5月4日(日) 月岡温泉 足湯『湯足美』 毎年GWは、旧友たちと小旅行をする。ところがここ数年は諸事情で行くことができなかった。そんななか、今年も我が家が猫の介護のために宿泊できる状態ではなくなり、それなら私たちが新潟に行くわ、と言ってくれた3人が我が家に宿泊。新潟観光を楽しんでもらった。 とはいえ、新潟、意外に観光する場所が無い。どこに連れて行こうかと悩んだ末に行ったのが新発田市。あそこであれば、足軽長屋とか酒蔵とかがあって一日観光できるんじゃなかろうか。 ところが、サクサク観光してしまって、時間があまり、結局月岡方面にまで足をのばして豪農の館、市島邸に。そこまで行ったのなら、5月にオープンした月岡温泉の足湯に行ってみましょう、ということになった。 ![]() ![]() ![]() 月岡温泉足湯 湯足美 ![]() ![]() ![]() |
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『湯足美』データ | |
料金 | 足湯は無料です。 |
泉質 | 含硫黄―ナトリウム―塩化物温泉 |
風呂の種類 | 15人程度が座れる合計3つ程度の足湯。あと、手湯もあるらしいが見つけられなかった。 |
備品 | タオル等は各自持参。 |
洗い場 | 足湯なんで、ありません〜。 |
脱衣室 | 脱衣室あり。ただし1箇所のみ。 |
パウダールーム | 足湯なんで、ありません(笑)トイレはあります。 |
んがお印象 | オープンしたてなもんで、かなり混雑していた。 しかも、駐車場がすぐそばにはなく、歩いて10分程度のカリオンパークの駐車場に駐車して行くしか手がない。 宿泊者には旅館街のすぐそばなので、そぞろ歩きのついでにはちょうどいいかもしれないが、ちょっと立ち寄るものにしてみると、なかなか利用しづらい足湯である。 規模としては大きいのだが、そんなこんなで足を入れる場所もない状態だった。 ただ、新潟県の足湯としてはちょっとない脱衣室とかトイレのある情報館、イベントが行われるステージなどもある立派な施設で、もう少し落ち着いて人の出入りが少なくなったら、月岡温泉のいいくつろぎの場所になるんじゃないかな、と思われた。 しかし、やっぱり駐車場が無いのは痛い。 我々はカリオンパークに先に入ってしまって、場所がてっきりカリオンパーク内だと思ってウロウロしてしまった。レストランの前に足湯とパークの間を走っている人力車のお兄さんがいたので場所を聞いた。お兄さんは人力車に乗ってみてください、と言っていたけど、我々は5人なので無理。その日は気温30度以上。お兄さん汗だくでした。ちなみに人力車は1回500円也。 暑い日だったので缶ジュースでも飲みたかったのだが、足湯の施設内には自動販売機が無くて、これも×。 |
リンク | 月岡温泉 |
交通 | バス停月岡新湯。ホテル摩周、ホテルひさご荘の向かいくらいになる。駐車場はないので、カリオンパークの駐車場にとめて、川沿いを歩いて10分弱。 |
5月17日(土) 瀬波温泉 足湯『日本海』 この日は、県北の山(新保岳)に登山に出かけた。帰り際に温泉に寄りたいのだが、どこがいいだろう。県北なら瀬波温泉だろう。と、いうことで、中でも比較的お安く入れる旅館に決定。そういえば、瀬波にごく最近、足湯ができたというし。 ついては、この季節であれば瀬波の名まえがついたスミレが海岸で咲いているはずである。温泉に入る前にセナミスミレを見てみよう。 新潟県に住んでいながら、セナミスミレというスミレがあると知ったのはつい昨年である。ニュースでそういうスミレがあるのだと報じていた。であるなら、ぜひ見てみたいものだ。 ネットで色々と調べて、セナミスミレがどのあたりに咲いているのか事前に確認しておいた。 ![]() ![]() ![]() ![]() セナミスミレ 植物学者の牧野富太郎氏が瀬波で発見し、命名したそうだが、現在では最大の群落は石川県にあるそうだ。村上市では「セナミスミレを育む会」などで保護をしている。別名イソスミレ。 とはいえ、実際に行ってみたら、本当に砂浜のちょっと波打ち際から離れた砂山の斜面に、ものすごく無造作に雑草みたいに群生していた。特徴的なくるんと巻いたスペード型の葉っぱが目立ち、花はおおぶりで、強い風のなかうつむきかげんだった。 セナミスミレのほかにも、ハマダイコンやハマエンドウ、ハマナスと浜の名まえばっかりついた花が咲いていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() さて、ものすごく風が強くて、おまけに冷たい風で、スミレを求めて砂地をはいつくばっていたので寒くなってしまった。足湯を探さなくては。情報によれば、海岸の遊歩道の一部にあるらしいのだが。 とりあえず、一番近い駐車場に自動車を入れて、あたりを探したが、無い。 では、遊歩道を歩いて行けばそのうち出て来るだろう、と歩き出したが、いっこうに無い。 しまいにホテルの立ち並ぶ場所に来たら、おお、あったあった。なんのこたない、オーナーの大観荘の真裏じゃないの。この足湯は大観荘が出資したのだとあらかじめ調べて知っていたんだから、まず大観荘のあたりから探すべきだった。 ![]() ![]() 左に写っている建物が大観荘。赤い矢印が足湯。足湯は細長い。足湯に浸かりながら海に沈む夕日が見られる。 ![]() ![]() 茹でたまごが作れる装置(笑) 運がいいと、色とりどりの浴衣を着た美女に出会える。 足湯「日本海」 大観荘の裏手、海側にあるが、利用は大観荘の宿泊客でなくてもだれでも自由にできる。ついでに温泉を利用した「たまご茹で器」があって、こいつも無料で利用できる。ただし、ふたを開けて子供が覗き込んでいたりして、かなり危険なニオイがしたので、もしかしたら早々に取り除かれる可能性もあり。ゆで卵を作りたい方はお早めに。 |
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『日本海』データ | |
料金 | 足湯は無料です。 |
泉質 | ナトリウム―塩化物温泉 |
風呂の種類 | 一部屋根つきの細長い足湯。100人ほど利用可能だとか。 |
備品 | タオル等は各自持参。 |
洗い場 | 足湯なんで、ありません〜。 |
脱衣室 | なし。 |
パウダールーム | 足湯なんで、ありません(笑) |
んがお印象 | 表から入っていないので、瀬波温泉街の案内はどうなっているのかわからない。が、それにしても案内がなくて困った。いや、単に大観荘の足湯というのであれば、まったく困りはしなかったんだけど。 ちなみに、汐見荘にも足湯が玄関先にあった。それは汐見荘の足湯と思えばそれで事足りるんだけど。そういえば、バスターミナルのあたりに、きちんとした瀬波温泉の足湯もあるし。 だが、瀬波温泉の一番の魅力である海を見て足湯に浸かれる、という点でいえば、この「日本海」ほど瀬波温泉らしい足湯は無いんじゃなかろうか。 一部屋根つきなので、炎天下でもいいし、雨天や雪でも大丈夫だ。 ただ、深夜はどんな扱いになっているのかは不明。海水浴場でもあるので、夜中、足だけじゃなくて全身入ってしまう若者も出現しそうである。 |
リンク | 大観荘せなみの湯 |
交通 | 瀬波温泉大観荘の裏、というか海がわ。海水浴場の施設の真ん中あたりにあり、海水浴場の駐車スペースからだとかなり歩くことになる。 |