3月2日 新樽ケ橋温泉 ・ 3月8日 金矢温泉(岩手県)タロシ滝と釜淵の滝
3月16日 お休みの日 ・ 3月23日 お休みの日
3月30日 温泉難民の日(ホテル飛鳥)

 3月2日(日) 新樽ケ橋温泉 胎内グランドホテル
今日は連休じゃない日曜日。なので、そんなに遠くへはいけない。しかも、買い物などもあったので、ちょっとだけ足をのばす温泉を選んだ。なぜ胎内グランドホテルにしようと思ったかというと、私が新しい仕事に就いたため、普段使いなれない足の筋肉を使い、ぜひともほぐしたかったため。
3月に入ったばかりの日曜日、風はあったが、ドライブにはポカポカと暖かく、いい日だった。
  
胎内グランドホテルの裏の胎内川。2メートルほどの段差があって美しい。

    
  ホテルの向かいにある胎内観音の前の山門。観音様は、撮影したのだが、うまく撮れていませんでした。
   水害で亡くなった人々の冥福を祈った観音様で、この時亡くなった少女の顔が浮かび出ている石などもある。


    
  ホテルの裏にある樽ケ橋遊園にいる鹿。冬季閉鎖中だが、鹿だけ元気だった。ホテルにはジャージーアイスクリーム200円もある。
 『胎内グランドホテル』 データ 北蒲原郡黒川村下赤谷  0254−47−2723  8時〜20時
料金 300円 子供150円  
泉質 アルカリ性単純温泉 (透明なお湯。ほんのわずかにとろみがある。無臭)
風呂の種類 浴槽のみ  
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランは4つ。ひねると出っぱなしになるシャワーはマル。
脱衣室 木枠のみの棚が12ケ。貴重品いれはなので、フロントで預ける。トイレも脱衣所の外になるので注意。
パウダールーム 脱衣室と一緒。鏡と洗面台が3つずつ。ドライヤーが1つ。
んがお印象 胎内には日帰り温泉施設がいくつかある。そのうちこの施設を選んだのは、国道7号線からそれほど離れないことと、安いこと。ここからそれほど離れていない所にクアハウス胎内というのがあるが、こちらはプールがついているため、多少お高い。
に、しても、古い。国民宿舎と道の駅とがごちゃまぜになっている。浴室の案内板にしたがって、ものすごく暗い雰囲気の廊下を歩いていく。ここは、ホテルというだけあって、もちろん宿泊施設なのだが、途中にあった客室の雰囲気も暗い。ここにはできれは泊まりたくないなー、といったカンジである。お風呂もどーだろうなぁ、と不安だったが、確かに古い感じはしたが、タイルはよく掃除されていて清潔だった。
ここのお湯はガイドブックによるとぬめり感が強いお湯だというので期待してきたのだか、あまりぬるぬるとはしていなかった。湯口から出ているお湯もむしろさらりとしている。しかし、浴槽の底などはややつるんとした感じがある。
お湯に入っているうちに肌がすべすべしてくるはずなのだが、そういうこともなかった。
先週入った同じ300円のお風呂に比べると浴槽などは4分の1くらいしかない。5人も入ったら窮屈な感じだが、幸い私の入った時はもう1人しか入浴者がいなくて、浴槽には私一人がのんびり入ることができた。たいていクアハウスのほうに行ってしまうのかもしれない。
やや熱めのお湯は41度の源泉をボイラーで加熱しているそうなのだが、ボイラーの調子で熱めのお湯が出てしまうそうだ。熱ければ水で薄めろと書いてある。おいおい。それはないだろう。温泉薄めちゃ意味ないじゃん。
そういうわけで私はやや熱めのまま入浴したが、前に入ったおばさんがざんざん水を入れていたので、その我慢も意味がないかもしれない。
さて、お風呂を出てから気がついた。やっぱり肌がすべすべしている。ちゃんと立派な効能がある温泉だった。
国民宿舎ということで、お土産コーナーも立派なものがあり、そこで胎内で育てたジャージー牛のアイスクリームを購入。食べてみたけど、ホームランバーみたいな味でしたとさ。
リンク 黒川村
交通 国道7号線で県北方面に向かう。中条町に入ってしばらく走ると、追分という交差点に出る。ここから右折して県道53号に入る。みちなりに走っていくと、左手にクアハウス胎内、右手に胎内観音が見える。胎内観音の前をすぎてすぐが胎内グランドホテル。道の駅のマークがついている。


