ゆったりの郷 ・ 佐潟ミニミニドライブ
氷瀑と善光寺ライトアップの旅 ・ お休みの日
北野天満温泉

 2月1日(土) ゆったりの郷
今日も今日とて、連休の一日目。ゆったり起きてゆったり過ごすことができる。で、お昼もだいぶ過ぎたころ、どこの温泉に行く〜?ということになった。ゆったりした気分の土曜日、行くなら『ゆったり』とした所でしょ。と、いうことで、昨年の12月31日にふられた『吉川ゆったりの郷』に出かけることにした。
吉川町ふれあいセンター 『ゆったりの郷』 データ 中頸城郡吉川町大字長峰100  0255−48−3911  10時〜22時 
料金 500円 子供300円  酵素風呂大人1500円 子供700円
泉質 ナトリウム塩化物泉 (わずかに黄緑のお湯。ほんの少しとろみがあり、肌がすべすべする。ひのきの香り。しょっぱい)
風呂の種類 大浴槽(ジェット、気泡)、薬草風呂、露天風呂  
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ブラシ、(タオルは持参)
洗い場 カランは15。7と8、2カ所に別れている。押すと出てくるタイプだが1回押して出てくるお湯の量が少なめ。
脱衣室 ロッカーは、80ほど。以前は半分くらいのスペースしかなかったが、増設したらしい。かなり広くなった。鍵つきのロッカーで、上下2段。よほど混雑しない限り充分である。
パウダールーム 以前からの脱衣室のほうに広くとった鏡と洗面台2つ、ドライヤー2つ。あとから増設したほうにこれも広くとった鏡と洗面台が2つ、ドライヤーが2つ、有料(6分100円)のマイナスイオンドライヤー1つ。
どちらも洗面台は2つだが、洗顔する必要がなければ4人くらいは利用できる広さである。奥の増設した場所からだとブラシが見つけづらいが、入り口に殺菌機が用意されている。
んがお印象 とにかく以前来た時は、ゴールデンウィークの上に、たしかできたての頃に行ってしまったのだと思う。とにかく大混雑していた。ロッカーがなく、脱衣カゴもない。入りたくても入れないでウロウロした覚えがある。だもんで、この『ゆったりの郷』はちょっと避けていた。が、さすがにどうでもいい2月の真っ昼間にそんなに込んではいないだろう、と予想して行った。が、駐車場は満杯。いつ来てもここは人気があるのだ。
いざ入ってみると、休憩場が一杯で、そんなにたくさんは入浴していない様子である。しかも、前に来た時狭くてロッカーの数がなくて印象が最悪だった脱衣所が広くなっている。もちろんロッカーの数も増えている。なんだか明るくなってもいる。一挙に印象がよくなった。
お風呂は桧の香りがするしょっぱいお湯で、入るとしばらくして肌がしっとりしてくる。大浴槽のほかに2つ小さな浴槽があるのだが、私の入った和風風呂のほうではその説明書が全くなかった。あとでダンナに聞いてみたら、片方は薬草風呂だそうで、もう片方はどこかの温泉のお湯をもって来たものらしい。パンフレットにもまった説明がなかった。とにかく、3種類のお湯を楽しめる、ということだ。
女湯のほうは、露天風呂か少々熱めで楽しめた。しょっぱ味も露天のほうが濃い気がしたが、気のせいかもしれない。
あまりによくあったまり過ぎたので、売店で売っていた吉川町の麹を使用したアイスクリームを買ってしまったが、考えてみれば建物の向かい側にアイスクリームショップがあり、そこでは季節限定のフレーバーアイスが売っていたはずである。軽はずみに買ってしまって、今しか食べられないアイスを逃してしまった。ダンナがもう一つ買うか?と言ったがさすがにそこまで私の胃は許容しませんでしたとさ。
ちなみにここには『酵素風呂』という発酵したオガクズの中に埋められるというものがあるが、予約制なので思いつきでは入れませんでした。少々高いしねー。
リンク
交通 北陸自動車道柿崎ICを起点に。柿崎ICから国道8号線に出る。8号線に出たら上越市方面に左折。左折してすぐに馬正面という交差点になるので、ここを左折する。この交差点に大きな『ゆったりの郷』の看板が出ているので、見落とさなければ間違わない。この道は県道30号線である。これを道なりにまっすぐ進んで吉川町に入り少しすると右側に『町の駅』の看板が出ている。そこが『ゆったりの郷』である。

