1月2日 日向見荘(四万温泉) ・ 1月10日 ハズレの日(鵜の浜人魚館)
1月16日 風邪ひきの日(てまりの湯) ・ 1月23日 天神の湯
1月29日 勝木ゆり花温泉『ゆり花会館』
1月2日 四万温泉『日向見荘』 (雪中滝初め) 1月2日から滝を見に行ってしまった。といっても、新潟の滝は雪の下である。しかもそんなによいお天気は期待できない。晴れていて、滝がいくつか見れる場所は無いものか。もちろん日帰りで温泉が無くてはならない。そんな条件にピッタリ合ってしまったのが四万温泉だった。 ただ心配だったのは、年末に降った雪である。関東地方に大雪が降り(といっても新潟の人間にしてみればうっすらと降った程度なのだが)もちろん群馬にもどっさり降った。群馬は寒い。きっと解けてなどいないだろう。果たして滝に行けるか? 結果としては行けた。が、昨年の滝初めに続いて、また今年も雪の中を歩く寒〜い滝初めになってしまった。 滝の近くに温泉があるというのは、本当に幸せなことである。(滝についてのレポートはここへ) |
四万温泉『日向見荘』データ 群馬県吾妻郡中之条町四万4358-1 0279−64−2876 11時〜18時 |
料金 | 1000円 午後3時〜6時までは600円 どちらもタオル付 |
泉質 | アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)(無色透明無臭のさらりとしたお湯) |
風呂の種類 | 大浴槽、露天風呂 |
備品 | タオル、リンスインシャンプー、ボディソープ、試供品の炭石鹸、炭シャンプー、男性用整髪剤、化粧水、コロン、ドライヤー(ブラシ持参) |
洗い場 | カランは5。立って使うシャワーが2。 |
脱衣室 | 木の枠にカゴだけのものが約30。銭湯の下駄箱のような大きな木の板の鍵がついたロッカーが15ほど。貴重品はフロントに預けたほうが無難らしい。 二、三人の脱衣なら充分に広いのだが、おばあちゃんが真ん中に椅子を持ってきて休憩などされると、一挙に脱衣する場所が無くなってしまった。もう少し素っ裸で休める場所があればいいのに。 |
パウダールーム | 脱衣室と一緒の場所に一面の鏡と洗面台が4つ。ドライヤーは2つ。 お風呂が男女入れ替えになるようで、この日は備品の入れ替えが行われなかったのかもしれない。男性用の化粧品ばかり並んでいた。化粧水というのがあったので使ってみたら、メントール入りで肌がヒリヒリしてしまった。失敗。どういうわけか試供品がやたらに多く、コロンというものもあったが、さて何のコロンなのかわからずに使わなかった。 |
んがお印象 | 実は印象はすこぶるいい。なぜなら、この日向見荘の向かいに日向見茶屋というのがあって、危うくお昼を食べ損ねそうになった時ここで美味しいお昼を食べることができた。さらに、ここにいたお姉さんに滝へ行くのにいい駐車場を尋ねたところ、とても親切に教えてくださり、さらには危ないですから気をつけて、と何度も心配してくださった。 かなり気持ちよく滝をめざせたので、当初の予定では四万温泉の入り口にある清流館で入浴するつもりだったが日向見荘に変更してしまったのだ。あらかじめ3時以降は600円になるのも知っていたし。 ただの日帰り入浴だというのに、自動車を駐車場に入れると番頭さんがわざわざ自動車の所まで来てくれて、新潟ナンバーを見ては地震だの雪だのの心配をしてくれた。足元がすべると注意してくれたり、なんやかやと気遣ってくれる。 偶然に茶屋で心配してくれたお姉さんも玄関にいて、行ってきましたと報告するとニコニコしてくれた。 タオル付で600円というのは知っていたが、そのタオルが宿泊客と同じくビニールの巾着に入ってよこされたので、もう感激である。 お湯も癖のないいいお湯で、雪道を歩いて滝まで行った身にじーんとしみわたった。 ようするに宿泊施設のお風呂なので備品は至れり尽くせりである。炭石鹸だの炭シャンプーだの珍しいやつを使いたいだけ使える。 浴室の前にレトロな感じの飲泉所もあり、温泉を飲んで堪能することもできる。 ただ惜しいのは、カランの数が少ないこと。 これでは宿泊客と日帰り客が重なってしまったら体を洗うのは順番待ちになるかもしれない。 |