 3月8日(土) 金矢温泉 国民年金保養センター『はなまき』
ことの発端は、私が失業中の研修に大雪が降って新幹線を利用しなくてはならなくなったところから始まる。そこで駅のポスターにあったJR東日本パスの料金がバカ安すぎた。JR東日本管内なら2日用で12000円で乗り放題。新幹線もOK。しかも指定席も4回取れる。これは、つかわなくては損である。とりたてて何か用事があったわけではなく、ただそのオトクな切符をどうしても使いたくなってしまった。そして、最大限に近く使える場所が我々にはあった。岩手である。そこに友人が住んでいて、しばらく会っていない。さらに、そこにはまだ行っていない百名滝のひとつ、不動滝もある。雪が残っていても行ける滝だというではないか。これはもう、出かけるしかない、ということになった。
さて、当日。
上越新幹線と東北新幹線を乗り継いで、盛岡まで行く。東北新幹線は、「はやて」と「こまち」がドッキングした車両で、大宮から盛岡までは仙台しか止まらなかった。ものすごいスピードで東北入りしてしまう。

      
  
左:行きに乗った「はやて」と「こまち」のキスシーン。  右:こちらは、帰りに見た「やまびこ」のキスシーン。東北は熱いです。
東北はものすごいことになっていた。春の嵐である。岩手や青森にどっさりと雪が降り、新幹線のアナウンスでは、八戸から先の在来線は運休していると繰り返している。だんだんその他の在来線もストップしている情報が流れてくる。窓のそとはそんなにひどくはないのだが、どうも岩手県では沿岸部がひどかったらしい。新聞によると3万戸以上の停電があったとか。
盛岡に着いた時、迎えに来てくれた友人が「さて、どうする」と言う。高速道路も通行止めになってしまったのだそうだ。盛岡から先は友人の自動車で安代のほうまで行くつもりだった。上が止まっているとしたら、下も混雑しているのは目に見えている。まして友人夫妻は滝になんぞ興味のない真っ当な人たちだ。仕方がない。こんな時期に来てしまったのが悪いのだ。不動滝はまたいつかの夏にでも来ることにしよう。
で、その日の午後は岩手県立美術館などで芸術を鑑賞。それから花巻市の友人宅に戻る途中になんと石鳥谷町を通るではないか。友人が思い出したように「タロシ滝に行くか?」と言ってくれた。らっきー。行かない手はない。せっかく冬に石鳥谷に来て、タロシ滝を見ないなんて、あとあと後悔するに決まっている。途中、自動車の腹をこするくらいの雪の中、なんとか到着。2月上旬から3月下旬にだけ設置される橋を渡って、雪の山を登ること10分ほど。見えてきた。タロシ滝。


   タロシ滝。ストーンとまっすぐな氷の柱になっている。

    
   
   
大きさ比較。ダンナが左下に立って触ってます。 右:裏側から見た滝。
   この太さでその年の作物の豊作、凶作を占うのだそうで、毎年2月にでっかい巻尺で測りに来るらしい。

      
  滝の根元。内側は、春の今は空洞になっているらしく、水の流れが見える。右:仮設の橋。これを渡って山を登る。

    
上野橋のやや下流にある一の滝。雪のため近寄れず道路より撮影。


友人も地元に住んでいながら、冬のタロシ滝は初めて見たそうだ。ものの本によると、冬にしか存在を確認できない滝だとか。ただ、夏に来たことがある友人は壊れた水道みたいにチョロチョロ出ていた、というから、一応存在はしているらしい。
今年最後の氷瀑見学となった。ものすごーく得した気分になった。
その日の夜は友人のおごりで温泉にまで行ってしまった。花巻はどこに行っても温泉だらけ。うらやましい限りである。
翌日、この日の予定は前日にすませてしまったので、行く所がなくなってしまった。と、またしても友人が「思い出したんだけど、花巻に釜淵の滝というのがある。冬でも行けるはずだ」と言ってくれた。らっきー。こちらからは、滝に行こうなんて言えないじゃないですか。先様が申し出てくれたんだもの、喜んでおともします。さすがは地元、迷うことなく連れて行ってもらい、冬の美しい滝を見ることができた。ついでに駐車場から見下ろす場所に見えた滝の近くにも連れて行ってもらった。こちらの緒ケ瀬滝は縦長で釜淵の滝とはまた違った表情をしている。うーん、今回の岩手は不動滝だけしか見られないと思っていたが、悪天候のおかげで、思いがけず3つも滝をみれてしまった。ある意味、儲けもんの旅になった。
   
