1月2日 前橋荻窪温泉「あいのやまの」湯 ・ 1月13日 安曇野蝶ケ岳温泉「ほりでーゆ〜四季の郷」

1月2日 前橋荻窪温泉 『あいのやまの湯』 
毎年恒例新年の滝めぐりは、天候の関係で今年は関東に行くことになった。県内やお隣の福島は年末からの雪で滝どころではないのである。
だが、それほど遠くに行けるわけでもないので、手近な群馬にすることにした。
で、最初は新潟に一番近い群馬あたりにターゲットを絞っていたのだが、そのあたりも雪。
やむなく、予定していた場所を諦めて、ふらふらと前橋方面まで流れて行ってしまった。
その途中の滝で運良く赤城南面観光ルートマップというパンフレットを入手した。その中に載っていた日帰り入浴施設に行ってみることにした。
前橋荻窪温泉 『あいのやまの湯』データ 前橋市荻窪町530-1  027-264-3030  10時〜21時
料金 大人500円 小人300円  (日祝は五時間以内) (料金にはプールも含まれている)
泉質 ナトリウム・カルシウム塩化物温泉(無色透明のさらりとしたお湯)
風呂の種類 大浴槽、ラジウム鉱石入り足湯、露天風呂、サウナ、水風呂、
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(ブラシ、タオルは持参)
洗い場 カランは20くらい。レバーを押すとお湯が出るのだが、すぐ止まってしまう。
脱衣室 プールも併設されているためにロッカーの数は大小合わせて150以上あった。100円リターン式。混雑している時には隣との距離が近すぎて、脱衣が困難。
パウダールーム 脱衣する場所と同じだが脱衣の邪魔にはならない場所に鏡と洗面台が5つ。ドライヤーは3つ。ドライヤーはやや非力。と、思う。あまりに混雑していたので使っていない。他に有料のドライヤーが一つ。
んがお印象 たまたま滝前で入手した町の案内に載っていて、大きそうな施設だから正月でも営業ているだろう、という理由で行ってみたわりには当たりの施設だった。
とにかく見た目から大きい。
さすがに正月なのでお客もかなりの数いたのだが、カランの数も多くてまったく待たなかった。
わりと複雑なつくりの建物で、あちこちに廊下があるのだが、そこの随所にベンチなどがあり、湯上りでも困らない。さらにあちこちにマッサージ機があったりする。
だが、特筆すべきは、この日は女風呂だったのだが、イベント湯だろう。
私は全く知識がなく入ったのだが、びっくりした。
イベント湯は外の露天風呂。
最初、露天風呂の床は水玉の模様がついているのね〜と思いながら入った。が、足をついてみて、その水玉がずるっと動いた。
げ、何だこりゃ。と、拾い上げてみると、なんと五円玉。
ホンモノの五円玉が広い露天風呂の床にかなりの数敷き詰められている。
「これが黄金風呂なのね〜」
「おもしろいね」
などと他のお客さんが言っているのを聞いていると、常にあることでもないらしい。
子供などは喜んでお金拾う、と言っては床に手を這わせてかき集めては放り投げてジャラジャラ言わせている。この金属のコインが床の石とすれあう音がなんだか私は生理的にキライなのであまり動かすな〜と思ったのだが、お風呂にコインが入っているとつい遊びたくなるのも心情だろう。
ちなみに、五円玉はとても綺麗な五円玉で、一度洗ったか、もしくは、温泉に入っているうちに洗われたかのどちらかだろう。後者ならイヤだなぁ。
私の入ったほうのお風呂には、さらに、普通の湯船に座れるスペースをつっこみ、お湯を膝丈くらいにした足湯があり、ラジウム鉱石が入っているという札がついていた。
なんで、内湯に足湯?とものすごく疑問だったが、やっぱり疑問を通り越す人もいるらしく、無理やり全身入っているおばあちゃんもいましたとさ。そりゃあ、裸で足だけ浸かるっていうのは、どう考えても奇妙です。
パンフレットを見ると、毎日湯船のお湯を全てからっぽにして、綺麗に洗ってまた湯を満たしているらしい。
ついでに、お正月ということで、清算する時にみかんを一人ひとつずつくれました。ちょっぴり嬉しかった。
リンク あいのやまの湯
交通 上毛電鉄大胡駅前から県道3号で前橋方面に向かい、途中で県道34号に乗り換えて渋川方面に向かった途中にある。なかなか高速道路のインターからの説明はしづらい場所にあるので、HPのアクセス方法を見るなどして、確認してほしい。


1月13日  安曇野蝶ケ岳温泉 「ほりでーゆ〜四季の郷」
せっかくの三連休、どうも体調がすぐれない。
1日目はおとなしく養生して、2日目にどこかに遠出することに決めた。
その1日目、おとなしくしていられなかった。
買い物ついでに県北の湧き水を見に行ってしまったのだ。
かねてから新潟の名水百選の一つである「どっこん水」は気になっていた。いぜん、どっこん水があるという乙宝寺に行ったことがあるのだが、その手水の龍の口から出ているはずの水は止まっていた。
それに、あの龍の口から水を汲んで行くのはちょっと勇気がいる。そんなこんなで味わっていない水だったのだ。
最近、どっこん水はあちこちで湧き出ていて、龍の口だけじゃないことを知り、行ってみることにした。
どっこん水
  
