5月3日 のんびりの日(伊豆長岡温泉) ・ 5月4日 お疲れの日(多宝温泉)
5月10日 母の日 ・ 5月18日 ホテルヴァイス
5月24日 番外編 岩室成人病検診センター

 5月3日 のんびりの日(伊豆長岡温泉)
昔からの友人たちとだいたい年に1度くらいの回数で、どこかしらに旅行に行く。若い頃はまだせっかく旅行に出たのだからと、名所やら美味しいお店やら、買うべきお土産などもチェックしていたが、最近ではただみんなの顔を見るためだけに行くようになってしまった。温泉宿で美味しい夕食を食べて1日になんどもお風呂に入るだけというのんびりとした旅行を楽しむようになった。
今回もまさにその通りの休日だった。

   伊豆長岡では、旅館「安田屋」に宿泊。友人が予約したプランにはフェイスエステなるものがついていて、なんだかわからないパックをしてもらう。女将と香りの小袋を作る、というのもあったそうだが、それは辞退して、あとでおみやげでもらった。少し離れたところに露天風呂があったりして、お風呂もなかなかよかった。

    夕食と朝食。アワビの残酷焼きだとか、烏骨鶏のスープだとか、凝った料理がたくさんの夕食と、黒米のお粥、干物、茶碗蒸しなどの朝食。朝も晩も実に満足。

  
  観光らしい観光をしたのは、沼津市の沼津御用邸記念公園とかつらぎ山のロープウェイくらい。御用邸公園はすぐ前の国道414号線が大渋滞していたのに、スポンと間がぬけたような静かな空間だった。400円で昭和天皇がご幼少のみぎりに生活していた場所が見ることができる。ロープウェイは、最初あなどっていたが、とんでもなく長い距離をゆらゆら進む。しかも、割合急な角度で登るので、スリルが味わえる。往復1220円はオトクかもしれない。頂上からは、富士山が望めるはずだったが、当日は空がかすんでいて、うっすらとしか見えなかった。

  
  ちなみに御用邸公園から海が望めるが、ここは日本の渚百選の渚なのだそうだ。ここからも富士山が見えるはずなのに、やっぱりどこかにお出掛けしていたらしい。右は富士山の風穴の売店にあったとうもろこしソフト。300円。甘くなく、コーンポタージュスープの味がする。

帰り道、新潟に戻るのにどの道が一番混雑していないか検討して、精進湖まわりで甲府南ICで高速に乗って長野から戻ることにした。が、国道139号線は登りも下りも大渋滞。県道にまわったらガラガラの快適ドライブができたが、あまりに快適すぎて、曲がる道を通り過ぎてしまった。が、おかげで上記のとうもろこしソフトを食べることができたりして。渋滞している時は平行している県道があったら、そちらに回ったほうがいいらしい、というのが今回の教訓でした。


 5月4日(日) お疲れの日(多宝温泉)
伊豆まで旅行に行った帰り道、もう8時を回って、夕食を食べたらほとんど9時になっていた。これは、家に帰ってからお風呂をわかすつもりになれない。では、どこかの温泉に行きましょう、ということになった。ここまで夜も遅くなっていれば、改装して以来大混雑していて近寄るのもやめていた『だいろの湯』もすいているだろう。このチャンスにぜひ行っておこう。自動車を走らせて、到着したのは9時半近く。ゆったりつかってパウダールームでドライヤーなどをかけていたら、「ほたるの光」が流れてきた。こんなに遅い時間に日帰り温泉に入ったのは、始めてだ。それでも、そこそこ混雑していた。さすがにゴールデンウィークである。
 多宝温泉『だいろの湯』データ  西蒲原郡岩室村石瀬3250  0256−82−1126  10時〜22時
料金  800円 3歳〜小学生400円
泉質 硫黄・ナトリウム塩化物泉
風呂の種類 内風呂・ジェット・大露天風呂・庭園風呂(打たせ湯、湯の川、滝湯、滝つぼの湯、ただし真冬は入れないと思う)・サウナ・水風呂 
備品 リンスインシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・タオル・バスタオル(ブラシは持参)
洗い場 以前は9つだったが、増設されて12増えた。合計21のカランがある。
脱衣室 以前は上下3段のロッカーで、ものすごく脱衣がしづらかったが、改装のうえ、上下2段のロッカーに変わった。混雑しているときのスペースの狭さは変わらないが、一つのスペースを3人が利用しなくてはならないのと2人でいいのとでは気持ち的に大違いである。ハンガーもついていて、利用しやすくなった。
パウダールーム 以前は5つだったが、増設されてもう5つ増えた。ドライヤーも増えている。合計10個の洗面台と鏡がある。100円のマイナスイオンドライヤーもある。
んがお印象 休憩室だけ広くなったのかしらん、と思っていたら、狭くて困るなぁと思っていた洗い場や脱衣室も広くなっていた。今までの施設では、どう考えても広い露天風呂に見合う脱衣室や洗い場ではなかったのだ。これで、他県から友人が遊びに来ても、堂々と案内できる施設になったと思う。
あとは、受付のシステムをなんとかすれば、受付で並ぶこともあまりなくなると思うのだが。
ところで、旅行の帰りに寄ったので、もう閉館近い時間になっていた。にもかかわらず、あの広大な露天風呂のヘリというへりに入浴者がよりかかっていて、私がよりかかる隙間さえなかった。
あまり外に出ることをしたがらなかった新潟県人も、夜に温泉に入りに来るようになったのねー、などと、感慨深くなってしまった。それにしても、いくらゴールデンウィークだからといって、夜の9時半すぎに幼稚園児が温泉で鬼ごっこするな。いや、させるな親。夜の温泉は大人のもんです。
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交通 国道116号線新潟方面から行く場合。大規模な中古車センター『イエスト』と赤い外装の派手な焼肉やのあいだの道へと右折するとそれが県道新潟・五泉・間瀬線である。役場、岩室小学校などを通り過ぎて、岩室温泉病院のほうに曲がって真っすぐ行って突き当たる。そこを左折して、ほどなく、温泉の掘削の時に立てるやぐらの形の巨大な看板が右側に見えてくる。遠目でも分かるので迷わない。