リンク | 日向見荘 |
交通 | 最寄ICは関越自動車道渋川伊香保。国道17号線を沼田方面に進み、鯉沢という交差点で国道353号に入る。あとは四万温泉の案内が随所にあるのでそれに従って進めばよい。 四万温泉でも四万川ダム寄りにあるのが日向見荘のある日向見地区である。 湯薬師トンネルをぬけてすぐに右折してゆすりは橋を渡りT字にぶつかったら左折。そのまま道なりに進むとまたT字になるのでそこを左折。左折してちょっと坂を上ると左側にある建物が日向見荘である。 |
1月10日 はずれの日 (鵜の浜人魚館) 成人の日の連休ということで、どこかに行きたくてうずうずしていた。が、週末からとにかく雪である。やたらバサバサ降っている。これは、どこへ行っても雪に違いない。 どう考えても戸外の滝を見に行く環境ではない。先週県外に行ってしまったので、当面県外は無理だし。 ならばせめて湧水でも汲んで、温泉でも入りましょう。湧水を汲みにでかけるのなら白鳥でもいる場所にしましょう、しかも雪がそんなにひどくないんじゃないかと思われる海岸沿いがいいでしょう。 と、いうことで、全部クリアする場所を探した結果、出てきたのが大潟町だった。 ここには朝日池という大きな池があり、白鳥が飛来する。町のあちこちに白鳥のイラストなどがあったりするのだ。 しかも海岸には鵜の浜温泉といういい温泉がある。 湧水は、検索して探したところ、「どんどの池」というのがあるではないか。 と、いうことで、少々遠いがいそいそと大雪の降る中、でかけた。 さて、朝日池のほとりにあるはずの県立大潟水と森公園というのがあるので、そこに行ってみると、ああ、駐車場はなんとか除雪してあったが、池に向かう遊歩道は全く除雪していない状態。池の端っこも見えやしない。これは白鳥どころの話ではない。 仕方がないので、急遽地図で池らしいのを探して、少し遠いがお隣の頚城村の大池いこいの森に行ってみることに。 こちらも道は除雪してあるが、遊歩道まで除雪はしていない様子。だが、ビジターセンターに人がいたので、中に入って水鳥はいませんかと聞いてみた。 親切な係りの人がセンターの大きな窓の向こうの池をさして、雪で凍ってしまって鳥は水面の出ているずっと遠くにしかいない、と教えてくれた。しかも大池は水深が深い池なので白鳥などは来ないとのこと。 諦めて大潟町に戻った。とちゅう、県道からはずれて朝日池のほとりを走る細い道があったので、そちらに入り、朝日池を見ることができたが、白鳥は汚い(すみません〜)色のものが5羽くらいしかいない。なんだかとっても寂しい。写真にも撮影せずに「どんどの池」に行って水を汲んで温泉にしてしまおうということになった。 さて、「どんどの池」 実に立派な湧水だった。雪で真っ白になっている風景の中、池の澄んだ水だけが動いている。10メートル×7メートルくらいのコンクリートで固められた水槽が3つ、奥にはもっと大きいものがある。その奥の水は絶えず湧き出ているように見える。 ちょうど地元のおばあちゃんらしい人が歩いてきたので、これは湧水ですか、と訊いてみた。 すると、夏でも涸れない湧水だと教えてくれた。飲めるのかと訊いたら、それはわからないと答えた。 池に立てられた看板からすると、地元の人はここで野菜などを洗うらしい。 ダンナが水温を確かめたところややぬるい。つまり、この季節ならぬるく感じる10度ほどの正真正銘の湧水であるということだ。 だが、どこにもコップがおいていないし、どこにも水を汲むような場所はない。 これは、どう見ても飲料水には使っていない。 向かいの土地に「どんどの石井戸」というたて看板があり、昭和20年代までは地域の飲料水に使われていた井戸だとあったが、雪に覆われて井戸の存在さえわからなかった。 