2月2日(日) 佐潟ミニミニドライブ
昨日温泉に行ったばかりだと言うのに、この日曜日は朝からものすごくよく晴れていた。冬に晴れるとどうしてもどこかに出かけて行きたくなってしまう。いっそ雪でも降ってくれればおとなしく家で何かしているのだが。
しかし、雪のため道路状況は芳しくない。とりあえず近場で行ったことのない『佐潟』に行ってみることにした。
この佐潟はラムサール条約登録湿地である。
ラムサール条約というのは、正式名称を『特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約』といい、国境を越えて移動する水鳥を中心にその生息地である湿地を国際的な協力で保護・保全し、賢明な利用を目指すもの、だそうです。
それに恥じないくらいたくさんの水鳥がいた。
最初潟の岸から見た時にはあまり多くの白鳥はいないように思えたが、湿地センターという建物の中に座って観察できる双眼鏡があり、それを覗いてみたところびっくり!牧場の羊かと思うくらいゴロゴロ白鳥がいた。岸辺から遠い潟の中央部分に白鳥が集まっているのだ。精度の高い望遠鏡ならしっかり見ることができる。
私のデジカメではデジタルズームを使用してもゴロゴロ状態は撮影できなかった。
ついでに、あまりにも天気がよすぎて、デジカメの液晶がまったく見えなくなってしまった。思うとおりの撮影ができずにちょっとストレス。
新潟には有名な瓢湖という白鳥の湖があるが、あちらは観光化してしまっていて、なんだかざわついている。
もしゆっくり白鳥を観察したい、というのであれば、『佐潟』のほうがオススメだな、と思った。あったかい湿地センターで座って観察もできるし、水鳥を説明したカードなどもある。

    
佐潟に行く前に寄った角田崎灯台

    佐潟。白鳥がゴロゴロ。凍結した上をペタペタ歩いてた。

    真っ青な空に見事なまでの白。

  飛行機雲も真っ白。
交通 新潟市を起点に。国道116号を利用して、巻町方面に向かう。途中坂井という交差点(新潟大学前駅近く)で県道16号に入り、そのまま直進する形で県道2号に入る。あとは道なりに進み、岩室村に入る少し手前の右側に『佐潟公園』がある。駐車場もあるので、見落とさない。とにかく県道2号線沿いにある。


 2月8日(土) 氷瀑と善光寺ライトアップの旅(佐久平プラザ21)
凍った滝が見たい。どうせ見るならずっと前から憧れていた、開いたツクシンボの先端のような形に凍る長野県の三滝(大禅の滝)を見たい。と、私が言ったら、よし行こうということになってしまった。で、午前3時半に起きて、おにぎりを握って出発したのが5時少し前。目標は午前10時の到着だった。
何を間違えたのか、なんと8時半には三滝の駐車場に着いてしまった。まあ、早い分には文句はない。駐車場で朝食のおにぎりを食べて、いざ凍れる滝へ。駐車場にはすでに5台ほどの自動車が駐車中。我々と同じころに着いたおっさん三人組はごつい三脚と眼レフを準備している。新潟から何時頃出てきたかと聞かれたが、長野ナンバーの彼らも6時に出発して来たとのこと。
彼らから少し遅れて出発。山の奥で足元が雪で滑るかと思っていたが、危ない所は融雪剤がまかれていてそれほど危険でもない。しかし、滝が凍るほどの所なので、やっぱり滑る。キャーキャー言いながら登ると、目の前に滝が見えてきた。デカイ。
先程のおっさんたちがめいめいの場所に三脚をしつらえて、撮影している。彼らに遠慮しつつ、我々も写真に滝をおさめた。

    
大禅の滝。上の数メートルが凍っていない。
  右の写真の左端の紫がおっさん三人組の一人。滝のちょっと下流の橋の上が撮影ポイント。


    
左:右手の滝見台にて手前にダンナ。右:氷のアップ。

    

   左:橋の下から見上げて。右:左手の滝見台より。意外にも氷柱は、後ろの岩盤から離れて独立している。


    
滝への遊歩道はこんなもん。長靴はいらない。

    