 5月10日 母の日(多摩テック クア・ガーデン)
実はこの日は温泉に行くつもりなどさらさらなかった。
当日は、丹沢の山奥にある滝に出かけ、そのついでにダンナの実家に顔を出して泊めてもらったのだ。
母の日だから、前もって買ってあったプレゼントなどを渡すだけのつもりでいた。
が、とにかく足の疲労がものすごい。ちょっと段差のあるところをのぼろうと思うだけで、筋肉がギシギシ言う。
こりゃあ、もう温泉しかないでしょう。と、いうことで、ダンナのお母さんも一緒に一番近い多摩テックの温泉クア・ガーデンに行ってきました。
しかし、ここの温泉は大きさから言って循環ではあるのだろうが、入るとすぐに肌がするっとして、なかなかいい温泉である。筋肉もほぐれる。ちょっとお高いのが難ではあるが、老母をあまり遠くにも連れ出せないし。
とにかく、母の日をいいことに、私たちもゆったりまったり癒されましたとさ。
多摩テックについてのデータは、ここへ


 5月18日(日) 観音寺温泉 『ホテルヴァイス』
今日は長岡方面に滝を見に出かけた。ので、長岡方面の温泉施設に入るつもりだった。
が、あらまあ、タオルなどが入った温泉セットを忘れてしまった。どう考えでタオルを買うのは惜しい。タオル付の温泉施設に行けばいいのだが、そのあたりの資料もない。仕方がないので一度家に戻った。戻ったならむしろ下越の温泉のほうが近いのである。であるなら、つい先月オープンした『ホテルヴァイス』に行ってみよう、ということになった。新し物好きなので、喜んで出かけてしまった。
 観音寺温泉『ホテルヴァイス』データ  西蒲原郡弥彦村  0256−94−5612  10時〜21時
料金  750円 12歳以下500円 3歳以下は無料 平日のみ、午後7時から大人500円、子供250円
泉質 含硫黄・ナトリウム塩化物冷鉱泉
風呂の種類 内風呂・気泡・ジェット・露天風呂・サウナ・水風呂 
備品 シャンプー・リンス・ボディソープ・試供品の塩アロエソープ・お茶石鹸・ドライヤー・タオル・バスタオル(ブラシは持参)
洗い場 カランの数は6つ。観光地にある日帰り施設のわりに少ない。子連れが来たらあっというまにいっぱいになる。イスと桶は木である。
脱衣室 ロッカーは鍵つきの上下2段のタイプが52。しかし、狭いスペースにびっしり詰められた印象がある。混雑していたら、脱衣はかなり困難になると思われる。湯上りに冷水が飲める。
パウダールーム 脱衣の邪魔にならない所に洗面台が4つ。ドライヤーが3つある。ドライヤーは非力。女性用には洗顔フォーム、化粧水、乳液があったが、ブラシはない。受付で30円にてブラシセットとかが売っている。
んがお印象 弥彦といえば県内屈指の観光地である。ここに日帰り温泉ができた、というから結構大きな施設を連想していた。行ってみると、ホテルのお風呂を一般にも開放した、という感じだった。幸い混雑していないときに行ったので脱衣も洗い場も困らなかったが、もし人がたくさん来ていたら、かなり不愉快な思いをするのじゃないか、という感じがした。
内風呂は少し塩素の匂いがして、温泉ではない感じがした。露天風呂のほうに行ってみると、やや黄色みを帯びたお湯が満たされて、少し硫黄の香りもする。まちがいなく天然温泉。しかし、すぐ隣にボイラーがあるらしく、ボイラーの音がガンガンする。さらに、湯口が湯船の中にあって、そこからボイラーで熱せられた熱いお湯が吹き出ている。これは、危険。もちろん火傷するほどの熱さではないのだが、びっくりするくらいの熱さがある。これに驚いて足をすべらすお年寄りだっていそうである。熱いお湯が出ている場合があるとそのそばに注釈は必要だと思った。