「どんどの池」鳥居の大きさは人間よりちょっと高いくらい。鳥居のずっと奥から湧いているらしい。 「お願い」には、子供だけで遊ぶな。野菜を洗ったら屑は拾え、といった事が書いてあった。 向かいにある石井戸の看板。井戸は雪の下。 とりあえず、飲めないが立派な湧水である。 だが、我々は飲める湧水を探しているのだ〜。 仕方がないので柏崎市の谷根川の不動滝そばにある湧水を汲もうと思ったが、そちらは冬季通行止めで雪の壁の向こうだった。 とにかく、この日はことごとくハズレてしまった。 だが「鵜の浜人魚館」にはしっかり入って来た。ここのお湯って、こんなに黄色かったか?というくらい黄色いお湯に入り体はのんびりあったまった。 |
鵜の浜温泉『人魚館』データ 中頚城郡大潟町九戸浜241−8 025−534−6211 10時〜21時半(冬季は21時) |
料金 | 大人500円 中学生450円 小学生350円 フェィスタオル、バスタオル付(お風呂のみ。プールは別料金) |
泉質 | ナトリウム塩化物温泉(弱アルカリ性高張性低温泉)(透明な黄色無臭のさらりとしたお湯苦しょっぱい味) |
風呂の種類 | 大浴槽、露天風呂、サウナ、水風呂、薬草湯 |
備品 | タオル、バスタオル、リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(ブラシ持参) |
洗い場 | カランは18。立って使うシャワーが2。 |
脱衣室 | ちょっぴり大きめのスチールのロッカーが80ほど。上下2段なので混雑するとやや着替えづらい。 |
パウダールーム | 脱衣室のロッカーからは少し離れた仕切られたスペースに洗面台と鏡が7つくらい。(入れ換え制のため、私が見たのは人魚の光サウナ付のほう)ドライヤーは4つあったと思う。 |
んがお印象 | この温泉にはかなりの回数来ているので、実はもうレポートしているものと思っていた。ので、ちっともデーターを取らずに、しかもパンフレットももらわずに来てしまった。なんということ、レポートしていないじゃありませんか。 と、いうことで、あやふやな記憶での数のレポになってしまった。申し訳ないです。 ここはプールも併設されているのだが、よくある併設施設のように脱衣室が一緒でドアを間違うと素っ裸のままプールに出てしまう恐れがあるような作りにはなっていない。 そもそもカウンターは同じだが、プールとお風呂はそこから先ですぐに入り口が違ってしまうのだ。ある意味かなり安心できる作りといえる。 また、プールも併設されているせいなのか、この規模の施設にしてはカラン数が多いのが嬉しい。浴槽の大きさ自体はどでかいというほどでもないのだが、カラン待ちの心配も全くない。 大きくとられた窓からは日本海がよく見える、と言いたいところだが、塀の向こうに水平線が見えるくらいだ。 露天風呂はやや小さいが、内風呂より高温に設定されていて、雪の降るこの日にはちょうどよかった。 ただ、すのこが天井に張られている部分があって、そこに積もった雪からボタボタ冷たいしずくが落ちて来るのには平行した。 露天風呂からも塀の隙間からわずかに日本海が見えるくらいである。そりゃ、オープンに見渡せたら、丸見えなので仕方が無い所なのだが。 お湯は記憶にないくらい黄色だ。黄土色ではない。黄色。なんだかそれだけで効きそうな気がする。 人気の施設で近くに駐車するのはなかなか難しいのだが、施設のある場所から坂を降りて下のほうにも駐車場がある。そちらに駐車すれば大丈夫だろう。 |
リンク | 大潟町 |
交通 | 最寄ICは北陸自動車道柿崎IC。国道8号線に出て、上越方面に進む。しばらく進むと右側に鵜の浜温泉入り口のアーチがある。そこをくぐって、少々込み入る住宅の間を案内どおりに進むとたどりつける。鵜の浜の温泉街に入る少し手前の坂の上である。 どんどの池は、鵜の浜温泉まで下って行き、突き当たりで左折。しばらく細い道を走って行くと左がわにある。最初に右側にあるどんどの石井戸のたて看板のほうが目に入ってくる。 |
