12月7日 上の原高原温泉「上越スター高原ホテル」

12月7日(日)  上の原高原温泉 「上越スター高原ホテル」
11月からどうもお天気のめぐりが悪く、週末に雨が降ったり雪が降ったりしている。おかげでどこかに出かける気力も無く、温泉にも行かなかった。これではいかん。どんどん老ける。
そんなこんなで、この日も朝からしぐれ模様だったのだが、六日町に何箇所が足湯があることをつきとめたので、足湯めぐりに行ってみることにした。
家を出て、少したつと、それまでどんよりとしていた雲が晴れ、なんと快晴に。家でくさってなくてよかった。

六日町足湯めぐり
「お六の湯」
  @  A

  B
  場所:六日町大橋西詰。Aの写真のように愛のマークの直江兼続の兜が橋のたもとにある。@の写真、お六の湯の後ろ側にあるのは、「」こうりんぼうの館」。木製川舟「こうりんぼう」が丸々1そう展示されているが、どうも日曜日は閉館らしかった。無料で、しかも、船は外からもよく見える。Bの写真でわかるとおり、橋のほとんどたもとに作られていて、駐車スペースは無い。橋と足湯の間にある狭い道を進むと、河原に下れる場所があり、そこから河原に駐車できるらしいが、足湯からだとなかなか難しい運転技術を迫られそうだ。せめて2台くらいの駐車スペースは考えて欲しいものだ。お湯はややぬるかった。

「湯元足湯」
  @  A

  B  C

  D
  場所:旅館越路荘となりの六日町温泉源泉。足湯があると知らない人には絶対にわからない、わざと隠したんじゃないかという道路に面していない場所にある。Dの写真の奥の建物が六日町温泉「越路荘」。大きな旅館なので、まず行き着ける。足湯の後ろ側にあるのが、源泉の湯元の小屋である。足湯は「越路荘」に向かって立ってすぐ右脇の小道をちょっと入ると「越路荘」の大きな駐車場がある。この一角と思っていい。@、Aほどよい温度のお湯が満たされていた。B、すぐ脇に池があるのだが、こっちのほうがむしろ源泉だと思う。足湯よりやや熱く、苔など生えていた。浅くなければ露天風呂であるが、苔の具合から、清掃はされていないかもしれない。それに、覆うもの一つないので丸見えだし。C、六日町温泉発祥の地の碑。

「お松の湯」
  @  A

  B
  場所:六日町ミナミスキー場のさらに奥、上の原高原温泉を通り過ぎると、右手にお松の池というのがある(写真B)。釣りなどしている人のいる、静かな場所だ。足湯は池の前のほうには行かずに湖畔荘の前を通り過ぎ、Y字になったら右、花菖蒲園をめざす。花菖蒲園の駐車場に駐車して、菖蒲園についての説明看板あたりから下に下る道を徒歩で1分で足湯(写真@)になる。けっこう熱めのお湯がざばざば掛け流されていた。写真Aのように中央にテーブルがありここで足湯につかりながら、カップラーメンの昼食にしたらよかった〜と後悔した。真冬でもあったかくアウトドアできそうだ。とはいえ、もっと積雪したら、たどり着けないだろう。

  オマケ。帰り道の国道8号線から見た赤い粟ケ岳。走る自動車からの撮影のため、ブレてますが、お許しください〜。
上越スター高原ホテルデータ   南魚沼市小栗山2940-14 025-773-3311   立ち寄り湯の時間は要確認
料金 大人 600円  子供400円
泉質 ナトリウム・塩化物温泉 (無色透明さらりとしたお湯。無味)
風呂の種類 大浴槽、露天風呂、ジェット、打たせ湯風の湯口
備品 ボディシャンプー、リンスインシャンプー、ドライヤー、浴用タオル、化粧水、乳液、くし
洗い場 カランは11。ただし一箇所はお湯にならず。湯温が安定しないシャワーは×。
脱衣室 宿泊施設なので、脱衣かごのみ。20以上。200円の有料のロッカーが8つほどある。貴重品はフロントに預けるように言われる。
パウダールーム 脱衣室と一緒の場所に一面の鏡と洗面台が3つ。ドライヤーは2つ。非力。
んがお印象 午後1時過ぎだし、スキー場がオープンするにはまだ雪が足らないし、という見事に中途半端な時に行ったので、男湯も女湯も貸切だった。
加水、加温、循環、ろ過、塩素消毒、とまあ、オンパレードのお湯ではあったが、けっこうあったまりました。
しかし、この温泉の特筆すべき点は、眺望だと思う。
雪の降りたての晴天の日に行ったので、とにかく綺麗な景色を見ることができた。内湯は広い窓が露天風呂方向に張られていて、そこからスコーンと八海山が見通せるのである。真っ白い八海山は神々しいほど美しかった。もちろん、露天風呂からも見えるが、この露天風呂は駐車場に面しているので、女性は景色を見ようとして目隠しのヨシズの近くに行くのはちょっと危険かも。お湯に浸かると、ヨシズごしに山が見えるのでそれで我慢だ。
内湯の湯口が高い位置にあり、打たせ湯風になっているが、ちょっと威力が足らない。
ジェットも目立たなく湯口の左右にあり、こっちのほうが強力だ。ただし、その高い位置の湯口のすぐそばなので、お湯がびちゃびちゃハネて、ジェットにゆっくりあたりたくてもせわしない気分になる。
カランのお湯がどういうワケか温度が安定しなくて、高温が出てしまう。最初、なぜか温度設定が30度くらいになるので、水好きの人が浴びたのかしらん、と思っていたが、それくらいの設定にしないと、熱湯が出てしまうのだ。これはある意味危険。いや、まあ、真昼間のお客の少ない時に行ったせいもあるだろうけれど。
さすがにホテルなので、化粧水のたぐいは揃っていたのだが、洗顔フォームがなかったのが惜しい。
いろいろ文句を書いたが、眺望については、それを全て打ち消す。600円の料金もこれなら満足だ。
  めずらしく人がいなかったので、ダンナが撮影した露天風呂。

  
  こちらは、ホテルの駐車場から撮影した八海山。お風呂からもよく見える。
リンク 上越スター高原ホテル
交通 最寄ICは、関越自動車道六日町IC。インターから国道253号を十日町方面(八箇トンネル方面)へと進む。と、八箇トンネルより手前に六日町ミナミスキー場の大きな看板がある。ここを左折。少し進むと、右手の駐車場の向こう側にホテルの建物が見える。

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