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 早戸大滝
丹沢滝めぐりオフ 




早戸大滝
少し離れた高台からの撮影。
これほど緑が多かったのかと、
写真を見てから気がついた。


早戸大滝の大岩の内側。
この手前の岩の裏側に
仏像が彫ってあるとかないとか。
ほ、ほんとーですか?


写真3枚による合成の
大きさ比較写真。
滝の右手の斜面より撮影。
タバコ役はあぶさん。



雷滝
雷というからには、
轟くような滝を連想していたが、
意に反してやさしい印象の
滝だった。


落ち口はフリルのように美しい。



大岩の滝
岩と岩の間を縫うように落ちる滝。
実はもっとちゃんと見える場所が
あったのだが、疲れていて
そっちまで行きませんでしたぁ。



三日月滝
これは、早戸川林道で丹沢観光センターに
着く前に見ることができる滝。
細長い滝で、くねって落ちる様が
優美である。



沢の途中には、立派な段瀑が。
これで無名滝なんてかわいそう。





なんという植物か。
いきなり花だけ地面から出ている。
ひっこぬいたら、虫が出てきたら
どうしよう、なんて言ってました。



目の高さには
ドウダンツツジに似た可憐な花。
でも、わりと大きかったので、
名前はわかりません。
2003/5/10 早戸大滝(50メートル) 神奈川県津久井町
『滝のある風景』のあっきーさんの呼びかけで、今回の早戸大滝への滝オフは始まった。
早戸大滝は、どの滝の本をめくってみても、丹沢の山ふところにあるので充分に注意して行くように書いてある。しかも、片道2時間。ちょっと私たち夫婦だけでは二の足を踏む所である。
そこにこの『滝オフ』の呼びかけである。乗らないでどうしよう。
参加者は、主催のあっきーさん、金さん、なんちゃん、あぶさん、あきらさん、むらかみーなさんと私たち2人の合計8人。なんと私は紅一点になってしまった。
午前8時に早戸川林道の終点に集合ということで、新潟出発の我々は午前3時に家を出た。さすがに未明だけあって、高速は順調すぎるほど順調。途中のサービスエリアで朝食をとり、高速を降りる。途中、相模原のあたりで迷ってしまってカーナビが欲しくなったが、とりあえず復帰して、集合場所に着いたのは、7時40分頃だった。
すでにほとんどの人たちが到着していた。黄色いウィンドブレーカーのあぶさんは駐車スペースの係りの人みたいに見えたし、材木店のはっぴ姿の金さんは、間違いなく地元の人に見えた(笑)
林道は終点までは、土砂崩れ等で行けないので、行けるところまで自動車で行き、路肩に駐車することになる。総勢8名だが、自動車は全部で6台にもなるのだ。林道はけっこう満杯になってしまった(他にも駐車している自動車が何台もあったし)
なんとか全部安全な所にとめて、挨拶もそこそこに早戸大滝に向けて歩きだした。
最初の20分はひたすら登る。登る。登る。景色も全く見えないただ黙々と登るだけの登山である。その後、アドベンチャーな木道を渡ったりしのながら、なんとか川原にたどり着く。
早戸川の水はとても美しい。底の底まで何の苦もなく見えてしまう。しかし、水は冷たい。
この早戸川を右岸左岸と渡りながらさかのぼる。最初こそ丸木橋が渡されているのだが、あとは自分でなんとか渡れと突き放される。川原なものだから、踏み跡などの道は無いのだ。目標物は先人達が木々につけた赤や黄色のテープである。どう行けばいいのか分からなくなったら、回りの木々を見渡すと、こっちに来いと赤いテープが招いてくれる。しかし、たいていは川の向こうがわだ。
川を渡るにあたっては、岩がうまく並んでいて、岩を跳びながら渡れる場所を探すか、いさぎよく川に入るかのどちらかの選択になる。私は濡れたくない。が、簡単に渡れる岩もめったにない。
いや、言い訳すると、ぬれるのはいいのだ。問題は転ぶことにある。岩をわたるためにジャンプして、その足場がすべったと考えると、全身ずぶぬれになる。カメラもオジャンになる。
だから、どうしても、ジャンプできそうでできない距離にある岩を前にすると、「どーすりゃいいのよぉぉぉ」と、騒ぐことになるのだ。
あっきーさんは、ずいぶん前に骨折した足がまだ完治していないので最初から川の中をじゃぶじゃぶと行く。むらかみーなさんはサンダルを用意していた。他の男性諸氏はかなり年齢のいっている(失礼)金さんでもひょいひょいと岩と岩の間をジャンプして行く。身長の高いあぶさんが歩くように渡って行く場所が簡単に渡れるものだとついて行くと、私には絶対に無理な距離だったりする。
最終的には立ち往生して、見るに見かねたあっきーさんとむらかみーなさんが川の中に立って肩や腕を貸してくださり、なんとか渡ることができた。しかも、1ケ所ではない。こんなドタバタを、そーですね、4ケ所以上やっちまいました。まったくもって、みなさん、とくにまだ骨折が完治していないあっきーさん、むらかみーなさん、冷たい水の中に長時間浸からせてしまって、本当に申し訳ありませんでした。
辛いことは忘れよう(こらこら)
この川を渡らなければならない、ということを除けば、実は行程はさほど苦しいものではない。最後の最後でほぼ垂直な崖をロープと木の根っこを伝いながら登るくらいがちょっとアドベンチャーなだけだ。いや、滝つぼに行く道が今回は崩落していて、逆さまになった木の根っこをくぐりながら通ったのもけっこうアドベンチャーだったけれども。
  