1月16日 風邪ひきの日 (てまりの湯) 風邪をひいてしまった。 今日は連休の日曜日でもないし、風邪ひきだし、家で休養しているつもりだったが、ダンナが温泉で汗を流せば治るというので、その言葉を信じて比較的近い分水町の「てまりの湯」に行ってきた。 朝から雪まじりの雨が降り続く日で、受付の人の話ではこんな天候だからいつもより混雑している、ということ。みんなお風呂くらいしか行く場所がないのかもしれない。 混雑はしていたが、カランを確保できないほどでもなく、2種類ある温泉にゆっくり浸かることができた。 ただ、てまりの湯には露天風呂が無い。8つあるカランが全開状態になると、浴室が真っ白になるほど湯気が充満する。鼻が乾燥して辛い風邪だったので、湯気は大歓迎なのだが、長くお湯に浸かっていると、なんだかのぼせてしまいそうになる。 うまいこと換気扇の下の涼しい場所を確保できたのだが、やっぱり長湯をするには露天だなぁと実感。ただし、風邪っぴきで露天風呂っていうのは、はたしていいのか悪いのかわからない。 追記として、てまりの湯の道の駅国上の外のトイレが地震のために使用不能になっていた。どうしちゃったんだろう、浄化槽でも壊れたのかしらん。仮設トイレがありましたとさ。以前行った時のてまりの湯のレポートはここへ。 |
1月23日 天神の湯 連休でもイマイチ風邪ひきで体調の悪い日曜日、それでも温泉に行こうという気分になった。どうせ行くなら行ったことのない温泉がいい。調べてみると、昨年の11月23日にオープンしたばかりというでたきてホヤホヤの日帰り温泉施設があった。場所もとんでもなく遠いわけではない。これはいい。ぜひ行こう。 しかし、ただ温泉に入るだけでは、この真冬にめずらしく薄日が差すくらいになった日曜日、もったいないではないか。と、いうことで、新発田市の五十公野公園に行って白鳥を見た。 ここの池には十数羽の白鳥とおびただしい数の鴨がいる。が、みんな餌付けされていて、エサを持っているとおぼしき人物の周りにごっそりと集まって来る。と、いうことでアップの写真も容易に撮影できる。 ついでに、今は阿賀野市になった笹神村の岩瀬の清水を汲みに行った。ここの水が笹神の清水ナンバー6で、果たして他のナンバーはの清水はどこにあるのかずっと疑問だったので、近くにある役場(今は市役所の支所である。)に行ってみた。役場はお休みだが、図書室があいていて、そこの職員に尋ねたところ、全部で7つある清水の場所を記してあるイラストマップをくれた。 今回は岩瀬の清水でよしとして、今後、この清水を訪ねてめぐることができる。大収穫だった。 |
天神の湯データ 新発田市佐々木 0254−32−6060 9時〜21時 |
料金 | 大人600円 4歳〜小学6年生まで300円 |
泉質 | ナトリウム塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)(濁ったうす黄色のさらりとしたお湯、苦しょっぱい) |
風呂の種類 | 大浴槽、露天風呂 |
備品 | リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(タオル、ブラシ持参) |
洗い場 | カランは10。 |
脱衣室 | 上下二段のスチールのロッカーが24。こちらは鍵つき。木の枠にかごのみの場所が20ほど。中央にベンチなどがある。しかし、脱衣室にはトイレは無い。 |
パウダールーム | 脱衣室と一緒の場所に一面の鏡と洗面台が3つ。ドライヤーは2つ。 簡単な丸イスだけがある、なんとなくチープな洗面台だ。 |