   左:小禅の滝。右:その近くのほこらにあった氷筍。1メートルくらいあった。

三滝というからには、ここには3つ滝がある。一つはこの『大禅の滝』もうひとつは『小禅の滝』
さらに『浅間の滝』というのがあるはずなのだが、道がわからなかった。これを捜すためにカチンコチンに凍った雪の上を登ったが、あまりに危険だったために断念。あとでよく案内板を見たら、ちょっと方向を間違ってしまっていたようだ。失敗、失敗。
帰り道、相木川にかかる滝などを見ながらこれからの予定を決めた。

    
  
左:箱瀬瀧。橋の上からよく見える。右:箱瀬瀧の近くにあった巨大ツララ。左奥に自動車があるので大きさがわかる。
もともと善光寺のライトアップを見るつもりだったのだが、予定よりも2時間近く早い。これでは午後6時まで間が持たない。あらかじめ、早朝出発だから眠くなるかもしれない、と仮眠スペースのある施設のあたりをつけておいたので、自動車を佐久市に向けた。新幹線の佐久平駅のすぐそばにある健康ランドの詳しい内容は下の通りです。
そこそこ体力も回復。下道で八ヶ岳を望みながら長野市までドライブ。カラッと晴れた長野は本当に気持ちのいいドライブが楽しめた。が、意外と佐久と長野は距離があって、長野に着いたのは午後5時前。善光寺近くのショッピングセンターで腹ごしらえをすると、もうライトアップの時間になっていた。
到着して、それほど待たずにカウントダウン。3、2、1、0の掛け声とともにライトが点灯された。ものすごい赤に善光寺が染まってしまった。我々は今回が初めての善光寺なので、昼間の善光寺は知らない。真っ赤な色で刷り込まれてしまいそうだ。ちなみに、下の写真は、赤いほうが本堂。黄色いほうが仁王様のいる門。この赤と黄色の間に大きな門があって、そこは薄暗い紫色にライトアップされ、レーザー光線によるショーや木遣などが披露されていた。

    
  左:ライトアップされた本堂。屋根の飾りがキンピカに光っていた。右:仁王様のいる門。よく見ると真ん中奥に紫にライトアップされた山門、真っ赤になった本堂が見える。
さすがに三脚を持って行かなかったので、まともな写真がない。ライトアップを撮影するつもりなら三脚は必須なんだが、人手が多いと見てあきらめたのだ。実際かなりの人手だった。もっとも、レーザー光線のショーなんかは、ムービーでも撮影不能。やっぱりこの目で見なくちゃライトアップの美しさはわかるまい、とちょっと負け惜しみ。
ふるまい餅やふるまいそばなども配られていたが、私たちは帰路が長いので、点灯を見たらそそくさと善光寺を後にした。
佐久平温泉 『ニュー健康ランド佐久』 データ 長野県佐久市岩村田  0267−65−8842(予約センター) 6時〜23時半受付 
料金 平日大人600円 子供400円  土日祝大人900円 子供600円 他にシーズン料金あり
泉質 カルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉 (わずかに黄緑のお湯。無臭。あまり塩味もしない)
風呂の種類 大浴槽(バイブラ)、寝湯、、流水風呂、露天風呂  
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー、ブラシ、化粧水、乳液、クレンジングオイル(タオルは持参)
洗い場 カランは18。仕切られていないが、広いスペースである。
脱衣室 ロッカーは、200以上。縦長のいかにも健康ランドといった感じのロッカー。腰掛けられるいすなども用意してあって、そこそこ広い。
パウダールーム 独立した場所に洗面台は2つだが、6人以上髪が整えられるスペースがある。ドライヤーは小さいものが5つ、100円で6分のマイナスイオンドライヤーが一つ。
クレンジングオイルや洗顔フォーム、化粧水、乳液などがきっちりあり、これで平日600円ならかなり安い。
できれば、ヘアスプレーもあってくれると嬉しかったのだが。
んがお印象 何がしたかったかって、入浴したいというより、仮眠したかったのだ。その点で言えば、健康ランドのうえに温泉であるこの施設は百点満点だった。午前11時に入って入浴したうえで昼食。それから仮眠スペースで小一時間仮眠して、もう一度入浴。3時間過ぎると追加料金200円なのだが、たっぷり3時間使ってリフレッシュした。
もっとも、温泉といっても自噴しているわけではなく、蓼科樽ケ沢温泉を毎日タンクローリーで運び入れている温泉。循環であることは間違いないが、入浴剤を入れただけのお湯よりはずっとあたたまった。
目玉とも言える流水風呂は、かなり面白かった。まず、お湯じゃない。ぬるま湯よりもぬるい。35度なので、真夏のプールくらいの水温である。かなり広いスペースを水が流れるようになっているのだが、その流れる最初の所に行くと、体がどこかに持っていかれてしまうほどの水圧。超音波も出ていて、疲れを取るのだそうだ。すいているので、泳いでもOKだった。実際子供が喜んで泳いでいたが、怒るよりも溺れないか心配だった。
寝湯も、気泡が出る位置が3種類あって、全部試した。なかなか気持ちいい。特に足の裏からジェットが出て来るのがよかった。
目的の仮眠スペースは、男女が別ではないが、利用者のマナーもよく、シンと静かですぐに眠れた。タオルケットなんかもついていて、実に親切。
しかし、仮眠しないとすると休憩するスペースが大広間なのだが、ここが食堂にもなっていて、何も頼まずにゴロンと横になるわけにはいかない。
また、リゾートホテルと一緒の入り口なので、ちょっと分かりづらいかなぁ、という気もした。
リンク 佐久平プラザ21
交通 長野新幹線佐久平駅のすぐ隣。ものすごく分かりやすい。ホテルの前に駐車スペースがあるし、佐久平駅がわのお土産屋の有料駐車場に入れた場合でも、健康ランドを利用した場合は駐車料無料になる。


