9月13日 いいでのゆ ・ 9月23日 葎沢温泉「こしじ」 


9月13日(土)  人情温泉『いいでのゆ』
人情温泉、とあるが、きっと源泉名ではない。パンフレットにもホームページにも源泉名が書いていないので、とりあえずパンフレットにあった「人情温泉」と入れてみた。
この温泉は、飯豊連峰に登山する人たちが利用するのにちょうどいい温泉だ。
我々は登山はしなかったが、飯豊連峰の一座の中腹から落ちている滝を見に行き、雨に打たれてしまった。
もともとこの「いいでのゆ」に入ろうと思っていたのだが、雨降りにあってしまって、すぐにでも温まりたい気分の時にそばに温泉があって本当によかった。
人情温泉『いいでのゆ』データ  福島県喜多方市山都町一ノ木字越戸乙3876-4   0241-39-23760  10時〜20時
料金 大人500円 子供300円 
泉質 ナトリウム塩化物・硫黄塩温泉 (源泉風呂は、赤茶色に濁ったお湯、ちょっと塩味)
風呂の種類 大浴槽(ジェット)、源泉風呂、露天風呂
備品 ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー、(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランは6。温泉の規模のわりにカランの数が少ない。
脱衣室 変形のロッカー(縦長なのだが、あまりに細長すぎる。一部ちょっと幅が広い)が24。この変形ロッカーはとにかく使いづらい。鍵付き。棚にかごが6つほど。休憩用の畳の部分がある。
パウダールーム 脱衣室と一緒だが、脱衣の邪魔にならないスペースに洗面台と鏡が4つ。ドライヤーは2つだが、ものすごく非力。
んがお印象 とにかく、源泉浴用のお風呂がよい。
ホームページによると、60度以上の温度のため地下水で加水してあるということだが、ろ過した透明のお湯の大浴槽や露天風呂よりもやっぱり熱い。
ところが、この熱さが実に心地いいのだ。
お湯もすっと肌になじんで、じんわり沁み込んでくる感じで、熱いのだけどいつまでも入っていたい気分になる。
最初、源泉だと気がつかずに、ジェットのある大浴槽のほうに入っていた。こっちもろ過されて透明になっているお湯ではあるが、するっとした肌あたりのいいお湯で、それだけでも満足だったが、お客さんがみんな別の浴槽にばかり入っているので不思議になって行ってみたら、赤茶色に濁ったお湯で、源泉浴と書いてあった。で、熱かった。
でも、体から疲れが全部出ていく〜、といった感じで本当に気持ちよかった。
山奥のかなり辺鄙な場所にあるにもかかわらず、建物や施設全体も綺麗で申し分なかった。
ただし、ドライヤーだけは、使うだけソンといった感じの非力なもので、イライラしてしまいました。
リンク いいでのゆ
交通 磐越道板下ICを下り、国道49号を少し会津若松方面に進んで、県道43号へと右折。山都町へと向かう。山都駅を通り越し、国道459号に合流したら、喜多方市市街地方面に進み、県道385号へと左折。一ノ木川沿いに山に向かってどんどんと進む。寂しくなっても進む。と、左側に立派な建物が見えてくる。それが「いいでのゆ」だ。


9月23日(祝)  葎沢温泉『こしじ』
祝日、ということもあって、奥只見まで滝を見に行った帰り道に立ち寄った。
実は、この「こしじ」は、以前は国民年金保養センターであった。その時代に入浴のために立ち寄ったことがなく、昨年あたりに行ってみたら、建物はカーテンがひかれたまま、駐車場には雑草が生え放題。つまり、閉鎖されていた。あらまあ、入る前につぶれちゃった、と思っていたら、このたびリニューアルオープンしたと聞きつけた。
ちょうどネットで割引券も入手できたし、奥只見の行楽の帰りにはちょうどよいではないか。
葎沢温泉『こしじ』データ  魚沼市葎沢768-2   025-793-1012  10時〜20時
料金 大人600円 子供300円 
泉質 単純温泉 (無味無臭無色のさらりとしたお湯)
風呂の種類 大浴槽(気泡)、男湯にはジェットがあったらしい
備品 ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー、(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランは8。シャワーをかける場所が3段階の高さがある。
脱衣室 脱衣室には鍵のかかるロッカーが無い。棚にかごが12と、スチールロッカー(鍵なし)か12。
脱衣室とは全く別で浴室にも全く通じていない場所にロッカー室というのがあって、そこのロッカーの鍵を受付で渡される。
しかし、貴重品はロッカーに入れずに貴重品入れに入れろと書かれているので、さらに貴重品入れの鍵まで持つことになる。どちらも無料だ。
パウダールーム 脱衣室と一緒だが、脱衣の邪魔にならないスペースに洗面台と鏡が2つ。ドライヤーは2つ。非力。
男湯には、脱衣室にマッサージ機があったそうだ。
んがお印象 リニューアルオープン、とはいえ、我々は以前の姿はペンペン草の生えている姿しか知らないので比較できない。ただ、休日の真昼間2時頃に行ったためか、ガラガラだった。
岩盤浴もそなえていて(岩盤浴セット(入浴+岩盤浴)は1500円(館内・岩盤浴着2着、バスタオル1枚付き)宿としての施設ではあるが日帰りの客も当て込んでいそうなので、この閑散としたありようはちょっと行く末に不安を感じる。
なにせ、我々が行った段階で、ロッカー室や風呂場の照明をつけてまわっているくらいなのである。ついでに、女湯は風呂がさめないようにシートをかぶせてあったらしく、慌てて片付けた痕跡があった。そこまでお客がいないのか〜。
もちろん、最初から最後まで貸しきり状態だった。
岩盤浴セットで入る人のためなのか、男女別のロッカールームというのがあって、受付で渡される鍵はここのロッカーの鍵なのだが、ここはお風呂にはつながっていない。ここで岩盤浴着に着替えるらしい。はっきり言って、入浴だけの客にはこのロッカールームは不必要だ。
せいぜい貴重品用のロッカーが必要なくらいである。
ロッカールームの鍵ナンバーで2階の食堂での飲食をするらしい。
その2階にも行ってみたが、やっぱり誰もいなかった。
高級なマッサージ機が1台あって、無料で利用できる。
男風呂のほうはダンナからの話だと、2つのお風呂の真ん中の壁をなくしたようなつくりで、湯船と洗い場が2つずつあったらしい。で、脱衣室にマッサージ機があったらしい。こちらも無料。
我々夫婦はしっかりと2階と脱衣室で無料のマッサージ機も堪能しましたとさ。
お湯については、それほど特徴は無い。浴室はだれも使っていなかったので、綺麗だったが、隅っこに蛾だの羽虫だのの屍骸があったのが×。また、女風呂のほうに意味不明の水風呂があり、(サウナは無い)そこにも羽虫が浮いていたのでさらに×。どうも打たせ湯の風呂らしいのだが、水だもん、入れない。
どうにもやる気が見えない施設で、お客が少ないのも仕方ないのかもなぁ、と思えてしまった。
いや、我々の行った時間帯が悪かったのかもしれないけど。
リンク 湯らくの宿「こしじ」
交通 最寄ICは、関越自動車道小出IC。インターを下りると、尾瀬、という道案内があるので、そちらに向かうと、国道352号に出る。あとは国道をはずれないようにひたすら進み、魚沼市役所湯之谷庁舎を通り過ぎたあたりに案内看板がある。看板に従って、道を右折。坂を登って道なりに右側にカーブした先、左側にある建物が湯らくの宿「こしじ」である。



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