んがお印象 | まず、たたずまいが目立たないなぁ、と思った。工業団地の一部と化していて、むしろ農機具屋さんの看板とかのほうが目立ってしまっている。温泉施設があるようには見えないのである。 で、入ってまずは新しい建物らしいニオイ。入り口に丁寧に挨拶したり案内したりする支配人らしい若い人。この人の一生懸命さはものすごくよく伝わった。恐らくはオーナーなのだろう。 しかし、脱衣室に入っていきなり「おや?」と思わせられてしまう。なんか、我われがよく行く日帰り温泉施設とは違うのだ。むしろ、これは、銭湯の乗りに近いものがある。真新しい温泉施設となれば、あちこちに工夫をこらしたものがありそうなものなのだが、どれもこれもものすごく事務的。デザインのカケラも無い。 浴室は普通で、思ったよりカランの数が多く、待つこともなかった。が、シャワーがものすごく勢いよく出る。これは、節水コマも使っていない出方だ。かなり水道料が高くつきそうなかんじである。 さらに、「おや?」という気分が高まる。置いてあるリンスインシャンプーとボディソープがホームセンターで入手できるような、ごくごく普通の○フトインワンだったり、○オレだったりするのだ。 なんだが、一連の温泉施設のようなプロのニオイが全くしない。どーも全くの素人がたまたま温泉が湧いたので作ってしまいました、といった感じが濃厚である。 ただし、お湯はものすごくよい。 内湯はやや熱め。湯口からすくって味わってみると、ものすごくしょっぱくて苦い。このしょっぱさは聖籠町の「ざぶ〜ん」に匹敵するが、あのベタベタする感じは全くない。 露天に出てみる。もしかしたら露天のほうが広いかもしれない。が、足を入れてみて、ぬるい、と感じる。この真冬にぬるいのはちょっといただけない。 とにかく湯口まで行ってみると、なんとか熱いお湯が出ていて、入ることができた。 驚いたのは、この施設はできて3ヶ月くらいだというのに、露天の木の枠にもう温泉成分が付着して石化していたこと。とにかく成分は濃い。 でも、露天はぬるい。入っていてもなんだか寒い。湯あたりはしないで長く入っていられるだろうが、ちっともあたたまらないのは温泉らしくない。 仕方ないので、また内湯に戻って体を温めてから出た。 貼り紙がしてあって、長湯をしてもらうために露天は温度を低くしてあるとのことだったが、限度があると思う。季節も考えて温度設定をしないと、風邪ひく人がでかねない。 どの切り口から見ても、素人臭さがあちこちに覗いている温泉だった。 ただし、お湯はいいので、穴場かもしれない。 もうちょっとお値段が安ければねぇ。また行ってもいいレベルなんだけどねぇ。 追加すれば、脱衣室内にトイレが無いのは大失敗だと思う。特に女風呂は、子供がいきなりトイレと言い出す可能性が高い。素っ裸のままトイレにつれて行くわけにいかないではないか。そうすると、良識のない母親がどう処理するか、考えただけでもゾっとする。それだけは一考して欲しいものである。 |
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交通 | 実はヘンな方向から入ってしまったため、行き方はピンときていない。 パンフレットによると、最寄ICは、日本海東北自動車道の豊栄新潟東港IC。これをおりて、国道7号線新新バイパス方面に進む。と、県道3号と交差するので、ここを右折。新発田西部工業団地に向かう。ほとんどこの団地の中と言っていいのかもしれない。県道3号線沿いの右側に目立たない感じで看板が立っているので注意して進むといいだろう。もう一度日東道をくぐってしまったら行き過ぎである。 |
1月29日 勝木ゆり花温泉『ゆり花会館』 新潟の真冬にしては珍しく、朝から晴れ上がった。しかも気温も高い。これはどこかに行かなくてはもったいない。もったいないが、どこに行く?まったく考えていなかったので、どこに行くあてもない。せっかくなので青空が似合う場所に行きたい。と、いうことで海に出かけることにした。 午後から西のほうから天気が崩れるというので、北に向かって逃げることにした。となると県北である。 どうせただドライブするだけで、目的などない。 どんどんと北に進み、今まであまりにも遠いので行く機会がなかった「ゆり花会館」で入浴しようということになった。 |
