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 華厳の滝、冬
2003年滝初め冬の日光の滝たち 


華厳の滝

厳冬の滝は従者を氷にかえていた。


凍った十二滝の真ん中を本滝が突き抜ける。
シンとした静けさのなかにも迫力がある。




竜頭滝

これは滝の一番下流。
滝見台になっている土産屋より。
氷の下から水が脈打って落ちる。


滝見台より見える全体図。



湯滝

写真集など見ると部分だけ切り取って
なめ滝かと思うが、見事な滝。
落差60メートル、幅20メートル。



滝壺付近。
フリルのように緩やかに
水は滝壺に吸い込まれて行く。



大きさ比較。
滝の前方をぐるりと滝見の台がある。




裏見滝

主瀑。
落差20メートル。
さすがに凍っていない。



全体図。
左端の階段の所にダンナが立っている。
画面の右上の白い所も滝。
右に主瀑。その左右にも細かい滝。


氷の芸術があちこちにある。






2003/1/12 華厳の滝(97メートル) 栃木県日光市
2003年が明けて、手には真新しいデジカメがある。しかし、それを使用する目的の滝は、新潟県内ではほとんど雪の中。雪にはばまれずに行ける滝もあることはあるが、それを今年の滝初めにしてしまっては、今年一年がなんとなくこぢんまりした一年になってしまいそうだ。
と、いうことで、冬でも見れる関東の滝、しかもたくさん滝が見れて美味しい場所を午前9時頃いきなり探しはじめ、日光市に決定。なんたって、滝初めに華厳の滝だなんて、おめでたいような気がする。
いきなり思い立ったものだから、出発はほとんど10時前。さて、まともにどれだけの滝を見れるか?
幸い穏やかな天候で、関越道もスイスイ。赤城で降りて群馬県をつっきり、栃木に突入する国道353号と122号もまったく順調だ。(ちなみに120号は金精峠が冬季閉鎖である)お昼過ぎにはいろは坂に到着。
実は前々からいろは坂の上りの途中からロープウェイで登る明智平からの眺めがすばらしいと聞いていて、ぜひ行ってみたかったのだが、事前にネットで調べたら冬季は運休とのこと。残念、諦めようということにした。が、行ってみたら、真っ青な空に真っ赤なゴンドラがゆらゆら動いているではないか。らっきー。さっそく自動車をとめ、ロープウェイに。
ちいさなゴンドラはつめれば10人以上乗りそうだが、なんと我々2人の貸し切りで明智平まで行くことができた。
明智平の景色はまさに圧巻。ロープウェイが往復で700円強ということで、ちょっと高いか?と思っていたが、この景色はそれだけのお金を払っても見るべきである。華厳の滝自体は滝のそばから見ることができるのだが、滝が中禅寺湖から落ちている様子などは滝のそばからは全くわからない。ところがここからだと湖も滝も、隣にある別の滝も見れる。大パノラマである。新年一発目からこの風景。雄大な一年になりそうだ。
   
  
暗く写ってしまったが、中禅寺湖から落ちる華厳の滝。午前中なら光が回って滝がよく見えたかも。

    
  
左:明智平からの華厳の滝。右:白雲の滝。滝をまたぐあの橋には行けるのだろうか。行けるものなら行ってみたいが、資料がなかった。
  
般若の滝。ロープウェイより。

   
方等の滝。下りのいろは坂のとなりにあるが坂からは見えない。砂防ダムから落ちて、さらに数十メートル落ちている。ロープウェイの乗り場から撮影。
明智平をおりて、華厳の滝の駐車場に。有料(310円)の駐車場に入れて滝の正面の鑑瀑台に。ここは有料のエレベーターで滝の正面まで行けるが、使わない。テラスからのぞき込んだ滝は、氷の芸術になっていた。本流は凍っていないのだが、滝が従えている子分たち十二滝がほとんど凍っている。美しい。さすが日本三銘瀑。冬の姿もきっちり絵になる。
さて、滝を鑑賞し終わって、駐車場に戻ると、正面に並んでいるお店から傘を振りかざして何かを追っている店員の姿が。何?と見ると猿である。そっかー、このへんでは猿は傘で追っ払う動物なのかー。猿害は生活と直面している。かわいいかわいいと言って写真を撮っている観光客の私など幸せモンである。
  
猿。傘で追われて屋根に逃げた。
さて、次に向かうは滝の本で見てぜひこの目で見たいと思っていた『湯滝』である。湯滝のある国道120号は前述とおり峠で閉鎖されている。さて、どこまで通れるか不安だったが、進んでみることにした。途中『竜頭の滝』に寄る。おいおい、こんなに自動車がとまっているよ、というくらい賑わっていた。やっぱりおめでたい気がするんだろうか。ツルツルの坂道をヒールの細い靴で登っている女の子もいて、心の中で一度滑って学習したまえ、とつぶやく。
この『竜頭の滝』、実はこの駐車場から見られる部分だけが滝ではない、とさらに120号を進んでみて発覚した。上流の橋で何人かの人が自動車を降りて写真を撮っているので我々も滝かと思ってそこに行ってみた。と、看板に『竜頭の滝』の文字。しかし、橋の下は川の流れ。ま、なめ滝と言えば言えなくもないくらいの幅の拾い急流である。どうも、このなめ滝を含めて210メートルに渡る流れを『竜頭の滝』というらしい。橋の上流も渓流瀑になっていた。
    
