2月7日 白樺湖温泉『すずらんの湯』
2月22日 関川温泉足湯、高瀬温泉足湯『薬師の湯』
2月7日(土) 白樺湖温泉『すずらんの湯』 2月の三連休は凍る滝を求めて近県に出かける。 今年は暖冬であまり氷瀑は期待できないが、とりあえず連日氷点下の冷え込みをしている蓼科中央高原の滝たちを見に行くことにした。(レポは製作中) ついでに白樺湖で行われている氷燈祭りにも行ってみることにする。 まずは、せっかく長野に行くのだから、長野の湧き水を汲みましょう、と、蓼科中央高原の最寄インター諏訪からほど近い湧き水を事前に探した。けっこうたっぷり汲む必要があったので、汲みやすい湧き水、ということで、探し当てたのが「大清水」である。 大清水 ここは、ライトマップルには載っていない湧き水で、知る人ぞ知る隠れ湧き水らしい。ただ、地元の水道施設などがあるので、地元では汲みに来る方も多いらしく、我々が行った時にも一人汲んでいた。 が、一人や2人汲んでいても、ぜんぜん待たないくらい大量に水が湧いている。 水汲みができやすいように樋が渡されている場所は1箇所なのだが、広い池状になっている場所のあちこちから無数に湧いている場所があった。 ![]() ![]() 場所の説明はちょっと難しい。 諏訪インターから国道152号線で白樺湖方面に向かい、鬼場橋の交差点でビーナスライン、県道192号線に入る。しばらく走り、左手にセブンイレブンがあるすぐ先の交差点で左折。左折するとすぐ左前方に米沢小学校が見える。右手に郵便局の赤いポストも見える。この郵便局の前の道へ右折する。とても細い生活道路をずんずんと進んで行くとはるか前方に下の写真のような神社の鳥居が見える。この鳥居を右に見るように左折する。今まで走ってきた細い道に比べるとかなり広い道だ。 ![]() それからあまり走らないうちに右手の雑木の中に赤い鳥居が2つほど見える。これを通り過ぎてからよく右側に目をこらすと池状の湧き水が見てとれる。 看板は全くない。湧き水の池もよく注意していないとわからない。赤い鳥居を通り過ぎたらとにかく右手に注意して、こんもりとした木のあるあたりに小さな石のほこらがいくつか並んでいる場所があったらそこだ。 池を通りすぎると砂利敷きの駐車スペースとおぼしき場所があるので右折してそこに駐車しよう。 取水小屋らしい建物のすぐ脇から池の方に入れる。 水量は多く、甘いかんじのするやわらかい水である。 水を汲んでから滝めぐりをして、氷燈まつりに向かった。 我々はてっきり屋外のイベントだと思い込み、氷に明かりが灯されるなら夕暮れ以降のほうがよかろうと4時を回るまで時間を調節して行ったのに、あらびっくり屋内のイベントだった。つまり、いつでも暗い状態なので、朝から行っても大丈夫だったのだ。 入場料600円也。ただし、我々はすずらんの湯とのセット券を買ったので、両方で1000円だった。なんと、300円もオトク。両方利用するつもりなら、こちらにしたほうが断然よい。 白樺湖氷燈まつり ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() てっきり雪の中に氷の像があるもんだと思っていたので、拍子抜けだったが、氷の中で色つきの明かりが光っているのはなかなか幻想的だった。でも、わざわざこのためだけに行くイベントじゃない気がするなぁ。スキーとか他の遊びのついでにどうぞ、といった感じだった。 場所は、国道158号線の白樺湖入り口というバス停のあたりから白樺湖の南に入り、左手に駐車場があるので、そこだ。国道158号からはずれると、道に氷などがあるので気をつけよう。スキー場と駐車場が一緒なので、ちょっと入りづらいこともあると思う。ちなみに、すずらんの湯は、このイベントホールのすぐ隣。 |
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白樺湖湖温泉『すずらんの湯』 データ 長野県茅野市白樺湖 0266-68-3424 10時〜22時 | |
料金 | 大人700円 小学生以下400円 |
泉質 | ナトリウム−塩化物・硫酸塩温泉(無色透明無味無臭のさらりとしたお湯) |
風呂の種類 | 大浴槽(気泡、ジェット)、露天(源泉)、サウナ、水風呂。 |
備品 | シリンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー |
洗い場 | カランは21。桶がおかれる程度の小さな台がついている。 |
脱衣室 | 木製の棚にかごだけのものが150ほど。脱衣室内にはロッカーないので、出入り口近くの鍵つきロッカー(無料)のなかに貴重品を入れる。3段の棚なので、混雑する時には、脱衣が多少不便かも。 ロッカーのない場所に休憩できるようなスペースもあった。 |
パウダールーム | 脱衣する場所とは区切られたスペースに洗面台が7つ。ドライヤーは4つほど。別の場所に鏡だけが3つ。鏡の数に対してドライヤーの数が少なく、ドライヤー待ちが多い。ただ、別の場所にある鏡にはコンセントがついているので、マイドライヤーを持っていれば、そちらを利用できる。 |
