2月9日(土) 北八ヶ岳松原湖温泉『八峰の湯』 2月の三連休は凍る滝を求めて近県に出かける。 今年は長野で滝好きたちのオフがあるので、そちらに向かった。長野ならたくさん日帰り温泉施設があるが、この日選んだのは、「八峰の湯」。なんでここを選んだかというと、読み方が楽しいから。「ヤッホーの湯」と読むのである。なんか、おおらかでいい。しかも、源泉掛け流しだっていうし、それで500円とはお安いし。 氷瀑のあとは、とにかく温泉で体を温めなくちゃね。 |
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北八ヶ岳松原湖温泉『八峰の湯』 データ 長野県南佐久郡小海町大字豊里5918-2 0267-93-2288 10時〜21時 | |
料金 | 大人500円 4歳〜小学生200円 |
泉質 | ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩温泉(わずかに濁った薄茶色のお湯、無味) |
風呂の種類 | 大浴槽(源泉掛け流しと高温湯)、露天、サウナ。 |
備品 | シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤー、洗顔料 |
洗い場 | カランは14。一つ一つが仕切られている。他に立って使うシャワーが1。 |
脱衣室 | 無料の鍵つきロッカーが50ほど。同じ数だけカゴがある。ロッカーは真四角のやや小さめなもの。脱衣スペースが狭く、混雑する時は脱衣しづらい。 |
パウダールーム | 脱衣の邪魔にならない場所についたてで仕切られたスペースに洗面台が3つ。ドライヤーは2つ。ただし、私が行った時はとにかく混雑していて利用していない。ついたてで仕切られているために、なんだかとても狭そうに見えた。 |
んがお印象 | ヤッホーの湯というベタなネーミングからして、あまり新しくない施設かと思っていたら、2007年9月にできた、まだ1年たっていてない施設だった。 さすがにかなり新しい感じのする建物だ。 入り口のアプローチに丸太で作った小海町のマスコット、プティリッツァという小人が並んでいたりする。 フロントで下足入れの鍵と交換に鍵を貰うが、これは会計用の鍵で、入る時には入浴料も含めてお金は出さない。帰りにこの鍵で清算して下足用の鍵をもらうシステムである。だから、会計が一緒なら何人で行ってもフロントでもらう鍵は1つである。 脱衣室のロッカーは鍵つきで無料だ。貴重品用の小さなロッカーも別にあるので、カゴだけ利用すればいい人はこちらのロッカーを利用するといいだろう。 三連休の初日ということで、かなり混雑していて、脱衣室はごった返していた。ロッカーとカゴをあわせると100以上の数があるが、脱衣スペースがごくごく狭いのである。 私はうまい具合にロッカーをすぐに確保して、浴室に入った。 あの様子ではカラン待ちを覚悟していたのだが、これまたうまい具合にちょうど目の前のカランがあいて滑り込めた。 女性にとって嬉しいことに、化粧落としのできる洗顔料が備え付けられている。 さて、お風呂。源泉掛け流しは期待していた。 大きな窓がわにかなり大きな浴槽があり、そこがやや濁ったうす茶色のお湯で満たされていた。が、掛け流しっぽく見えない。というのも、入浴者が多い日だったためか、お湯が縁から溢れていなくて、むしろ縁まで10センチくらいあって、どんなにお湯が供給されても溢れないだろう状態だったのだ。 木でできた湯口が2箇所あって、そこから源泉が流れていた。 大きな浴槽のほかにもう一つ高温浴の浴槽があったのだが、こちらは41度くらいの温度で、まったく色のついていないお湯だった。さら湯なのか、ろ過したお湯なのか、ちょっとよく分からない。源泉がぬるいわけではないが、高温浴のほうに入るとあったまるのを実感できた。 あとは露天風呂だ。 この日は横殴りの雪だったが、露天風呂の半分くらいに屋根があったので、とにかくチャレンジ。まずお風呂にたどり着くまでの10歩くらいが冷たい。屋根のある部分ではなくて、屋根のない部分のほうが近いので、とにかくそこに入って、慌てて屋根の下に行く。 だが、なにせ横殴り。どこに行っても雪が殴りつけた。あごまで湯に浸かっても顔と頭とチクチクするくらい雪が吹き付けた。慌てて退散。長野の冬の露天風呂は過酷だ。 もう一度掛け流しのお湯に入って、あがったことは言うまでもない。 他にこの施設には岩盤浴が500円でできるようで、時間があればかなりお得な施設と言えるかもしれない。 |
リンク | 八峰の湯 |
交通 | 中央自動車道須玉IC、もしくは、上信越自動車道佐久ICから、国道141号で小海町を目指す。ワカサギ釣りなどができる松原湖方面に曲がり、松原湖を通り過ぎ、かなりずんずんと標高を上げて進むと、やがて左手にノボリが沢山並んでいる施設に出る。小海町高原美術館などと同じ敷地内にある。 |