釜淵の滝。宮沢賢治もよく訪れたらしい。

    
  滝見台から見た滝。キュートな形をしている。右はその滝見台にダンナが立っている、大きさ比較。

     
 
  左から順に、窪みのアップ。真横から見て。上から見て。滝の真ん中に木が生えていたりする。

    
  釜淵の滝のごく近くにある緒ケ瀬滝。花巻温泉の駐車場で聞こえる水音はこの滝のもの。近くに不動様が祭られている。

帰りの新幹線の中、ちょうどお昼時だったので、駅弁を購入。なにせ、ほとんどがドライブの旅なので、駅弁なんてめったに買う機会がない。ここぞとばかりにみちのくの駅弁を楽しんだ。いやはや、いい思い出になった。
      
  「前沢牛弁当」と「いちご弁当」値段は忘れた。1200円前後だと思う。ひっぱるとあったまる前沢牛のすきやき風弁当と、ウニとあわびの乗った弁当。磯の香りがほのかにする。
 国民年金保養センター『はなまき』 データ 岩手県花巻市金矢第5地割251番1  0198−27−2811  営業時間のデータはわかりません。
料金 400円  
泉質 アルカリ性単純温泉 (透明なお湯。ほんのわずかに硫黄臭がある)
風呂の種類 大浴槽、気泡、ジェット  
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、せっけん(タオル、ブラシは持参)
洗い場 カランは12つ。やや間隔が狭く、込み合っていると、体が触れそう。
脱衣室 鍵つきのロッカーが36。木枠にかごの棚が24ケ。最初にロッカーの脱衣室があり、やや奥まった浴室への入り口のところにかごの脱衣室がある。かごの棚は、宿泊者用だと思われる。
パウダールーム 脱衣室と一緒。ロッカーの脱衣室に5つ、棚の脱衣室に3つほどの洗面台と鏡があった。ドライヤーもそれぞれに3つほどあった。カランの数のわりに洗面台が多いのが不思議。もしかしたら、ロッカーの脱衣室はあとから付け足したのかもしれない。しかし、数が多い分、楽々と髪をととのえられる。
んがお印象 実は、この温泉には友人につれてきてもらった上に、おごってもらってしまったので、詳しいデータがほとんどない。パンフレットをもらってきたのだが、そこにも料金や営業時間が書いていない。せっかく行ったのに、まったく当てにならないレポートになってしまった。
公共の施設ということで、どうかな、と思っていたが、こざっぱりとしたシンプルないい温泉だった。余計なものが全くないといったカンジだ。
広い浴槽からは大きくとった窓から綺麗な庭が見える。綺麗な庭だったから、きっと露天風呂があるのかと思ったらなかった。ちょっと悲しい。浴槽は広いが、一つだけ。これもシンプル。
温泉はちょっとだけ硫黄のニオイがするが、鼻につくほどではない。入るとすぐにあったまる感じのお湯である。そして、湯冷めしにくい。入っている時はそれほど感じなかったが、あとから肌がするっとした感触になった。
我々が入った時間帯は、ちょうど宿泊者が夕食の時間だったためか、すいていた。地元の人も多く利用するようだ。
ただ、ジタバタしてしまったのが、私の使ったカランのお湯が止まらなかったこと。押すと定量が出るタイプのカランなのだが、いつまでたっても止まらない。シャワーのお湯も出が悪くなってしまう。ひっぱっても止まらない。ガシガシ押したらやっと止まった。あとは怖いからシャワーだけ使った。カランの点検はちゃんとしてください。
リンク
交通 国民年金保養センター『はなまき』 東北自動車道花巻ICで降りて、花巻温泉方面に向かうが、花巻温泉街にはない。少し離れた場所にある。が、夕暮れに連れて行ってもらったため、詳しい案内ができない。大変申し訳ありません。
タロシ滝 国道4号線、ほとんどJR石鳥谷駅前あたりに葛丸川という川がある。この上流に葛丸渓谷というのがあって、一の滝はその一部。国道4号線にわりと大きな看板があるので、気をつけていれば、迷わないだろう。一の滝からほんのちょっと行くとタロシ滝の看板がある。2月、3月なら仮設の橋で川を渡ることができ、ロープを張られた細い雪道を10分ほど登ると、氷柱と化した滝を見ることができるだろう。
釜淵の滝 花巻温泉にある。花巻温泉の駐車場に駐車すれば、あとは看板が導いてくれる。10分も歩かない。緒ケ瀬滝は、駐車場を出て、釜淵の滝に下りる階段の上から水音のする対岸を見ると発見できる。花巻温泉から台温泉に向かう道沿いにある。