んがお印象 | 実は、氷燈祭りとのセット券がなければ、この温泉には入らないつもりだった。というのも、500円が上限でしょう、という我が家の温泉予算より少し上回っていたからだ。しかし、氷燈まつりに行くつもりで調べたらセットで300円も安くなることになる。ぜひとも利用しなくては。 すずらんの湯のすぐ近くにはいくつかのスキー場があり、我々が行った夕方にはぼちぼちスキーヤーが帰宅前にひとっ風呂という時間帯だった。実際、駐車場は帰り支度を始めている自動車がかなり多く、風呂に向かっている人も多かった。 そんなわけで、少し混雑を心配していたのだが、女風呂に限って言えばそれほど混雑していなかった。カラン待ちもない。ダンナは少し待ったそうだが、すぐに空いたらしいし。 普通の日帰り施設よりカランの数が多いのは、スキー客がいるからかもしれない。 湯船も広く、かけ湯もあるので、もしカランがいっぱいでもかけ湯をしてとりあえずお湯に浸かって待つことができる。 お湯は泉質のわりには塩っぽさも肌からつるっとする感じもなかった。内湯は大きな湯船だったので、循環だとは思うが、露天風呂は源泉であると大きく書かれていたが。 その露天風呂、内湯より熱かった。そのため、ちょっと長湯できない。 しかも、露天風呂、と書かれているものの、屋外なのに周りをガラスで覆った感じになっていて、狭い分内湯よりも湯気がこもってちっとも開放的ではなかった。たぶん冬の間の措置だとは思うが、それにしてもこれでは露天風呂とは言わないだろう。せめてガラスを開けられるとか、天窓を雪が降っていない時にはあけるとか工夫してくれないものだろうか。メガネがくもって、仕方なかった。 施設としては、待合のためのスペースがかなり広くて、これもスキー客への配慮かしらん、と思った。 ただ、脱衣室内に貴重品用のロッカーがないのは、少し不便かもしれない。 |
リンク | 白樺湖観光協会 |
交通 | 中央自動車道諏訪ICから国道152号に出て、あとは案内に従って白樺湖に向かえばよい。白樺湖でもきちんと案内が出ているので迷うことはない。国道152号線から見ると、白樺湖の対岸になる。 |
2月22日(日) 関川温泉足湯、高瀬温泉足湯『薬師の湯』 2月だというのに、雪が少ない。あまり寒くもない。当てにしていた氷瀑も凍っていない、ということで、いつもの年なら冬は積雪で行けない滝に偵察に行ってみようと県北に出かけた。 結果的に少雪であってもさすがに県北、我々の想像以上に積雪していて、目的の滝に近づくことさえできなかったが、せっかく県北まで行ったので、平成の名水百選の吉祥清水で水を汲んで帰ることにした。 吉祥清水 ![]() ![]() ![]() うるさいほど水汲みの自動車はお寺の境内に駐車してくださいとかかれていたのに、路駐して水を汲んでいたら、地元のお父さんがゾロゾロやって来て、文句を言われると思っていたが、「水うまいだろう」「何度でも汲みに来いよ」「もっと汲むなら、下の蛇口からも汲めるぞ」と声をかけてくれた。(蛇口とは、上の写真の赤い矢印の蛇口) 水を汲みに来るマナーの悪い人にも優しい大毎のお父さんたちだった。 新潟観光ナビ「吉祥清水」 そういえば、ということで、それほど遠くない場所にあるもう一つの平成の名水百選である荒川にも行くことに。 荒川といえば、関川温泉と高瀬温泉に足湯があるというので、それもついでに見ることにした。 関川温泉足湯 ![]() ![]() ![]() 場所は道の駅関川。駐車場に入れば、でっかい文字で足湯と書かれているのですぐに分かる。 賑わっている道の駅なのに、だれも足湯に入っていないなぁと不思議に思い、手を入れてみたら、ものすごくぬるかった。この寒さで、このぬるい足湯に浸かってしまったら、きっと風邪をひく。あまり温度に気を使っていないらしい。 高瀬温泉足湯『薬師の湯』 ![]() ![]() 公園のようになっているのだが、門があって入りづらい。朝7時から夜8時までは門は手で開けられる。 ![]() ![]() しかし、行ってみると、足湯には蓋がしてあって、その蓋をあけてみると、からっぽだった。お湯を出すカランのようなものがあったので、押してみたら、ビクとも動かなかった。足湯を利用したい場合は、要問合である。 場所は国道113号線道の駅関川を通り越して上関交差点で左折。温泉橋を渡ってT字を右折。やや走って、右側に高瀬温泉に入る入り口があるので、そちらの細い道に入って行く。温泉旅館「ますや旅館」の真向かいの公園っぽい場所の中だ。 結局あったかい足湯に足を浸けることはできずに、家に戻ることに。その途中で大事な平成の名水百選を見忘れていたのに気がついた。 関川村のホームページ 荒川 ![]() なんと、河川の名水である。三年連続水質日本一の河川なんだそうだが、さすがに雪解け水の混じるこの時期では清流の趣はなかった。もう少し上流なら綺麗な吊り橋もある、撮影スポットがあるらしい。 この写真は、温泉橋の上から撮影。一番奥の真っ白い山は、飯豊連峰の端っこの「えぶり差岳」ではなかろうかと思われる。 環境庁選定平成の名水百選のページはこちら。 新潟県はこのページでは北陸に分類されています。 |