 
 左:竜頭滝上流。渓流瀑になっている。右:竜頭滝中流。一面の岩盤を滑るなめ滝。全長210メートル。
さらに自動車を進めると、戦場ヶ原に出る。びっくりしたのは、歩くスキーをやっている人がたくさんいたこと。このだだっ広い戦場ヶ原にコースでもあるのか、バスを待っている人もスキーを抱えているし、道を歩いている人もスキーを抱えている。歩くスキーがメジャーなのか、と認識を新たにする。
心配することもなく、簡単に『湯滝』に着いた。有料駐車場たが、冬季は無料になる。これもらっきー。
名前からしてお湯の滝なのかしらん、と思っていたのだが、湯川という川の滝だから湯滝。湯の滝ではありません。しかし、さわさわと緩やかに流れる滝が少しも凍っていなかったのは、やっぱり少しは温度が上なんだろうか。上流の湯の湖も見える滝見台は雪のため行けなかった。
そろそろ時間も3時を過ぎて、あとは1つ見れればいいほうか、ということで、『裏見の滝』に急ぐ。120号を引き返して、いろは坂を降り(般若滝が目前に見える途中の駐車スペースを気づかずにパスしてしまったのは、痛恨)『裏見の滝』の駐車場に着いたのは3時半ころ。おやおや、ちゃんと自動車が止まっている。2台の自動車の主とすれ違いながら遊歩道を歩く。この遊歩道は滝好き大歓喜の遊歩道だ。あちこちから滝が落ちているし、眼下には渓流瀑が流れている。どれが裏見?と思うほど10メートル以上の滝がごろごろあるのだ。そして、ついに行き当たるのが『裏見の滝』。実際に裏に回って見ることができそうなのだが、私たちが行った時には人が立って歩けるほどのスペースはなかった。濡れるのをいとわなければ、滝のごく近くまで行ける。
写真集には真っすぐに落ちる本滝とも言える1本がクローズアップして出ているものもあるが、実際にはかなり広い範囲でぐるりと滝が落ちている。ただし、それぞれ離れて落ちているので、写真には収めきれない。ぜひとも行ってみて、表情の違う滝たちが自分を取り囲む感覚を味わってほしいものである。
  
裏見滝への遊歩道。綺麗に整備されているが氷の道。
ちなみに、道はほとんど氷。真冬には滑り止め対策を施した靴が必要だ。私はビデオカメラを持ったまますっ転んで、カメラを死守するために腕を打ってしまった。
駐車場に引き返すと、もう遠くの山は真っ赤に染まっている。夕暮れも近い。後は一路新潟に帰るだけである。この奥にある『慈観の滝』などは徒歩70分とあるので、またいずれの宿題だ。
関越道に乗る途中にあった『富士見、見晴らしの湯』であったまって夕食を食べて、帰途についた。
ついでに加えると、私たちが乗った赤城のICからすでに上り線はびっしりの渋滞。どこまで続くのかと思っていたら、なんと谷川岳PAの手前までのろのろびっしりだった。よく関越道は利用するが、こんなにすごい渋滞は始めてみた。反対方向のスイスイ走る私たちはなんとなく優越感。年末年始が分散した分、この連休は集中してしまったのか。つくづく、関東に住む人は大変だなー、と思った次第だ。
交通
日光宇都宮道路清滝ICを起点に。
明智平ロープウェイ 清滝ICよりR120で中禅寺湖方面に向かう。いろは坂を登り、途中で見えるドライブインのような建物がロープウェイ。3分で明智平に着く。往復で700円強(うろ覚え)

明智平からは華厳の滝白雲の滝が望める。ロープウェイからは方等の滝般若の滝が望める。
華厳の滝 いろは坂を登りきり、つきあたりを右折するとすぐに右側におおきな駐車場(有料、300円強)がある。有料のエレベーターで滝の目前まで行くこともできるが、その裏に無料の観瀑台もある。
竜頭滝 いろは坂を登りきったT字をこちらは左折する。大きな赤い鳥居をくぐると左手に中禅寺湖が見えてくる。この湖畔をぐるりと回る。R120をはずれさえしなければ、右側に大きな看板や土産屋があるので、すぐに分かる。
湯滝 竜頭滝を通り越し、そのままR120で戦場ヶ原も突っ切る。戦場ヶ原が終わったあたりで左側に有料駐車場の看板があるので、R120から降りる。駐車場は冬場は無料。
裏見滝 清滝ICからR120を日光市方面に向かう。ほんの少し走った程度で左手を注意していると湯滝へ至る道の看板がある。細い道なので、R120に出たらとにかく左手を注意して見ているとよい。小さな郵便局の手前である。細い道に入ってから、10分もしないで裏見滝の駐車場になるが、冬場は滑り止めのタイヤが必要である。
なお、裏見滝の奥には、初音滝、慈観の滝などがあり、慈観の滝までは夏場なら徒歩70分だそうだ。
その他、日光市付近には霧降の滝を初めたくさんの滝がある。
リンク
日光市


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