってみてびっくり。とにかくすごい量が山の巨木の根元付近からどんどん湧き出ているのだ。かなりの湧水を見てきたが、こんなにゴウゴウ出ている湧水は、岩手の金沢清水以来のインパクトだ。
その下流なんかは滝とみまごうばかりだし、その水を溜めるためなのか、建造されて100年近くたつダムまである。恐れ入った。
さらには「箱島湧水の怪」というのがあって、榛名湖に供養のために沈めた位牌(円光上人という人の母親のもの)がここから出てきた、なんていう話まであり、なかなかおもしろい。
とってもまろやかな甘い水でした。
    
  水汲み場はこんな感じ。この水全部湧水。
    
  湧水が滝になって落ちて、約100年前に作られたダムが受け止める。
    
  この滝全部湧き水。

箱島湧水の行き方  我々はよく調べずにだいたいこのあたりと見当をつけて国道353号を子持村から中之条町に向かって走って行ったのだが、この行き方だと、左手を流れる川を渡る橋が無く、かなり先まで行ってから橋を渡り、戻る形になってしまった。無駄なく行くつもりであれば、関越道渋川伊香保ICから国道17号で渋川市街に行き、そこから県道35号に入ったほうがいいだろう。県道35号をはずれないように進み、東村に入ってすぐくらいに左側の上の方に「箱島湧水→」という看板がある。看板は目線より上だしやや小さいので注意が必要。また入り口も細い道なので注意すべし。ここから坂を上って行くと、小さな看板で道の端々に湧水への案内がある。途中に小さなお土産屋のような案内所もあるので、迷ったら聞いてみるのもいいだろう。
かなり細い道を登って行くと駐車場。駐車場から5分くらい歩くとダムが見え、湧水はすぐである。


12月26日(日) お休みの日
今日は年末の日曜日、ということなのに、じつにダラダラと過ごしてしまいました。
どうも今年はいつもの年に増して年末という気がしません。大掃除どころか、お正月の買出しもするつもりになれません。
温泉に行くのは大晦日にとっておくことにしたので、今日はカラオケに行ってしまいました。喉が痛くなってしまった。
1月1日が土曜日というのは、週のめぐりとしてはあまりよくないみたいですねぇ。正月がいつもの土日と変わらない感覚になってしまっています。
こうなったら、年末年始はあいている日帰り温泉施設のハシゴでもするかなぁ。
ふやけた正月になろうかと考えています。


12月31日(金)  温泉納めの日
12月30日に仕事納めがあり、その足で横浜へ。横浜で一泊して友人とストレス解消した。
私の希望で横浜の赤レンガ倉庫である「グランドエンジェル」というイベントを見た。これは、赤レンガ倉庫の前にある広場の地面に静止映像を映し出し、音楽にあわせて動かす、というもので、その映像が全て天使関係。なかなか面白かったです。
もっと大規模のものかと思っていたのですが、なんのことはない街角のオーロラビジョンが地面になったくらいのもので、とても気軽でした。でも、エンジェルの絵や彫刻の写真など、こんなにたくさんあるのね〜という感じで興味深かったです。
それよりも、赤レンガ倉庫に着いたのがちょうど月の出と一緒て、真っ赤な半月が港から出現する様を見ることができました。これはすごかったなぁ。横浜の夜景もすごかったけど、月はやっぱり何よりも綺麗かもしれないですねぇ。
で、翌日は中華街に行き、関帝廟などを見たり、中華粥などを食べたりしました。
午後から大雪になり新潟に帰るのも危ぶまれましたが、上越新幹線は雪には強いので無事帰り着きました。
ダンナに迎えに来てもらって、そのまま「だいろの湯」へ。
もう紅白歌合戦が始まっている時間だったので、ものすごくすいていました。
あの広い露天風呂が貸切。泳いでも大丈夫なくらい。さすがに泳ぎませんでしたけどね。
のんびりと温泉納めができましたとさ。
いい年末でした。
今年は新潟は色々なことがあったけど、来年はよい年でありますように。
    
  巨大な月。手持ちなもんで、ブレてますが、雰囲気は分かっていただけるかと。

    
  赤レンガ倉庫。月もだいぶ昇ってきました。グランドエンジェルは地面に投影される。天使の手の場所に子供が立っているのがわかりますか?

    
  汽車道という所から見た観覧車。屋形船みたいなのもあって、綺麗だったなぁ。右は関帝廟。

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