『ゆり花会館』データ 岩船郡山北町大字勝木862−1 0254−77−3991 10時〜21時半 |
料金 | 大人350円 4歳〜小学6年生まで300円 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉(ほんのわずかに黄色のさらりとしたお湯。無味無臭) |
風呂の種類 | 大浴槽、露天風呂 |
備品 | リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー(タオル、ブラシ持参) |
洗い場 | 大浴場はカランは10ほど。小浴場は6。 |
脱衣室 | 上下二段の木製の真四角のロッカーが24。簡単な鍵つき。ベンチやベビーベッドもある。 |
パウダールーム | 脱衣室と一緒の場所に一面の鏡と洗面台が4つ。ドライヤーは2つ。 |
んがお印象 | 値段的に言って、かなり小さな入浴施設を想定していた。入ってびっくり。だいぶ広い。大浴槽と露天風呂しかないのだが、どちらも広々していて、ゆったりできる。ところが、あがってダンナに聞いてみてびっくり、男風呂はもっと大きかった。よくよく見てみると、日替わりで大浴場と小浴場が交互に入れるようになっていて、今日は女風呂は小浴場だった。と、いうことで、私のデーターは小浴場のものである。350円でこれだけ広いお風呂に入れるとすると、かなりオトクかもしれない。 全体的にこざっぱりとしていて、清潔感がある。お湯は海にとても近い場所なので、しょっぱいだろうとおもってなめてみたら、まったく味はしなかった。これはちょっと意外だった。 湯口から熱めのお湯がどんどんと出ている。 貼り紙がしてあって、条例により濾過、塩素殺菌はしているが、山北町の水道水と同じくらいの塩素濃度だそうだ。あとは季節によって水道水で温度調節することはあっても、原則かけ流しだそうである。 この日はどういうわけか女湯のお湯は内湯も露天も熱かった。利用者の会話を聞いてみても、いつもより熱かったらしい。 露天風呂に出てみると、地元のおばあちゃんが3隅に陣取って大声でおしゃべりしている。 仕方がないので、残った1隅に行ったら、そこは湯口でかなり熱い。 外だったので、熱くてもいいかと浸かりながらおばあちゃんたちの話を聞いていた。が、同じ新潟県だっちゅうのに、これほど聞き取れないものか。県北の方言はほとんど山形の言葉らしい。どうも餅つき機が壊れたという話をしているらしいのだが、細部がさっぱりわからない。新潟ってば、広いなぁ。 お湯の熱さ以外に印象に残ったのは、やたらあちこちに注意書きの紙が貼ってあること。貴重品の管理やら入浴のマナーやら、とにかくそこらじゅうに紙が貼ってあった。これだけ貼ってあると、かなりマナーの悪い利用者が多いのかしらん、という気持ちなってしまうのは、私だけだろうか。貼り紙もよしあしである。 |
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交通 | 最寄のICは、建設途中の日本海東北自動車道中条ICである。建設が進むにつれて、もう少し近いICができると思う。ICを下りて、国道7号線に出て、ひたすら北上。もしくは海岸沿いの国道113号から345号に出てひたすら北上する。早いルートは7号線、景色のいいルートは345号線だろう。 この345号と7号が合流する地点に「ゆり花会館」はある。 345号から行った場合は7号に合流するすぐ手前左側に入り口がある。 7号から行った場合は、勝木の交差点に看板があるのですぐに分かるだろう。コメリの斜め向かいである。 「ゆり花会館」という地域のコミュニティーセンターのような建物の一部なので、入り口がいくつもあって少し分かりづらいが、温泉入り口と書いてある真ん中の入り口から入る。すぐに窓口があって、そこでお金を払う。 |