アドペンチャーの1。木の根っこがつるつるになっている。

  
アドペンチャーの2。倒れた木をくぐりぬける。
その垂直な崖をのぼりつめると、早戸大滝が見える。新緑がすでに滝の前面を覆っていて、すべてを見ることはできないが、「すごい、すごい」としか声が出なくなるほどすばらしい。手前に大岩がそそり立っていて、滝をすべて見せてくれない。そのため、『幻の大滝』という名前があるくらいだ。それがまた滝を神秘的に見せている。
このままこれで帰ってもいいや、と思うくらいそこからの眺めはすばらしかったが、やっぱり滝つぼに行かなくちゃ。行ってみたら、前述のとおり道がなかった。巨木とも言える木がまっさかさまに落ちていて、根っこがそのまま上を向いている状態でひっかかっている。うまい具合に木の幹が支えになって、根っこを乗り越せば滝つぼに行ける。巨木なだけに安定しているのがよかった。
滝つぼは、意外に浅く、滝の向かって左側の斜面を登ると大岩に隠された滝のなかほどの部分を覗くことができた。なんだか、スカートの中を覗くようで、ちょっと申し訳ない。
    
  
滝つぼ近くの緑はつややかに濡れている。右は斜面にとりついて撮影する男たち。
しばらく撮影していると、滝の水しぶきのためか寒くなってきた。滝つぼ付近から避難。全員滝を堪能したのを確認して、来た道を戻る。
これは、はっきりと言えるのだが、行く道よりも戻る行程のほうが大変である。わたしはこんな所登っていない、渡っていない、という所が随所に出て来る。いや、ちゃんと行きに通った道なんだけど。だから、行く時に体力を使い果たしてしまうようなプランは組まないほうがいい。行き着ければいいってもんじゃないのだと、今回つくづく感じた。
途中、早戸大滝のある沢と分岐している沢に入って『大岩の滝』、『雷滝』を見る。この分岐している『雷滝』への道のほうが、早戸大滝への道よりも大変かもしれない。
『大岩の滝』は、岩と岩とのあいだを水が美しくぬっている滝で、『雷滝』は、名前とは裏腹に岩盤をフリルのように流れ落ちる優美な滝である。岩盤の傾斜がなんともいえず水の流れと調和している。
『雷滝』の前に少しだけ広いスペースがあるので、ここで昼食。充分休憩をとったあと、最後の行程へ出発した。