3月16日 お休みの日
3月の前半はとにかくバタバタとしてしまった。バタバタしつつ、実を言えば、温泉は3回も行っている。2日の新樽ケ橋温泉と8日の岩手の間に、東京の多摩テックの温泉にも行っていたりするのである。しかし、それ以上にとにかく忙しいというか、気ぜわしいというかでほとんどゆっくりしたという思いがなかった。
で、16日。ちょうど近くの温泉の半額券が手に入ったので、今度こそゆっくりしようというわけで、でかけて来ました。
近い、ということは、今まで何度もレポートしているところである。下田村の『いい湯らてい』。適度に広く、適度にお楽しみがあり、マッサーシ゜もある。おまけに比較的近いとあれば、やはり行く回数も多くなるというもの。
今回行って、以前と違ったところと言えば、ドライヤーがマイナスイオンドライヤーになっていたこと。しかも、無料。これは女性にとっては画期的かもしれない。それから、ダンナがマッサージをしたいというので、はじめてロビーから階段で降りる休憩室のほうまで行ってみた。と、奥にものすごく立派なマッサーシ゜椅子があった。ダンナはちゃんとしたマッサージ、私は200円で15分のマッサージ椅子。ああ、極楽。
おかげさんでゆっくりできました。
ところで、温泉。GWの温泉予定がもう入ってしまった。持つべきものは友達で、いいかげん妙齢になった友人同士で伊豆の温泉宿にただゆっくりするためだけに行くことになってしまった。ダンナはドライバーとして参加。温泉につかって、美味しいものを食べて。
うーむ、ものすごく熟年の感の強いGWになりそうである。


3月23日 お休みの日
今年の3月は駆け足だった。あまりにもパタバタと色々なことがありすぎた。あと1週間あるが、この1週間の間に何かないことを祈るばかりである。
で、この3連休は2日間を親孝行に使い、最後の1日を自分孝行に使うことにした。
といっても、ぽかぽかと暖かいいいお天気の日だったので、掃除と洗濯と買い物を午前中にすませてしまった。あとは温泉だい。
午後からとあっては、それほど遠くにもいけない。先週に引き続き、半額券が手元にあったので、栄町の健康ランド『ポエム』に行ってきた。
今日はめずらしく和風風呂が女性だった。いや、交代で洋風と和風が入れ替わるのだが、私が行くときはたいていが洋風風呂が女性だったのだ。和風風呂には打たせ湯がない。それがちょっと不満である。打たせ湯は肩こりさんには極楽だっていうのに。
まあ、その分ジェットバスでいやっていうほど肩と背中をほぐしましたとさ。ついでに釜風呂にも入って汗をたっぷり流した。サウナは苦手なんだが、釜風呂は好き。ゆっくり寝ていられるのがいい。釜風呂については、入らず嫌いだったが、渋温泉の湯めぐりで釜風呂があって、そこで入って以来やみつきになってしまった。薬湯も、トロン湯も、温泉も全部入って筋肉とろとろである。
これで来週の活力がついたというものだ。
やっぱり、温泉最高です。


