3月17日(土) 弥彦 桜井郷温泉 『さくらの湯』 春になると我が家は弥彦村に向かう機会が多くなる。 と、いうのも、越後平野と日本海を隔てる弥彦山塊は雪割草(オオミスミソウ)の咲く山なので、つい、何度も足を運んでしまうのである。 そんなこんなで、3月に入って、岩室の「よりなれ」とか、観音寺の「長生館」とかで温まって家に帰っていた。 だが、実は我々のフィールドから一番近い日帰り温泉施設は「さくらの湯」なのである。「さくらの湯」は、弥彦村の高齢者総合生活支援センターの源泉を引き、昨年オープンした見た目にも立派な日帰り温泉施設だ。 ただ、立派すぎて、料金が950円とお高い。大人300円で入浴できて気楽に利用させてもらっていた高齢者総合生活支援センターは、「さくらの湯」ができてしまって村外の人は利用できなくなってしまった。しかも、この施設、いつ前を通っても駐車場に自動車がたくさん止まっているのだ。 そんなこんなでなかなか入ろうという決意が持てない温泉だった。 が、平日6時以降なら料金が我々の手の出る範囲内になることがわかり、それなならば、と金曜の夕方から行ってみることにした。もし950円でも損な気がしないのであれば、雪割草を見た帰りに県外のお客様も案内できるではないか。 そんな下見のつもりもあった。 |
|
桜井郷温泉『さくらの湯』 データ 西蒲原郡弥彦村大字麓1970番地 0256−94−1126 10時〜22時 | |
料金 | 大人950円 子供550円 (平日18時より 大人550円 子供350円) |
泉質 | 単純硫黄温泉 (透明でさらりとしたお湯。) |
風呂の種類 | 大浴槽、露天風呂、寝湯、つぼ湯、立ち湯、サウナ、水風呂、足湯 |
備品 | リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー、タオル、バスタオル、化粧水、乳液、試供品のピーリングジェル、浴衣(女性は柄が選べる。平日夜の割引の時は浴衣はつかない) |
洗い場 | カランは18ほど。一つ一つ仕切られたものと、仕切られていない場所がある。シャワーの出は◎。シャワーをかける場所が、上と下と横の3箇所あるので便利。 |
脱衣室 | ロッカーの数は300ほど。フロントで下駄箱の鍵と引き換えに番号のついた鍵をもらう方式。鍵で館内の飲食等の支払いチェックができる。 |
パウダールーム | 脱衣室と一緒だが、邪魔にならない場所に洗面台2つ。鏡とドライヤーも2つ。脱衣室と一緒だが、少し奥まった場所に鏡と椅子のスペースが5つ。こちらに化粧水などがあり、それぞれにドライヤーもついている。 |
んがお印象 | さて、950円の価値があるか。 そんなことは、結果的にどうでもよくなってしまった。 というのも、この私がロッカーキーを入浴中になくしてしまったのである。あらららら。素っ裸のままウロウロする羽目になった。しかも、どうしても出てこないので、係りの人にマスターキーであけてもらい、保障料5000円也を支払うことになってしまった。もちろん、鍵が出てくればそのお金は戻って来るのだが、のんびり温泉のよしあしを判断できる状態ではなくなった。 それでも、鍵がなくなったことに気がついたのが、本当に出る直前だったので、広いお風呂の全部に浸かって堪能したんだけど。 まず、お風呂は内風呂が2つ。サウナと水風呂もある。この内風呂の違いがちょっとよくわからなかった。座って休憩できるスペースもお湯が流れていて冷たくないようになっていた。よくある気泡とかジェットの類が全くなかったので、それでは露天だろうか、と行ってみる。 露天風呂は内風呂よりかなり広かった。 一番奥に寝湯のスペースがあったので、とりあえず寝転がる。なかなか快適。その手前に普通に入るお風呂。やや浅めで、ややぬるめ。一番手前にちょっと熱めのお風呂がある。そこでゆっくり温まった。ただ、どこを探しても気泡とかジェットとかは無かった。 ふと見ると、立ち湯というのがあって、深いのでご注意ください、とある。おそるおそる入ってみると、なんだ、私のみぞおちほどもない深さである。立ち湯といえば立っても胸くらいまでの深さがあってほしいものだ。ただし、そんなお湯だと、子供が溺れる可能性もあるけど。 立ち湯の奥のデッキにはつぼ湯というのがあり、一人用の大きさの甕があり、そこも源泉掛け流しなのだそうだ。入ってみると、これが寝湯よりも体を預ける場所が安定していてのんびりできた。 そんなふうにのんびりゆったりしてしまったもんだから、腕からロッカーキーが抜け落ちたのにも気がつかなかったらしい。 あとで見つかったと連絡が入り、どこにあったのかと思えば、露天風呂の中に落ちていたそうだ。とほほ。 私も探したんだけどなぁ。夜の露天風呂は薄暗くて、よくわからなかったのだ。 後日5000円を戻してもらいにフロントに行くと、受付のお姉さんも支配人らしい男性も、とにかく「申し訳ありませんでした」と平謝りしてくれた。いやいや、悪いのはこっちですってば。 素っ裸でどうしようかと困っていた時に館内清掃の女性がとても親身になってくれたし、フロントのお姉さんも決してこちらを責めなかったし。 とんでもなくドジなことをやらかしたのだが、結果「さくらの湯」の対応がとてもよいことが分かった。 これなら時々950円の正規料金で、選べる浴衣でも着てのんびりしようかな〜と思えた。 ところで、せっかく足湯があるのだが、これが館内にあるので入場料を払わないと利用できない。外には飲泉所もあるので、ついでに足湯くらい作ってくれてもよいのに、と思った。 それから、だだっ広い休憩所は飲食禁止らしく、テーブルの一つもない。ごろ寝にはよさそうだが、ちょっと気楽に牛乳でも、という場所が無いのが惜しい。 こんなゴタゴタおこしていなけりゃ、さくら風味のソフトクリームを食べたのになぁ。それも残念。また行こうっと。 |
リンク | さくらの湯 |
交通 | 道の駅「くがみ」から弥彦方面に走って少しすると左側に黒い平屋建ての大きな施設が見える。 |