館内案内を見ると男湯と女湯は趣がちがうらしい。女湯の露天風呂はおそらく大理石を1枚くりぬいたと思われる肌触りのまるい石風呂だった。ただし、狭い。5人入るとちょっと肌が触れそうでイヤだな、と思うくらいの広さである。男性の露天風呂は岩風呂らしい。
総合すると、混雑していない時なら満足いく日帰り温泉施設である。弥彦観光のついでに寄るぶんには、充分すぎるほどの施設だ。
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交通 場所は弥彦神社のすぐそばである。JR弥彦駅を起点にすると、つきあたって右折すると神社の参道になる。両側にお土産やや飲食店が並ぶ。そのまま直進すると左手に小洒落た洋風の建物が数台の駐車スペースの向こうに見える。「みのや」の手前になる。この洋風の建物がレストラン『ヴァイス』とホテル『ヴァイス』の入り口である。日帰り温泉施設に行くにはここで駐車せずにまっすぐ通り過ぎる。と、すぐに神社の鳥居に突き当たるので、そこを左折。右手に神社の駐車場が見えるがそこも通り過ぎて、道なりに大きく左にカーブしつつ登って行くと、未舗装の大きな駐車場が左手に見える。そこが日帰り温泉『ヴァイス』の駐車場。ホテルの裏手にあたるところに温泉施設の受付がある。


 5月24日(土) 番外編 『岩室成人病検診センター』
今回はあくまで番外編ということで。ダンナが今日行ってきた成人病検診。これが温泉地の岩室温泉病院の隣にある検診センターで行われる。イチゴ味のバリウムも飲まなければならないが、昼食に温泉つきという実に羨ましい限りの成人病検診だ。あんまり羨ましかったので、どうせなら温泉のレポートを取ってきたまえ、と言ったら、本当に携帯で写真を撮ってきてくれた。彼の働きを無駄にしないためにも、番外編として、週末温泉族にのせました(笑)
  
  
  これが検診センターの建物。右が湯船。小さいが掛け流しらしい。しかも、石風呂。
    
  洗い場。桶はプラスチックだそうです。しかし、なんと展望風呂にもなっている!
『岩室成人病検診センター』データ  番外編なので、住所やTelは、書きません。
料金  無料。ただし、成人病検診を受けなければ入ることはできません。
泉質 含硫黄・ナトリウムカルシウム塩化物冷鉱泉(わずかに黄色みがあり、やや硫黄臭のする、さらりとしたお湯。玉子スープ風味)
風呂の種類 内風呂のみ 
備品 リンスインシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・タオル(ブラシは持参)
洗い場 カランの数は8つ。しかし、シャワーがあるのは、2つのみ。
脱衣室 バスケット式の棚で13ケ。
パウダールーム 脱衣室と一緒。一面の鏡に洗面台が2つ。ドライヤーが1つ。
んがお印象 ダンナの携帯で画像と動画を見せてもらった。病院のお風呂というからには、殺風景なところを連想していたが、どうしてどうして、立派ではありませんか。確かに大きくはないが、これくらいの日帰り温泉はざらにあるというもの。
しかも、ダンナの話によると、お湯は湯口からこんこんと湧き出ていて、どうやら掛け流しらしい、とのこと。さらには、3階にあるので、展望は実によろしい。ああ、成人病検診に行って、そんな贅沢ができるなんて。住んでいる地域がいいと、かなりお得かもしれない。
お隣の岩室温泉病院は改築して、大きく立派になった。入院患者はもちろん温泉療法などを処方してもらえるんだろうなぁ。もちろん、病気になんかなりたくないけど、ただの病院に入院するくらいなら、温泉付がいいなぁ、と贅沢に思った私です。
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交通 場所は岩室温泉病院の隣である。


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