3月30日 温泉難民の日(ホテル飛鳥)
なんというか、こういう月もあるもんである。今週こそはどこか目新しい温泉にでも行ってキチンとレポートしよう、と内心思っていた。が、ダンナが腰を痛めてしまった。これは、遠出などもってのほかである。仕方がないので、近場の温泉にしましょう、ということになった。近場で一番温泉らしい温泉なら、岩室の『だいろの湯』である。家からもそこそこ近い。お昼を食べてから、ゆっくりと出かけた。
が、ものすごく甘かった。『だいろの湯』は、新しい棟が新装開店したばかり。広い駐車場のほとんどを自動車が埋め尽くしている。それでも端っこにとめて、受付にいったら、長だの列。広い湯船があることは知っているが、洗い場が狭いのも知っている。おまけに脱衣所も狭い。この人の多さで混雑している脱衣所を考えるといやになり、では、今日はすぐ近くにある『よりなれ』にしよう、ということになった。
またしても甘かった。同じ考えの人がごっそり行っていたようだ。下の駐車場にはスペースがあるが、上の駐車場はいっぱい。と、いうことは、あの狭いお風呂が人であふれかえっているのか。こちらも考えるだにイヤになってしまった。
そこで、少し自動車を走らせるが、分水の『てまりの湯』に行こう、ということになった。
嫌な予感はした。道の端々に「高校駅伝弥彦大会」ののぼり。途中で通った弥彦競輪の駐車場は満杯。どうも今日は弥彦方面に人が集まる日だったらしい。
思ったとおりに『てまりの湯』の駐車場も満杯だった。いざお風呂に行ってみれば、意外とすいていたりする場合も多いのだが、自動車の多さに気が滅入ってしまった。あとは帰るか、もう少しだけ自動車を走らせ野積まで行くか。
しかし、腰のためにやっぱり温泉には入りたい。野積には、成分温泉ではあるが、眺望のいい「ホテル飛鳥」があるではないか。
こうなれば仕方が無い。曇りがちで少々肌寒い日なので海辺に行く人も少ないだろう。海へと自動車走らせ、ついに我々の温泉難民は終わったのであった。
ああ、疲れた。3月の末にどうしてこんなに人々は温泉に行くんでしょうねぇ。
 『ホテル飛鳥』 データ 三島郡寺泊町野積107  0258−41−6111  11時〜21時
料金 大人500円 子供300円  
泉質 天然温泉ではありません。ヘルストロン温泉。
風呂の種類 大浴槽、ジェット、気泡、打たせ湯、まこも(海草)風呂、サウナ、水風呂  
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、試供品の泥炭せっけん、ブラシ、フェイス・ハンドソープ(タオルは持参)
洗い場 カランは仕切りがあるものが7つ。仕切りのないものが6つ。
脱衣室 細長いロッカーが70。受付で下駄箱の鍵と交換で鍵をもらうタイプ。宿泊者向けの木枠にかごの棚が28ケ。貴重品いれは受付近くに暗証番号式のものがある。。トイレは脱衣室の中にあるのだが、ものすごく扉が重くて、中から鍵がかかっているのかと勘違いするほど。
パウダールーム 脱衣室と一緒だが、衣服の着脱にはじゃまにならない。鏡が6つ。洗面台が2つ。ドライヤー4つ。ドライヤーは強力でマル。マッサージ椅子やベビーベッドもあるのだが、入浴者の荷物置きになってしまっているのが残念。マナーは守って欲しいもの。浄水器の冷たい水がサービスで置かれている。
んがお印象 実は何度も来ているのがこのホテル飛鳥のお風呂。なぜそんなに来るのかというと、立派な観光地で、県外から友人が来た時になど、ここに案内すれば日本海に浮かぶ佐渡も見てもらえるし、ブルワリーで地ビールなども味わってもらえる。
ついでに成分温泉ながら、広々とした浴槽から日本海に沈む夕日まで拝める。かなり楽しめて500円というのは、お得な入浴施設なのである。
今回行ってみたら、新しい建物が出来上がりつつあり、浴槽からの展望は、惜しいかな工事中のため目隠しされていた。ただし、テラス風に張り出したところにある露天風呂からは目隠しの隙間から日本海がよく見える。
が、この露天風呂、この日はどういうわけかお湯が少なかった。私が入る直前にイモ洗い状態でおばちゃんたちがひしめきあって入っていたせいかもしれない。幸い私が入った時は一人だったので、潮風をあびながらゆっくり入浴することができた。潮風、潮風だよなぁ。なんだか生臭い。う〜ん。お湯のニオイかもしれない。成分温泉と書いてあったが、どうも濁っていたりする。しかも生臭いどころかドブくさい。ちっょと長湯はごめんといったカンジだ。内風呂は特にニオイもしなくて、海のニオイなのかお湯のニオイなのか、ついに分からなかった。
海草が袋に入って投げ込んであるマコモ湯は、べつにぬめりがあるわけでもなく、ニオイがあるわけでもなかった。
さんざんあちこち行って、ついに行き着いたお風呂だったので、成分温泉だろうがなんだろうが、ほっとしたことには間違いない。とにかく、弥彦、岩室、寺泊界隈に温泉がたくさんあってよかった。
リンク ホテル飛鳥
交通 国道402号線沿いにある。新潟市から越後七浦シーサイドラインを寺泊方面に向かう。寺泊町に入って、やや走ると野積海水浴場。もう少し走ると日本海夕日ブルワリーと並んでホテルが見える。

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