2月16日 お休みの日
なんということ。先週いきなり長野にドライブに行ってしまったのと、当てにしていたお金の入金が遅れているということで、今週はどこにも行けない悲しい状況になってしまった。振る袖がなくては、温泉にも入れない。猫の缶詰の買い置きがあっただけでもラッキーというものだ。
と、いうことで、今週は、温泉のお湯のニオイお話。
私は鼻が悪いわけではないと思うのだが、温泉のニオイがよくわからない。浴槽に檜なんか使われてしまったら、そのニオイだけでお湯のニオイなど嗅ぎ分けられないし、シャンプーやボディソープのニオイがきつく漂っているとそれだけでもう分からなくなる。脱衣室のトイレの芳香剤が強いものだと、鼻からそのニオイが抜けてくれない。
だから、わけのわからない時はダンナに確認するのだが、大抵ダンナの答えたニオイの感じと私の感じたニオイの感じがちがったりするのだ。困った。いや、困ることはないのだけれど、このレポートにお湯のニオイも記したいではないですか。
仕方がないのでこそっと湯口のお湯を口に含んで味わったりする。しょっぱい、渋い、たまごスープ味、くらいしか表現方法がないのだけどね。
さて、レジオネラ菌の問題でどこの温泉施設でも過剰に殺菌するようになってきた。これがお湯自体に塩素を投入して殺菌してしまっているのか、それとも洗い場や桶などを塩素で殺菌しているのかわからないが、浴場に入るなり塩素臭い入浴施設がある。自分の家のお風呂でさえ、カビ取りした直後になんか入る気がしないのに、そのニオイこそが清潔にしている証のように堂々と営業されてしまうと、お風呂って何だろうなぁ、と考え込みたくなる。もちろん、清潔は第一なのだが、気持ちもゆったりしたいではないか。塩素くさいお風呂でゆったりできるわけはない。
ところで、塩化物が含まれている温泉って、塩素くさいもんなんでしょうか?そこがイマイチわからないので、過剰殺菌だと突っ込みを入れたくなる入浴施設でも突っ込まれないでいる。塩化物って、塩?塩は塩素臭くないだろうに。
それと、時々わが県には石油のニオイの漂うお風呂があるのだが、私にはこれと檜のカオリの区別がつきません〜。
そもそも、根本的にニオイについてのレポートはやめたほうがいい鼻の持ち主なのかもしれない。