@  A

  B

  C  D

  E  F

@、A 乙宝寺と三重の塔。日本海東北自動車度中条インターを下りて右折。県道3号を右折してずんずん進むと、わかりやすい案内がある。  B 今回は龍の口からとうとうと水が流れていた。口に含むと、なんとも不思議な複雑な味がした。いや、真水であることに変わりはないんですが。
C、D 県道3号が国道113号と重なるあたりにある農協の建物の裏にあるどっこん水。とにかくこのあたりの湧き水はみんなどっこん水。ここの水汲み場が一番汲みやすい。3箇所汲み口があり、駐車スペースも豊富なうえ、あずまやもある。Cの右側の茶色い建物が農協。そのさらに右側に国道がある。
E、F 農協よりもさらに中条インターがわに南下した場所にある三菱のディーニーのお店の角にあるどっこん水。立派な銘碑もあり、ドバドバと出ているが、道端すぎるし、店のまん前すぎるので、なかなか汲みづらい。

さて、そんなことをして1日目をつぶし、2日目に体調を無視して長野に向かった。
どこか「いい滝を見た〜」という滝に行きたかったのだが、県内は大雪。どうやら長野なら晴れ間が望めるらしいので、そちらを選んだのだった。
で、あれこれピックアップして、そのうちの一つの滝のそばに日帰り温泉施設があったのでそこで入浴しようということになった。結局お目当ての滝には除雪していなかったので行けなかったのだが、そばの温泉には入って来た。
安曇野蝶ケ岳温泉「ほりでーゆ〜四季の郷」データ 長野県安曇野市堀金烏川11-1  0263-73-8500  10時〜21時半
料金 大人500円 小人300円 
泉質 天然ラドン温泉(無色透明のさらりとしたお湯)
風呂の種類 大浴槽(気泡、打たせ湯)、ジェット浴槽、露天風呂、サウナ、水風呂、
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、試供品のピーリングジェル、化粧落としオイル、ドライヤー(ブラシ、タオルは持参)
洗い場 カランは入ってすぐの場所に10。奥の露天風呂のそばに9。
隣との距離が近すぎて、必ず隣の水しぶきを浴びる。
脱衣室 脱衣所にはロッカーはなく、木の棚にカゴのみ。30ほどあったと思う。
貴重品や持ち去られては困るものは、脱衣所ののれんの前にリターン式の小さなロッカーがあるので、それを利用。
パウダールーム 脱衣する場所と同じだが脱衣の邪魔にはならない場所に鏡と洗面台が5つ。ドライヤーは2つ。ドライヤーは強力。試供品のクリームがあったようだが利用していない。
んがお印象 滝のすぐそばにあるというだけで選んだ施設だったのだが、地元には人気の施設らしく、建物前の駐車スペースはほぼ一杯、次から次に入浴客が来る状況だった。
ホテルのフロントの横に券売機があり、常に係員が見て案内してくれている。
宿泊施設もかねているということで、(宿泊者専用のお風呂も別にあるらしいのだが)日帰りだけの施設と違った心配りがあるように感じた。
あとで知ったか公共の施設ということで、そういう意味でいくと、かなりサービス精神がいきとどいている施設なのかもしれない。
さて、お湯だが、入って、さら湯?と思うくらい特徴のないお湯で、もしかしたら温泉じゃなかったのかしらん、と疑うくらいだったが、なんだか凝りがほぐれたような感覚があがったあとにあって、これがラドン温泉の力なのか、と、パンフレットを見たあとに思った次第だ。
特筆したほうがいいのは、入ってすぐに10箇所もカランがあるのに、さらに露天風呂がわに出て、別の区画みたいな、建て増したみたいな場所に9つカランがあったこと。
どうやら本当に人気の施設で、カランが足りなくなったためじゃなかろうか。
さて、露天風呂だが、気温がマイナスになったこの日は、ちょっと浅めの露天風呂は寒かった。が、さすがに心得たもので、露天風呂のほうが湯温が高かったので、冷たい空気のもとでお湯を楽しめた。雨が降っても大丈夫な屋根つきのお風呂とそうでないお風呂の2箇所あった。庭園式ということだったが、雪で真っ白で庭園らしく見えなかったのがちょっと残念。
内湯の打たせ湯がそりゃあもうドバドバというすごい勢いで落ちていたのも◎。
リンク ほりでーゆ〜四季の郷
交通 最寄ICは、長野自動車道豊科IC。県道57号をはずれないように安曇野方面に進み、国道147号、JR大糸線を通り越し、県道25号にぶつかったら右折。少し走って須砂渡入り口という交差点で左折。左に折れると国営アルプス安曇野公園になるが直進してやや行くと左側に大きな建物がある。それが四季の郷。

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