    
  
雷滝のプレート。皿だよ、皿。右は雷滝を前に談笑する男たち。
林道の終点である看板の前から山に踏み入ったのが午前8時。この看板に戻ったのが午後1時30分である。休憩、昼食、撮影、立ち往生(笑)を含めての時間なので、実際に歩く時間は片道2時間はかからない。
早戸大滝というご褒美があるのだから、かなり楽しいハイキングではあるが、危険な場所も多いので、装備等は充分にしてから出かけたい。それと、沢の川原を行くということで、踏み跡などの道は期待できない。できれば道案内ができる人が同行するのが望ましい。
自動車に戻り、途中『三日月滝』を見たりしながら6台でゾロゾロ林道を走り、津久井湖沿いのファミレスで一服。滝談義に花を咲かせて、それぞれの帰路についた。
午前3時出発の我々はごく近い所にダンナの実家があるので、そちらで1泊。温泉に浸かって疲れを癒しましたとさ。
 
交通
高速道路でもっとも近いICは、地図によると中央自動車道『相模湖東出口』である。しかし、この道は行楽シーズンには大渋滞することが予想される。とりあえず起点として『相模湖東出口』を選ぶが、場所を確認してから渋滞しないコースを選んでほしい。
インターは、国道20号線につながっているので、相模湖方面に向かい国道412号に乗る。愛川町方面に向かってしばらく走り、『関』という交差点で県道513を経て、県道64号に入る。その道沿いに『早戸川国際マス釣り場』の大きな看板があるので、マス釣り場に向かって曲がる。あとはとにかくマス釣り場をめざそう。しばらく林道を進むとトンネルがあり、トンネルを過ぎると道が二手に分かれる。ここは左折。右手に川を見下ろしつつしばらく進む。そうするとT字にぶつかるので、ここは右折。あとは道なりに進めばマス釣り場になり、さらに進むと丹沢観光センター。その先すぐが早戸川林道の終点である。
自動車の進める場所まで進んで、通行の邪魔にならないように駐車。それから土砂崩れさえなければ自動車で進めるはずの道を15分ほど登ると、下の写真のような本当の林道終点になる。
写真の右に男たちが覗き込んでいる看板があるが、これが早戸大滝を案内する唯一無二の看板。単独、もしくは初めて行く人だけの場合はこの看板を熟読して行こう。できれば、模写なりコピーなりしていったほうがいいかもしれない。
ここからが実は問題。この看板には入り口が書かれていないのだ。入り口はなんと、看板の真裏にある。下の写真の青い矢印のほうに川沿いの道やら立派な橋やらあるのだが、そちらに行ってはいけない。赤い矢印のように看板をまわりこむと、その下の写真のような標識がある。その前にある踏み跡を登っていく。右側に鹿よけの有刺鉄線のフェンスがあるので、それに沿って黙々と山道を登ることになる。
  

  これが看板の裏側。
しばらく山道を登っていくと、小屋が見えてくる。これが造林小屋。これから先は川沿いの道で、下が透けて見える木組みの道をロープを頼りに進んだりする。このロープ、とげが出ていて怪我をする危険性がある。私は指を切ってしまった。
    
ややあって、雷平という少し開けた川原に出る。右の沢に行くと雷滝、丸木橋を渡って進むと早戸大滝である。
    
あとは、川原を右に左に渡りながらさかのぼる。途中沢が二手に分かれるが、右は本流で滝ではない。左側の沢を登る。迷ったら、下のような目印が必ずあるので、目をこらして探してみよう。

    

  
川が二手に分かれたら、ものすごい崖をロープと木の根っこを頼りに登る。木の根っこがつるつるになっているので、ここを登るのだと分かる。登りきったら滝の全景が見える。さらに進むと滝つぼに道は続いているが、崩落している場合もあるので、充分に注意すること。
リンク
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