 2月23日(日) 北野天満温泉
我々の史上最大の貧乏に見舞われている今週末。暇があるのに、金がない。とりあえず、ガソリンはカード払いなので、ドライブには行けるだろう、ということになり、とりあえず、長野県境を目指した。長野県境には、以前『みちくさ旅紀行』のいわなさん、やまめさんから教わった滝があるはずである。県道沿いにあるということなので、このうららかな春のような気候であれば、きっと見ることができるはずである。
で、昼ごはんを食べたあとにとろとろと出かけた。
しかし、やっぱり長野県境は春うららか、というわけにはいかなかった。自動車の屋根よりも高く積もった雪が道路の両側を覆っている。さすがに道路はアスファルトが出ていて走りやすかったのだが、気温は私たちの住む場所よりもかなり低かった。
滝はすぐに見つかった。が、これが『みち旅』で紹介されていた滝かはよくわからない。さらに道を進んでみることにした。すると、どうも道は北野天満の湯という温泉施設に向かっているらしい。え、温泉?温泉の手前で、もう一つ滝を発見。氷が周りの岸壁を飾って、なかなか美しい滝である。
しかし、温泉。ここで、Uターンする手があるだろうか。こうなりゃ、月末までのご飯のおかずがなくてもいい。意を決して入ってみると、駐車場で実におおらかなゆきだるまが迎えてくれた。
入ってみて、心底ほっとしたのは、300円というリーズナブルな料金だったこと。温泉はこうでなくっちゃ。
滝あり、温泉ありの、久々の『んがお』ペースの休日となった。
ちなみに、北野天満宮には行きませんでしたぁ。学問には縁がないです(笑)


  
  
『みち旅』で紹介していた滝。かなり水量が少ない。たぶん、名前はありません。写真下方に流れているのが『志久見川』この50メートルほど上流が段瀑になっていたのだが、木立に阻まれて撮影ができなかった。近づくすべもなく、また、夏場は緑で見えなくなる可能性が強い。

    
北野天満宮温泉のやや下流にあった滝。こちらは志久見川の支流の北野川に落ちる滝である。規模としては上の滝より大きい。が、これも、本流の滝ではないので、名前はないと思われる。滝の両側の岩盤につららがいくつもたれていて綺麗だった。

  
こいつが巨大ゆきだるま。わからないだろうが、ゆきだるまの左側の裾のあたりに黒い棒が一本立っている。それが人間である。大きさを想像してほしい。(雪だるまの鼻が子供くらいの大きさってことか)ついでに、写真では表情が分かりづらいが、口はにっこりと開いているのである。天下泰平である。
北野天満温泉 『学問の湯』 データ 長野県下水内郡栄村北野  0269−87−2892  10時半〜19時(夏季20時) 
料金 300円 子供150円  
泉質 ナトリウム塩化物泉 (黄緑色のお湯。無臭、さらりとしている。やや塩味)
風呂の種類 大浴槽、、露天風呂、サウナ  
備品 リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤー
洗い場 カランは7。立って使うシャワーが3。サウナがあるのだが、水風呂がないので、立って使うシャワーがあるらしい。
脱衣室 木枠のみの棚が18。貴重品は100円を入れる貴重品ロッカーがある。100円はあとから戻って来る。
パウダールーム 脱衣室と一緒だが、脱衣に邪魔にならない場所にある。鏡と洗面台、ドライヤーが3つずつ。ただし、ドライヤーは非力。どういうわけか、洗面台が下から水漏れしてしまい、座ってドライヤーをかけたら、ジーンズを濡らすことになってしまった。どの洗面台の下も濡れていたので、設置ミスかもしれない。
んがお印象 駐車場から入ってすぐのゆきだるまがとにかくデカかった。ついでに、そいつの表情がホントーにどうでもいいやぁと力の抜ける顔だった。
気持ちがよくなって、カウンターに行ったら、300円。お湯の内容なんてもうどうでもいい。それだけで気に入ってしまった。
しかし、お風呂の内容もよかった。まず、浴槽が広々している。大きくとった窓からは、多分山並みが見えるのだろうが、この季節は積雪が多くて見えない。お湯ははっきりとうす緑色をしている。300円くらいの施設だと、シャンプーがなかったりするのだが、リンスインシャンプーとボディソープもきっちりついている。しかも、サウナまである。さらにありがたいことに、露天風呂まである。
露天風呂のお湯は内湯ほどにみどりかがってはいずに、少し温度が高くなっている。内湯より深めで、ふちにもたれかかって長湯するのにちょうどいい。
非力ながらドライヤーもついているし、なんとなく、掘り出し物の温泉施設を見つけた気分になった。
リンク 北野天満温泉
交通 国道117号を津南町から長野県に向かって走る。県境を超えてすぐに北野天満宮へ向かう道が左側にある。この道に入り、すぐに橋を渡る。あとはそのまま道なりに進めば、学問の湯に着く。曲がり角ごとに案内があるので、迷わない。

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